岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:Quruwa

こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

桜城橋が前面開通となりました。

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11時30分から一般の通行が可能となったのですが、30分前から多くの市民のかたがあつまり、その瞬間には多くのひとが、この新しくできた橋をそれはそれは楽しそうに歩いていました。

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なんといっても木。

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アップにすると「すのこ」みたいですが、これが前面に張り巡らされているので、かなりいい匂いがします。額田の木材です。

橋は幅19m(実際にみるとかなり広いです)、長さ121,5メートルで、広さが約2,000平方メートルとなっています。「橋」といいましたが、法律上の扱いは「公園」ですので、この上で、立ち止まることも、佇むことも、座ることも、寝転ぶことも、だべることも、大丈夫です。

お子さんに「ここで寝転んでもいいの?」と聞かれたので「どうぞ!」といっておきました。笑



さて、この広い橋、否、公園ですが、今後は飲食店や屋根付きの休憩所が設置されていく予定となっています。先日、優先交渉権者がきまり、そのさいの提案では以下のようなデザインが提案されていました。

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う〜ん。なかなか楽しみですね。

こちらは来年の4月に供用開始の予定となっています。

QURUWAエリアは中央緑道の工事の完成が今年の12月となっており、これで一応の目処がつくことになります。

以前にも指摘させていただきましたが、今回の事業の成否はここから。民間の事業者の投資を呼び込むことです。その指標のひとつとして地価がどう動くかをみていくことです。

まだまだ評価をするには時間が必要ですが、まずはみなさんも変化するこのエリアを体感していただければと思います。


それでは。

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昨日はこちらのシンポジウムへ。
2部構成で1部では現在この界隈で活動している方々の紹介と2部では専門家の方々により発表が行われました。
さまざまな議論があり、具体的な事例から学べることも多かったのですがあらためて考えていかないといけないと思ったのはこちらのこと。
中心市街地をはじめJR岡崎駅周辺でもそうですが、ここ最近の行政によるまちづくりは「稼ぐ」というのがキーワードになっているのですが、これがあまりに一人歩きするとまた違った受け取られ方をするのではないかと危惧するところでもあります。

「稼ぐ」というのは以下のようなストーリーが期待されるからこそ正当化されるものでしかありません。
「トリクルダウン理論」「風が吹けば桶屋」的なお話しに聞こえるかもしれませんが、このストーリーの肝はあたりまえですが投資に見合うリターンが得られるかどうかというところにあります。

乙川で言えば100億円の初期投資をどうトータルで回収するかということになります。

ここがこけると、後ろも全部こけます。といより、投資が投機になり、結局は負債へという話しにもなりかねません。

「稼ぐ」というのは民間事業者さんに稼いでもらうということですが、そうしないと、結局はきれいな道や公園をつくっただけというかつてのハコモノ政策となんらかわりがなくなってしまうからです。

そして、民間事業者さんに「稼い」でもらうための手法が公民連携となるはずです。

餅は餅屋にということで、公共が苦手な部分は民間とともに組んでやっていきましょうという手法です。

稼ぐも公民連携もようは、そこで得たお金を福祉、医療、教育、子育て政策へまわしましょうということです。

税金を徴収して再分配することにはかわりはありませんが、どこからどう取るか、その重きが変化しているのだと考えています。

ということを考えながら拝聴させていただきました。

それでは、また。

「グッとくるわ社会実験」のため康生通りをぶらついてきました。

こちらの実験。

「実験」なる堅苦しいイメージですが、一見すれば、街路にベンチが置いてあったり、キッチンカーが狭小スペースで営業していたり、テントを立て雑貨を売っていたりと、楽しい雰囲気です。

が、実験と題しているからにはなにやらワクワクすることがあるわけなのですが、その内容が頂いたパンフレットに二つ掲げられていました。

ひとつは、道路空間活用。

康生通りは約300mにわたり片側4.5mの歩道があります。実験では、4.5mの内3.0mを歩道として確保することで、残余に、冒頭で書いたような町の雰囲気を構成するベンチや休憩所、売り場が設置されています。

写真でいうと白線より建物側が1.5m。道路側が歩道としての3.5mです。
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道路は「道路法」の縛りにより、大げさにいえば、通過すること以外を禁止しています。

ただ、それじゃーもったいないよねーということで、ここ最近は道路管理者の許可をえることで、幾分かそれをゆるくすることができるもの。

それにより、いままでにない形での雰囲気を構成することを可能にしていました。

ふたつ目は、駐車場活用。

駐車場が少ないと噂される康生界隈ですが、じつは約800台もの駐車場があるとのこと。今回の実験ではこれらを道路利用とうまく組み合わせることで駐車場のあらたな活用方法を検証するそうです。

今回の実験は11月12日から18日まで行われます。

いままでの社会実験とは違い(たぶん)、イベントなどの非日常ではなく、普段使いでどれくらい効果があるのかを検証しようとしているところに、この実験のおもしろさがあると感じます。

そこらへんが見えてくるといいなーと思うのですが、さて結果は…


ただ、なにはともあれ、難しいことは抜きに、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

それでは、また。

仮装しながら岡崎市の中心市街地再整備(Quruwa)について学ぶイベントに参加してきました。
なにより「楽しく学ぶ」がテーマのこの企画。

とても再整備計画を「学び」にいくとは思えない感じの車内です。
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が、始まれば、東岡崎に建設中のペデストリアンデッキの説明には真剣に耳を傾けていました。
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東岡崎から歩いて、旧かわしん跡地へ。

こちらでは、人道橋から中央緑道にかけて行われている再整備について模型での説明を受けました。
スタンプラリーも同時開催でしたので、子どもたちは大はしゃぎ。
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模型を使用した説明をうけ、橋の名前を真剣に考える子どもたち。
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つづく籠田公園の再整備についても模型でのわかりやすい説明がありました。
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そして、最後はりぶらの前でQuruwaの全体像についての説明を。
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全てのポイントで市の職員の方からの丁寧な説明があり、参加者からは「わかりやすかった」との声が聞かれました。

さて、仮装して行列をする。

これを「ふまじめ」と捉える人もいるかもしれません。

ややもすれば、多額の税金を投入したプロジェクトであり、真剣に討論しなければならないと考える方もいらっしゃると思います。

確かに、その通りでなのです。

ただ、それだけでは、おうおうにしてすぐに閉じたコミュニティーとなり議論がタコツボ化してしまいます。

詳しい人、とても関心のある人ばかりが輪になり話し合う。遅れてきたひとはとてもじゃないけど発言ができる雰囲気ではない。と。

それを打破するには、まじめに「ふまじめ」であることが有用です。

ふまじめは、閉じたコミュニティを広げます。間口が広くなり、風通しがよくなります。

「遊んでいたのに、学んだ。」
「学んでいたのに、遊んでた。」

いままで関心が薄かった人へ届けるには、この「ふまじめ」であることが必要そうです。

そう、あらためて思ったイベントでした。

それでは、また。

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