岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:議会改革

こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

新年はじめての公務である議会広報委員会が開催されました。

今回の主な議題は2つ。

ひとつは、2月に発行が予定されている議会広報誌である「議会だより」の表紙写真の決定。ふたつ目は、これも2月後半に開催予定の大学生との意見交換会における議会発表の内容です。

前者の議会広報誌は現在、議員が撮影、そのなかから委員会で選定する方式が取られています。

以前までは、事務局が撮影したものを採用していたのですが、ただでさえ敬遠される議会広報誌(たぶん…)を手にとってもらうにはせめて表紙のインパクトが必要ではないかという前の委員長の思いもあり、現行の方式へ変更されました。

それ以来、表紙は全面写真、かつ人の顔がなるべく写っているものを選び、発行しています。

「議会だより」のバックナンバーはこちら↓
https://www.city.okazaki.lg.jp/shigikai/735/p010377.html

さて、そんななか、今回採用された表紙写真は元旦におこなわれた「新年交礼会」の一コマに。

ぜひ、お手元に届いた際は表紙を眺めていただきたいと思います!


また後者の意見交換会の議会発表は、テーマにあわせ担当する委員会の委員長が大学生の前でプレゼンするものです。

期日が迫るなかでの作成ではありますが、今日の委員会では活発な意見交換がおこなわれ、今後さらにブラシュアップが見込めそうな展開です。

ともあれ、議会広報委員会として今年一年、しっかりと活動しつつ、少しでも市民のみなさんにとり身近な議会、開かれた議会として感じていただける一助になるよう精進していく所存です。

それでは。

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先日、所属する議会広報委員会が開催され、いくつかのことが決定しました。
ブログ用のコピー
まずは、8月1日に発行となる「議会だより」の大枠が決定しました。一応ですが、「議会だより」とは定例会でおこなわれた一般質問の内容、議案審議のハイライト、各会派の賛否、議会の動きなどを網羅的に盛り込んだもので、各定例会の2ヶ月後に発行、配布される冊子のことです。発行部数は約17万部で全戸に配布されます。今回、決定した次回号は6月定例会の内容を盛り込んだものとなります。

議会の動きを定期的に市民のみなさまへお伝えする唯一の媒体がこの議会報ですが、昨年度あたりから冊子のデザインを含めた全体的な見直しをすすめてきています(この流れは議会基本条例を定めるための議論のころから来ています)。

表紙写真の見直しから、題字を含めたフォントの検討、読みやすくするための行間の再考など、いままでの良くも悪くも硬いイメージのものから、読みやすく、手にとってもらいやすいものへと脱却を図ろうとしています。

さらに、先月号からは、表紙写真を委員会所属の議員が撮影、委員会での選定というプロセスの試運転をおこなうとともに、加藤委員長の強いおもいから、人物写真を前面に配すデザインへを採用することとなり、より親しみやすいものになったとおもいます。

加えて、次回号からは、一般質問の欄も変更が加えられます。欄の執筆にかんし、いままで以上に議員個人の関与を強め、議員自らが執筆、編集をおこなうことで、執行部側の答弁を引き出し記す形式に変化はなくとも、手触りがおおきく異なるものになっているはずです。

ぜひ、配布されたさいは、手にとり、その違いを体感していただきたいとおもいます。

バックナンバーはこちら。


つぎに、常任委員会のネット録画中継が開始されます。

こちらは昨年のICT検討部会のながれを受け、議会広報委員会が所管しているものです。いままでは本会議場での録画中継しかありませんでしたが、6月定例会からは4つある常任委員会の模様をネットを介し視聴が可能となりました。

配信動画は定点カメラによる撮影であり、一見、カメラワークなき凡庸な画像が流れているだけに見えますが、これは一方で、市民にとり本格的な議事録の公表まえにいち早く議案の審議や各議員、各会派の発言内容を知ることができるとともに、他方で、議員や執行部にとり、いままで以上に衆人環視の環境下におかれることで、より緊張感のある議論や発言が期待されるものです

7月中には順次アップされる予定ですので、またそのさいはこちらで報告させていただきたいとおもいます。

上記2点もいまだ試験段階のものでもあり、今後アップデートが必要なことは間違いありませんが、それでも、すこしでも開かれた議会となり、市民のみなさまに信頼される議会となるよう微力ながら尽力していきたいとおもいます。


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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

今日は6月定例会の一般質問の通告日、そして、登壇順位の抽選がおこなわれました。

さて、その話題はまた後日ということで、本日の本題は、そう、岡崎市議会に「キッズページ」が掲載される運びとなりました。
岡崎市議会キッズページ | 岡崎市議会ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/shigikai/736/p023233.html
キッズページは議会を子どもたちにわかりやすく説明するためのページです。

で、論より証拠。

トップページはこんな感じからスタートします。
スクリーンショット 2019-05-24 18.31.44
市議会は「多くの市民が集まって話し会うのが大変」だから、「市民の中から代表者を選び、話し合って決める」ことにしたものであり、代表者の「集まりが岡崎市議会」という説明がされています。

なんだかわかりやすいぞ。笑

市議会についてはこんなふうに記述されています。
スクリーンショット 2019-05-24 18.34.08
そう、意外と大人でも知らないことが書かれているので、
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と、チコちゃんに怒られる前にぜひ、チェックしてほしいのですが、このページの最後にはクイズコーナーが設置されています。
岡崎市議会クイズページ | 岡崎市議会ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/shigikai/736/p023292.html
一応、キッズページを眺めたら答えられる内容になっているのですが、ぜひひきなりクイズに取り掛かってみるのをおすすめします。

というのも、いきなりやってみると意外と難しいからです…

クイズはこんな感じです。

Q1は「岡崎市議会には議員が何人いる?」
Q2は「市議会議員には何歳からなれる?」

など6つの問いが用意されており、それぞれ4択になっていますが、どうでしょうか。

Q2なんかは中学生のときになんだかよくわからないけど暗記させられた宿題を思い出しますね。被選挙権は各議員で異なることをいいことに、地方自治体の議員の被選挙権は何歳で、市長は何歳。衆議院は何歳で、参議院は何歳、という例のやつです。

最悪でした。笑

なんにしても、せっかく用意したものも見られなくては意味がありませんので、すこしでも多くのかたに、そして、子どもたちに利用してもらえるよう微力ながら発信していきたいと思います。

それでは、また。



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今日は議会広報委員会でお隣の安城市議会さんの取組を視察してきました。
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定例会毎に発行している議会の広報がどの自治体にもあります。

安城市さんではその表紙を安城市内の高校と連携して作成しています。
スクリーンショット 2019-05-23 20.33.33
こうすることで、少しでも手にとって貰う機会を増やすとともに、高校生にも議会へ興味を持っていただく一助になることを期待しているとのことでした。

素晴らしい取り組みだと思います。



岡崎市でも今月号から議会広報委員会所属の議員が各地で写真を撮影し、それを表紙にするスタイルへと変更がされました。
スクリーンショット 2019-05-23 20.37.01
この取り組みを手始めに、議会報に関していえば中身についても議会広報委員会で編集作業を進めることがこの6月定例会からスタートします。

他にも、常任委員会のネットによる中継、大学生との意見交換会の開催など、開かれた議会にしていくための取り組みが今期も行われていくことになります。

なにはともあれ、情報過多の時代において、少しくらいの努力でみなさんに興味を抱いていただくことは難しいとわけですが、安城市議会さんの取り組みのように一人でも多くの方に当事者意識を持っていただける広報を展開していくことが必要ですね。

そのような視点から今後も活動していきたいと思います。

それでは、また。


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2019-05-16 11.34.44
こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

昨日、今日と所属する議会広報委員会で視察にいってきました。

お題は、そう、議会改革の取組みについてです。

1日目は松坂市議会さんを。
2日目は加賀市議会さんを。
両市議会を通じて言えることは、(表面的にであれ?!)各議員が一丸となり、推進している体制であり、加えて、トライアンドエラーを繰り返しつつ、とりあえずやってみて、都度アジャストを繰り返していく行動力の高さです(たぶん)。

ただ、その根底には強い危機意識があるはずです。

町にとりなぜ議会が必要なのか。大げさにいえばそういうことだと思うのですが、その声に敏感に応答していかなければダメだという危機意識が両議会からの方々から強く感じました。

議会改革の目的はどうしたら町をよくしていくことが出来るかに尽きます。

そこを忘れることなく、学んだことを岡崎市にも取り入れていければと思います。

お忙しい中視察を快く受け入れてくれた市議会のみなさま、職員のみなさまにあらためて感謝いたします。

ありがとうございました。


北陸新幹線の延伸に伴う経済効果が期待される加賀市さんですが、いわゆる「のぞみ」的な存在の新幹線が加賀市に停まるか、お隣の小松市に停まるかで綱引きが行われている模様。

その誘致合戦のため加賀市さんが作成したPR動画が秀逸でしたので、ご紹介しておきます。
自治体作成の動画にしては恐ろしいほどの再生回数ですね。


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各派代表者会議にて、ICT検討部会の最終報告が提示されました。

部会が協議した内容は2点。

「業務の効率化」と「議会の見える化」です。

業務の効率化は内部の話しであり割愛しますが、議会と市民の関係において大切なのは後者の「見える化」です。

今回は、

①議場の傍聴席にモニターを設置すること
②委員会を原則インターネット中継すること

が報告され、具体的に進めていくことが決定しました。

今後は、設置のための予算の確保と、ネット中継については議会広報委員会にて試行的な運用や中継方法を検討していくこととなります。

この決定は動画配信のコストが急速に低下しているなかで、妥当であることは間違いありません。

イニシャルコストは一時期と比べるとはるかに低下しています。ランニングは言わずもがなです(事務局さんの負担は増すとは思いますが…)。

ただ、容易に推察できることとして、委員会中継を動画配信したところで、視聴者は限られます。

議会や委員会でのやり取りは、一義的には外部に「見せる」ことを目的としたものではなく、ましてや、視聴者を稼ぐためのコンテンツを練るわけではないので、動画として「つまらない」のは仕方ありません。

それでも間違いなく導入には効果があります。

ひとつは、議会も執行部も常に見られる可能性を内面化することで、いい緊張感が生まれることです。

誰しも「衆人監視」のもとで言葉を紡ぐのは、いつも以上にプレッシャーを感るはずです。そして、衆目を集める環境は生身の人が周りを取り囲む必要はなく、その気配を感じるだけでも十分にことは足りるののです。

SNSはその最たる例ですね。

もうひとつは、議事録では表現が困難な事柄、情報を事後に検証可能にすることです。

文字だけではない、表情、仕草、議会の空気、そのようなものは議事録には記載されません。それも、画像であれば可能となります。

もちろん、これら2つは直接にわたしたちの生活に寄与するものではありません。

それでも、そのような環境をつくり、それを有権者のみなさんが、いつでも、気になったときに振り返ることができる状態は、議論により緊張感を与え、それがひいてはわたしたちの生活にも寄与するものです。

だからこそ、「見える化」は議会において重要なことです。


今後は会議体に議題を移し、進められていくこととなります。

また報告しますね。

それでは、また。

今日は意見交換部会が行われました。
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本日の議題は先日開催した大学生との議会交換会の取りまとめ等について。

意見交換会の模様はこちら↓
岡崎市議会と大学生との意見交換会 -岡崎女子大学、女子短期大学の学生さんと意見交換をしてきました!-
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/28861264.html

頂いたアンケートを見ると、

「今後も続けてほしい」
「学生の率直な意見を聞けてよかった」
「議員の方と率直な意見交換をできてよかった」

など、概ね好意的で前向きな意見をいただけたのではないかと感じるものです。

これは嬉しい反応です。

正直、開催前は

「これで議論が盛り上がらなかったらどうしようか」
「沈黙のまま何分間かすぎたらやばいな…」

と一人思っていたのですが、これを見れば所詮取り越し苦労でしかありませんでした。


さて、今後部会としては、アンケートの取りまとめ、議長への提言のまとめ、そして今後に向けての開催要綱の作成を持って散会となります。

が、意見交換会は議会として継続する事業です。

そう、大げさな物言いが許されるのなら、市民に身近に感じてもらえる議会を目指し展開していくこととなります。

引き続き、ここでも報告していきたいと思います。

それでは、また

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議会と岡崎女子大学・岡崎女子短期大学の保育を学ぶ学生で意見交換会を開催しました。

過去のエントリーで記載したこちらの企画が本日おこなわれたのです。


↓過去のエントリー
岡崎市議会が大学生との意見交換会を10月におこないます!!


学生さんはもちろんのこと、議員、学長、大学関係者、報道機関など、多くの方の参加を得て滞りなく会を進めることができました。

そもそもこの企画。

議会改革の一環として2つの目的を持ち意見交換会を準備するための部会が立ち上がりました。

1つは若者との接点をつくること。もう1つは意見を交換し当局への提言を作成すること、です。

そして、この2つを達成するために岡崎市が抱える保育の課題を参加者で共有。

その後は「保育環境と働き方」をテーマに議員と学生でワークショップを実施しました。

グループは3つ、課題は3つ、時間は1時間1本勝負。

見渡せば、緊張する大学生と、それ以上に緊張する市議会議員。笑

開始早々、女子学生の率直で素朴な意見の開陳を皮切りに、ときに耳を傾け、ときに疑問を投げ返しながら応答する議員グループとのやりとりで議論は深まり、どのグループも延長戦が必要なほどに盛り上がりました。

で、それぞれのグループはこんな感じで意見をまとめていきました。

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終了後は、各グループリーダーからテーマ毎に提言がされました。

このような流れで、会は概ね滞りなく終わり、一安心といったところです。

終わった今、なにより、学生のみなさん。本当にお疲れ様でした。

ワークショップの最中、スーツ姿の人々に囲まれ、異様な雰囲気だったとは思いますが、臆せず意見を述べるその姿はとても頼もしいものでした。

提言は部会としてまとめ、議長へと提出する流れです。みなさんの思いをしっかりと伝えられるよう、部会員の一人として微力ながら尽力できればと思います。

また、意見交換会自体も、これ限りではなく、新設される「議会広報特別委員会」の所管となり、他の大学と調整をさせていただきながら、継続していくことが決定しています。

ここからは2年3本勝負になりそうです。

 …うん?!

それでは、また。

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「全国地方議会サミット2018 議会のチカラで日本創生」の2日目に参加してきました。

全国の先進議会で進められている事例発表や、米国議会の立法過程についての講義に、3名の女性議長が登壇しての多様性にかんするシンポジウムに、北川元三重県知事による総括と朝から内容目白押しの内容でした。

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なかなか内容を一言であらわすのは難しいのですが、今回のサミットを貫いていた大きなテーマは「住民自治の充実させ、住民福祉を向上させる」ために「議会のチカラ」を議会改革により向上させる、であったと思います(たぶんですが…)。

議会のチカラ、議会改革を進めるのがなぜ住民福祉に繋がるのかは、少し説明が必要です。

すこしだけ過去をふりかえると、2000年に施行された地方分権一括法により、分権化がすすめられました。分権化とは言葉を変えれば自治体の権限が増加することですが、他方で、かつてなら中央が決定したことを粛々と遂行していればよかったところを、それにより自らの力で答えを出していかなければならないこととなりました。

ということで、自治体職員をはじめとした執行部の能力向上はもちろんのこと、自治体の一翼を担う地方議会もまた分権化時代に見合った役割、能力を身につけることが叫ばれるようになったというわけです。

そして、その能力といえば、議会の監視機能はもちろんのこと、政策を策定する能力であり、市民の声を吸収する能力や、それに加え、条例制定能力であるとされたのです。

ただ、その時点で議会にその機能は実装されていませんでした。

というのも、戦前からつづく(戦後の切断は中央ほどには地域に及ばなかったという考えを取れば)地方議会、またその構成員である地方議員の役割は、単純化すれば、地元名士による名誉職の寄合いといった体のものであり、激しい政治闘争はあれども、それは高度経済成長を背景にした増大する再分配をめぐる闘争(これはこれで大変だったとは思いますが)でしかなかったからです。

ポスト分権化の議会は、そのような名望家集団の議会から脱却をはかり、さきの能力を議会、議員に実装させることで、自治体全体のパワーアップを企図する。そしてそれは「住民福祉の向上」に繋がる、そう目標が立てられたのです。

他方で、上記のような統治機構内部の変化だけではなく、社会的な構造が変化したことがあげられます。

戦後経済成長を遂げることにより社会構造に変化がおこり、端的に言えば社会は多様化と個人化へとすすむことになりました。

これは核家族化にともなう地縁組織の空洞化、また就業形態の変化などに起因するものですが、それによりかつて「名望家政治」で機能していた、家を代表する家父長→その集合体である町内組織→それを束ねる名望家(議員)という図式による意見集約が機能不全になることを意味していました。

そしてこれが地方議会、地方議員の不要論が住民に蔓延することに繋がりました(これもたぶんです)。

社会の構造が変化しているにもかかわらず、地方議員はあいもかわらず家父長制が機能していた時代の意見集約機能だけを行なっていたために、そこから漏れるひとが多数いるにもかかわらず、結果的に多くの住民にとり住民と議会の接点が失われていったからです。

議会改革において重要とされる中のひとつに、いかに「開かれた議会」にするかがあります。具体的には、議会が出張しての住民対話集会や議会会報誌とネットを連携したメディアミクスなどですが、これは煎じ詰めれば、議会と住民、議員と住民の失われた接点をいかに再構築するかに主眼がおかれているのです。

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とながなが書いて来ましたが、要は議会が果たすべき機能を今の時代にあったものにいかにアップデートするか、作り変えるか。それを大げさに「議会改革」と呼んでいるのだと思います。

本日のサミットではその線に沿った、多くの先進的な取り組みの発表を聴くことができました。

会津若松市議会のマニフェスト型議長選挙、あきる野市議会のフリーペーパー型にデザインされた議会広報誌、犬山市議会の議員間対話をつうじての意見集約、可児市議会の常任委員会の委員長による当局への代表質問などです。

どれも素晴らしい取組みであり、岡崎市議会でも参考になるものがたくさんありました。が、もっとも大切なことは、「住民福祉の向上」をいかにあげることができるかなはずです。

そしてそのために時代にあった議会の体制を築き上げることではないでしょうか(本日のサミットもそういう話しでした)。

今後とも、その一助を担うことができるよう微力ですが尽力していければと思います。

 

それでは、また。

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