岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:2020.06議会

こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

6月定例会が閉会となりました。コロナ対策関連の補正予算が主だつ議案であった今回の議会です。会派としてはどれも反対するものはなく、すべて賛成という立場で表決をしました。

コロナ対策にともなう経済的損失がこれから本格化してくるなかで、単市としてできることはこれからも提案、要求していくとともに、いずれくるとされる第二波、第三波への備えにかんしてもいまのうちからしっかりとやっていくようこれからも求めていきたいと思います。

それでは。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

1日雨模様でいよいよ梅雨入りでしょうか…

さて、コロナ対策により会期を短縮した6月定例会は明日で閉会となります。ただ、国の補正予算などの動きがあり、最終日に約7億円の補正予算が上程されることとなりました。

追加されるのは、ひとり親世帯臨時特別給付金、リアルタイムPCR装置の購入、県の「民間病院経営維持資金貸付金」やタブレットの購入費が主なものです。

ひとり親世帯臨時特別給付金は児童不要手当受給者をおもな対象とし世帯で5万円。第二子以降は3万円が支給されるものです(詳しい制度については調べて頂ければと思います)。

またリアルタイムPCR装置の購入により、岡崎市の保健所における検査数が40人分/日に増強可能となり、第二波、第三波にむけて有効なものとなるはずです。

といった追加補正が上程されるのが明日の本会議となります。

それでは。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

一般質問がなき6月定例会において、文章による質問をすることとなり、会派として以下の質問、回答を得ました。

せっかくなので、ここで報告いたします。

(以前のエントリーの続き)



Q2.第二波、第三波への対策

5月の臨時会では今後の新型コロナウイルス感染症への対策が保健部長より発言がありました。そのさいさまざまな医療資源を活用し「流行状況に応じた医療提供体制の確保」に努めていくとありました。

そこで、伺います。流行 状況に応じた医療提供体制の確保を行うには、流行状況を段階的に評価するた めの指標が必要になると思いますが、本市の流行状況を評価する指標があればお示しください。また、その評価に応じ、どのように医療提供体制の緊急度を 4 あげていくのか、例えばこのような状況であればこれくらいの資源の投入が必 要だというロードマップが必要と思いますが、それがあれば客観的数字ととも にお示しいただければと思います。

A2
新型コロナウイルス感染症の流行状況は新型インフルエンザ等対策特別措 置法に基づく緊急事態宣言に合わせ都道府県単位で評価されるため、現時点で 市独自の流行状況を段階的に評価する指標はありませんが、今後の再流行においては、県が単位人口当たりの患者数やどれくらいの病床を必要とするか等の状況を踏まえ、感染対策のフェーズを変化させると考えられます。

本市においては、国が示した「対策を講じなかった場合」の流行ピーク時における外来を受診する患者数等について計算し、ピーク時の医療需要の目安と して、県と協力しながら、新型コロナウイルス感染症患者に対応する医療提供体制が確保できるよう、関係医療機関や医師会との調整を引き続き行ってまいります。

Q3.義務教育

学校の休業、また再開について広域自治体と基礎自治体においてそれぞれ異 なる判断をするところが散見されました。

そこで、伺います。休業要請があったさい岡崎市としてどのように判断をしたのか。その経緯と理由についてお伺いします。

また、同様に学校再開についての判断の経緯と理由についてお伺い する。

A3
令和2年2月28日(金)に、文部科学省から愛知県教育委員会を通じて、小・ 中学校を3月2日(月)から春休みまで臨時休業とするという旨の要請がありました。
これを受け、本市は3月2日(月)から春休みまでを臨時休業としました。 次に、4月6日(月)に、愛知県教育委員会から4月7日(火)から4月19 日(日)までを臨時休業とするという旨の連絡がありました。

岡崎市教育委員会にその連絡が届いたのは、4月6日(月)の午前10時過ぎ でした。翌日からの臨時休業を子供や保護者に説明するための時間が十分確保できないと考えました。また、翌日には中学校の入学式も予定されていました。 そのため、本市では、4月8日(水)から4月19日(日)までを臨時休業としました。

その後、愛知県教育委員会からは、4月10日(金)に、臨時休業期間について、5月6日(水)まで延長する旨の要請がありました。さらに、4月24日(金) には、5月31日(日)まで臨時休業を延長する旨の要請があり、本市も県の方 針に歩調を合わせ対応してきました。 5月13日(水)に、愛知県教育委員会から、県立学校の学校再開準備期間を 5月18日(月)からの1週間、学校の再開を5月25日(月)からに変更する旨 の連絡がありました。

併せて、市町村立学校においては、各地域の実情を踏ま えて適切に対応する旨の依頼がありました。

そこで、本市では学校再開にあたり、4つのスモールステップを踏んで、子供たちが学校生活を安全で円滑に再開できるようにしました。

具体的には、5 月21日(木)を学校再開日とし、5月26日(火)までは教室に入る人数を10名程度以内、5月27日(水)、5月28日(木)は20名程度以内、5月29日(金)は 全員登校とし、いずれも3時間程度の登校としました。そして、6月1日(月) からは、全員登校、給食あり、通常授業としました。

対応を決めるに当たり、大切にしたことは、子供の健康や安全を守ること、 そして、笑顔で子供を迎え指導に当たることができるよう、教職員への負担が 過度にならないようにすることなどでした。 

Q4 財政

経済活動の悪化が懸念されているなかで、今後、岡崎市の財政も不安定になっていくことが予想されます。また今回の危機はリーマンショック級とも、それ以上とも言われている。

そこで、あのときの危機と比較しつつ、今後、今期、 来期はどのように見通しをつけていくのか。また、当然歳入の減少が見込まれるなか、事業の縮小も視野に入っていると思われるが、そのさいの優先順位を どのように付けていくのか伺いたいと思います。

A4
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が本市財政に与える影響については、 現時点では不透明ですが、過去に類を見ない規模の市税等の大幅な減収は避けられない状況であり、かつ、この状況が長期化することも懸念されています。

新型コロナウイルス感染症による経済への影響は急激な回復が見込まれな いことから、令和2年度予算の執行において、全ての事業について実施前に中 止、規模の縮小及び単年度事業費の縮減等の可能性を検討していきます。

加えて、令和3年度以降の財政計画においても、今まで以上に事業の必要性・緊急 性の精査を行い、事業の優先順位を付けていきます。

このような状況下ですが、引き続き市民生活の安全・安心を守り、持続可能なまちづくりを進めていくために、市税等の一般財源をより効率的・効果的に配分し、安定的な財政運営に努めていきます。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

さて、昨日は各会派が提出した質問事項で重要な部分、みなさんの関心が高そうな場所を箇条書きではありますが記しました。

岡崎市のPCR検査や医療提供体制やその他のこと
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/35269382.html

「で、お前たちの会派は?」

という、当然のご質問に答えようというのが本日の企画となっております。

ということで、質問は5つ投げました(一応、A4一枚ほどという目安があったので…)。

一つ目は、5月臨時会で市長が言及した岡崎市の保健医療体制についてです。あの時、市長は「補助金合戦」に陥ることなく、まずは市民の生活の基盤であり、経済再興のための礎となる保健医療体制に力を入れこの間市政を推し進めてきたと発言しました。私たちとしては、そうであればいいと思い、そうである根拠を知りたいと考え以下の質問をしました。
Q1 保健医療体制 5月臨時会では市長より本市のメリットとして直営の保健所、消防体制、感 染症指定医療機関が協力して対策をしていることをあげ、「岡崎市の持つ保険医療の基礎体力は、非常に強いものがある」と言及されました。

その通りであればいいと思うところです。

そこで伺います。

保健所、消防体制、感染症指定 医療機関、それぞれの基礎体力が非常に強いとされる客観的な根拠(保健所については理解するところですが、病院についてはどうか)についてお示しください。特に、同条件の保健医療体制を持つ同規模自治体と比較しての数字、スキームと比較しつつお示しいただきたいと思います。
で、回答はこうでした。
A1
感染症病床を有する県内公立病院の4病院と比較して、2次医療圏における感染症病床1床あたりの人口は2番目に少なく受け入れやすい体制となっています。

また、本市が保健所を設置しているため、保健所と病院は良好な協力関係のもと診療を行うことができました。患者の搬送体制においては、2月中旬に開院前の藤田医科大学岡崎医療センターで新型コロナウイルス感染症患者(クルーズ船乗客乗員)を受け入れた際に、救急隊員を8人3班の計24人及び救急車2台を常駐し対応しましたが、市内の救急隊出場に影響を与えることはありませんでした。

救急隊員には感染症対策に関する教育を十分に行い、感染者を出すことなく 二次感染防止の対策が図れていました。 日頃から保健所と連携を行い、感染症患者搬送資機材を使用した訓練等によって情報共有がされており、感染症への対応体制が確立していました。

近隣都市と比較しても感染防止資機材の備蓄ができていました。 なお、各消防本部の感染患者搬送ユニット保有数は、岡崎市は4セット保有しており、豊田市14セット、衣浦東部広域連合、西尾市及び幸田町は0セットと聞いています。
定量的なことではなく、定性的な話しが多いのが気になりますが、なんでも数字化できるものではないので、仕方ないですね。

ということで、あと4つほどありますが、今日はここまでとします。

それでは。



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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

本日より岡崎市の6月定例会が開会となりました。

今回の議会は一般質問なる議員が理事者側にあれやこれやと政策を問い質す機会がコロナ対策のためありません。その変わり、というのもあれですが、事前に各会派が質問を文章で投げ、それに文章で返すという方式が取られています。

で、その応答が本日ありました。また加えて、市長などの提案説明も議会冒頭におこなわれ、それらから岡崎市のコロナ対策がどういうものだったのか、またどうしていくのかなどが返答があったのでここにざっと記していこうかと思っています。

◻︎PCR検査の実績と今後
・PCR検査は現状16人分(32検体)/日の検査が可能→今後は32人分(64検体)/日の検査体制の構築を目指す
・抗原検査も取り入れるが確度が低いのでPCR検査と併用していく
・唾液によるPCR検査は国承認がおり次第、岡崎市でも取り入れていく
・ドライブスルー方式の検査センターはメリットがあるので、帰国者・接触者外来の対応能力向上策の一つとして取り入れていく

◻︎医療提供体制
・5/19日現在の市民病院の備蓄。防護具としてガウン6,000着。レインコート2,500枚。医療用サージカルマスク220,000枚、N95マスク1,000枚。同日の愛知病院はガウン2,200着、レインコート2,500枚、医療用サージカルマスク38,000枚、N95が2,300枚。
・医療提供体制の整備主体は主に県であることから、岡崎市としては防護具等の備蓄の強化と、その他の疾患による患者への医療体制を守ることに主眼
・藤田医科大学病院との連携によりさまざまな見えない効果(対策の情報、各主体との連携など)がある

◻︎緊急事態宣言による社会的の影響
・DVの3月-4月の2ヶ月間の相談は78件で前年の同期比40%減少。
・刑法犯認知件数3月176件(前年同月154件)、4月118件(前年同月175件)で、緊急事態宣言下では減少傾向
・児童虐待通告件数の3月、4月の2ヶ月間は速報値であるが、前年度比10%の増加。ただ、通告件数が年々増加しているため、コロナの影響かどうかは今後検証が必要
・生活保護申請については4月が54件(前年同月比24件増)。コロナの影響による離職または減収を理由としたものは17件

ということで、他にもいろいろと数字なりが出てきていますが、今日のところはこれくらいにします。



それでは。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

岡崎市の6月定例会の予定と議案が本日付で発表となりました。

令和2年6月岡崎市議会定例会 提出議案概要
https://www.city.okazaki.lg.jp/houdou/p026374_d/fil/20200520001.pdf

議案としては、豊富保育園の園舎改修工事の契約、消防関係の物品の購入、小学校へ校内ネットワークを整備するための契約などが主だったもの。

また、補正予算としては、医療従事者への応援負担金や岡崎公園前駅のバリアフリー化のための予算、タブレット端末の整備のための予算などが上程されています。

6月定例会はコロナ対策で3密をなるべく避けるため、一般質問をとりやめ、普段より短い会期になります。

一般質問への準備がないため、いつも以上に議案審議に集中しじっくりと取り組んでいければとおもっています。

それでは。

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