岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:H31年度予算

今日で岡崎市3月定例会が閉会となりました。

議員提出議案3件、議案66件、請願2件、同意4件にたいする採決がおこなわれわたしたちの会派はすべて賛成という立場から表決しました。

過去最高額となった一般予算の規模は1,300億円を超え、特別会計、企業会計を加えた予算規模は2,600億円ほどとなりました。歳入に関しては引き続き安定的な自主財源(68.4%)が確保されています。

歳出では福祉医療政策へ重きが置かれている印象を受けました。福祉では、国による幼保無償化が10月からはじまることに加え、病児保育の設置にむけた予算、産婦健康審査、産後ケア事業、不妊専門相談センターの開設などが予算付けされています。

医療では、市民病院への愛知病院の統合、PET-CTなどの最新機器の導入などが予定されています。

公共投資では引き続き市の南北軸(JR岡崎駅-康生周辺)への集中的な投資、北部では阿知波工業地帯の開発、東部ではアウトレット誘致に伴う都市開発が進められていきます。

水道事業はあらたに管理者を設置。また改正水道法にともなういわゆるコンセッション方式等の導入は当面は検討していないことをなんども答弁されことは印象的でした。

いろいろ言及したいことはありますが、まずは印象的だったことを記しておきます。

それでは、また。

こちらの企画も最終日です。

平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る①
平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る②
平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る③

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

7 将来まで自律した状態が続く都市経営(P.106~110)(PDF形式 5,045キロバイト)
8 その他(P.111~112)(PDF形式 206キロバイト)

まずは7の方から。
こちらは市政だよりの発行が10月より月1回に移行していくことが予定されています。
市政だより
中長期的な事業を調査、準備するための予算も計上されています。ここらへんを詳細に眺めると中期的に市が考えていることが見えてきたりします。
政策企画


つぎに太陽の跡地へコンベンション施設の整備や民間ホテルを誘致するための予算が計上されています。多くの方から意見をいただくことが多く、注目度が高い事業ですね。
コンベンション
8の方からはこちら。現在市役所1Fで石垣市の展示がおこなわれています。
石垣


さて、ということで4回にわたり重点予算をさらっとですが見てきました。

3月定例会では重点事業を含めた予算、条例が審議されていくこととなります。

よりよいものになるようしっかりと調査審議していければと思います。

それでは、また。

昨日に続き第三弾。

平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る①
平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る②

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

5 快適で魅力あるまちづくり(P.69~95)(PDF形式 8,399キロバイト)
6 未来を拓く人を育むまちづくり(P.96~105)(PDF形式 1,829キロバイト)

5の方はいわゆるハード、インフラ整備が中心であり目で見て実感を得やすい事業が並んでいます。

アウトレット誘致が目論まれている地域では、区画整理、市街化編入を進めていくための予算が計上されています。
本宿

また、平成32年病院の開設、またそれに伴う宅地開発が進むJR岡崎駅の西口では駐輪場の再整備、またバスバース等の再整備を進めていくための予算が計上されています。

西口整備
西口車

東岡崎駅は今年度さまざまな事業が完成、供用開始となります。
東岡崎
続いて6へ。

教育や文化的な重点予算が記されているこちらですが、まずはなんといっても小中学校へのエアコン設置。こちらは主に施設維持管理費用が計上されています。

ちなみに設置等の予算約40億は平成30年度の補正予算で計上されています。
エアコン
そして個人的にも注目なのはこちら。うちの息子も大好きな「おさるのジョージ」の原画展を含む企画展業務の予算が計上されています。
ジョージ
ということで、いよいよ次がこの企画の最終回となりそうです。

それでは、また。

昨日に続き第二弾。

平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る①

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

3 自然と調和した環境にやさしいまちづくり(P.55~57)(PDF形式 315キロバイト)
4 賑わいと活力あるまちづくり(P.58~68)(PDF形式 1,463キロバイト)

まずは3の方からは環境美化啓発業務があります。こちらは昨年の7月にも議会で説明があった、路上喫煙禁止エリアを設定するものです。

過去のエントリー↓
岡崎市でもついに、ポイ捨て防止・路上喫煙禁止の取り組みが行われることになりますが、まずは案として
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/27244259.html

こちらの予算が可決され、3月議会に提出されている条例が可決されれば、ポイ捨てゴミを減らすために東岡崎駅と岡崎駅周辺が路上喫煙禁止エリアになることとなります。
環境美化啓発業務〔予算額 16,669千円〕
つづいて4に。

まずは、阿知波地区工業団地造成にむけた大きな動きです。スマートICの設置と同時に工業用地を行き渡すための各種の事業が本格化していくものです。
阿知和地区工業団地造成事業特別会計〔予算額 3,744,472千円〕
つぎにため池の整備のための予算。昨年起きた豪雨でため池の決壊による被害が拡大したことは記憶にあたらしいところです。耐震診断を実施し、優先順位の高いものから補強をしていくための予算が計上されています。

ため池整備業務〔予算額 53,000千円〕
最後は市長が力をいれている観光事業。インバウンドを伸ばすため、あらたにベトナムをターゲットに定め誘致に力をいれていくための予算が計上されています。

外国人観光客誘致業務〔予算額 25,174千円〕

ぜひとも他の部分も見ていただければと思います。

それでは、また。

去年も試みたこの企画。

今年もさくっといってみたいと思います。

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

2 健やかに安心して暮らせるまちづくり(P.39~54)(PDF形式 1,719キロバイト) 
3 自然と調和した環境にやさしいまちづくり(P.55~57)(PDF形式 315キロバイト)

今回の全体的な重点項目の基調としては福祉医療分野へ力点が置かれているようにおもいます。

といいつつまずは、2の方をみていくと、防災防犯の予算が目につきます。継続事業ではありますが、やはり安全安心の確保は自治体が担うべき責務ですので、地味ですがもっとも重要な部分です。

防犯カメラの設置は申請数も多く、本年度は拡充して予算が計上されています。
02-01
河川の改修も豪雨対策としては必須ですね。
河川改修
3へ移りますが、こちらが福祉医療関係の重点項目になっています。

まずは大きな予算がつい妊産婦乳幼児健康審査業務と妊産婦乳幼児指導業務です。
検診


つぎに国策でもある幼児教育保育の無償化です。財源をどうするかについてはいささか疑問もありますが、そうはいっても子育て世代にとりすこしでも生活が楽になることは間違いはありません。
幼児無償化
また待望であった、病児保育の新設が計上されています。病院機関併設型。つまり病院内に保育できる環境を整える方式で整備を進めるための予算です。
病児保育
他にも骨髄ドナー支援業務、予防接種の拡充、地域包括ケアの充実、放課後対策など、新規、拡充を含めた事業がこちらの重点項目に記されています。

ぜひご覧になっていただければと思います。

それでは、また。

全員協議会が開催され岡崎市の平成31年度予算の説明がありました。

平成31年度当初予算の概要
http://www.city.okazaki.lg.jp/class/p023576.html

一般会計の予算規模は1,300億2千万円、前年度比5,3%増となり5年連続で過去最高額を計上されました。一般会計、特別会計(13会計)、企業会計(3会計)をあわせた予算額は約2598億円が計上されています。

3月定例会でより詳細な方針説明はあるとしても、協議会の場において市長は本年度の予算を「夢ある岡崎」となる予算と位置付け、福祉、医療、教育など生活に必要な施策へ一層ちからをいれるとともに、他方で、本年度は将来に向けて岡崎の「顔」となる事業が完成する一年でもあると説明をされました。

具体的には、愛知病院と市立病院の統合による医療の充実、産婦健康診査、産後ケア事業の新設、不妊専門相談センターの設置。幼児教育の無償化、医療機関に併設するかたちでの「病児保育」施設の設置(2019年7月より)、放課後こども教室の全学区での実施、生活困窮者学習支援の拡充、小中学校の全教室へのエアコン設置などが提案されました。

「顔」の部分としては、本年度、東岡崎駅の北東に位置する街区におけるホテル等の施設の完成、ペデストリアンデッキの竣工、徳川家康公像の設置が。岡崎駅周辺においてもペデストリアンデッキの設置の完成が予定されています。

これらは概要の末尾に「市民生活に関わる予算」としてあらためて表にしてあるものです。
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上記の事業を含む79事業が平成31年度重点事項としてあげられています。

また資料「予算の概要」には今回から地域別の事業も掲載されています。

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これを見ると東岡崎駅周辺と岡崎駅周辺へ集中的に公共投資が行われていることがはっきりとわかりますが、他方で、岩津地域や東部地域へは近い将来へ向けての先行投資が、六ツ美、矢作地域では道路などのインフラ整備が、太平地域においては市民にとり必要な公共施設への投資が行われていることがわかります。

執行部の思惑通りに読んでいるかもしれませんが。笑

さて、ということで、ぜひともみなさんでも概要を確認していただければと思います。

明日以降、詳しく事業を見ていければと思います。

それでは、また。

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