岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:視察

こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

経済建設委員会として静岡市の街路空間の利活用の取り組みについて視察へいってきました。

静岡市の中心市街地では道や公園をどんどん利用してもらい街を盛り上げていく取り組みがおこなわれています。

そこで視察へ。

ひとつは、駿府城のお堀にデッキを築き、カフェを設置、人が歩き、立ち止まりぶらぶらできる場所を拵えていました。

完成予想図はこちら。

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完成予想図を掲げつつ、担当課の方から説明をいただきました。

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聞き入る。

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こちらを振り向くと人々が多く歩いていました。

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二つ目は、市役所から南へと伸びる道と緑地の利活用です。概念図はこちら。

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江戸時代の区画がそのまま残る碁盤の目の町割に戦争復興で拡張された36mの南北の道、緑地です。ここをどう利活用していくかがいま静岡市が取り組んでいるところです。ここでの中心は組織、制度、などのソフトのややこしい話しなので割愛します。

南から北をきるとこんな感じ。

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北から南を見るとこういう風景です。

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南の端は水辺空間。ここはかつて江戸時代には寺町であったとのこと。いまは鳩と噴水がある場所に。なんとなくそういうことなんだと思った次第です。

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こういった場所でした。

中心市街地をどう利活用していくかは岡崎市もQuruwaと称し展開している課題です。イベントだけではなく、日常的に利用される場所にどうしたら出来るのかに「これだ」という絶対的な処方箋はありません。

ただ、地道にその場所の歴史や文脈を読みこみつつ展開をしていくことが遠いようで近い気がするもの。そういう視点を再認識できたことが今回の視察で学べたことでした。

最後になりますが、担当していただいた当局のみなさまには感謝いたします。ありがとうございました。


それでは。

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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

視察最終日は広島市の総合福祉センターについてです。このセンターの機能は大雑把にいえば、各行政区に存在する福祉センターの元締めでありつつ、広島駅前徒歩5分なる好立地に位置に各団体の活動拠点、活動施設を完備しているところです。

なんといっても目を引いたのはこの好立地です。

広島といえば中国地方最大の都市で、人口120万人を抱える政令指定都市です。その中心地のひとつである広島駅は新幹線はもちろんのこと、在来線、路面電車、バス、タクシーなどあらゆる公共交通が乗り入れる利便性の高い場所です。その駅前で戦後以来の再開発で建設された52階建のビルのツーフロアーを市が約15億円ほどで購入。5億円ほどかけて改修し、この総合福祉センターとして活用されていました。

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岡崎市では現在、福祉関係の窓口を含めた再編が進められています。そのなかで、現在の福祉会館が抱えている機能の一部を美合にある勤労センターへ移設するという案が進行しています。

ここに関しては、残念ながら立地が優れているとはお世辞にもいえそうにありません。

もちろん、さまざまな要因が複雑に絡むなかでの現行の案ですので、軽々にいうことは難しいところもありますが、少なくとも、好立地で利便性が高いことが誰にとっても易しいことはいうまでもありません。

福祉センターの機能はもちろん大切ですが、今回は場所をどこにするかが大変目を引く視察となりました。

最後になりますが、視察を受け入れてくださった担当課の方々にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

それでは。

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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

会派で京都市の「放課後まなび教室」の事業を視察してきました。

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この事業はその名の通り、小学生の放課後に学習を支援する取り組みです。いわゆる「学童保育」とは違い、「自主的な学びの場」と「安心安全な場」を目指し、学校の空き教室を活用することで
、希望するすべての子どもたちが無料で通える場となっています。

事業は学校単位でおこなわれており、最低でも週に3日以上。運営主体は学校単位で組織されている実行委員会で、そのメンバーには町内会の代表者やPTAなどが加わり、各小学校区で独自の取り組みがおこなわれているとのこと。


さて、こう書くととても有意義な事業であり、事業それ自体はそれほど難しくないもののように感じます。

すぐにでも岡崎市で取り入れるべき!

と思うのですが、すれでもいくつかの(おおきな)壁が予想されます。

1.空き教室の利用は教育委員会が所管
2.結局、教員の事務量が増える…
3.担い手の固定化、高齢化

といったあたりです。

まず、空き教室はただでさえ空いていないという問題もあるのですが、例え適当な教室があっても、そこには教育委員会が所管するものであり、なかなか難しい問題が予想されます。さらに、教員の事務量が増加することも予想され、一層の抵抗が…

京都市ではどうしてきたかといえば、ひとつは政治判断です。

市長の肝いりであったこの事業は、当初は教育委員会が事業を所管していたとのことですが、それでも幾度も校長会や会議の場で関係者を口説き、理解を得るとともに、退職した校長先生を非常勤として再雇用し、円滑な運営の補助にあたってもらう組織再編をおこなわれたとのこと。

その次に、やはり京都市独特の市民が学校をつくってきたという風土に根差した事業であったこと。市民が積極的に学校へ関与する、子どもたちに関わるという意識がもともとあり、この事業はそれとうまく馴染むものであったことが要因としてあげられます。


岡崎市でこれに取り組むには政治判断が欠かせないものではありますが、それでも、子どもたちのことを思えば、この事業はかなり有意義なものであることは間違いないので、今後、わたしたちとしては強く実施の実現にむけ、提案をしていければと思うところです。

快く視察を受け入れてくださった担当課の方々へあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

それでは。

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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

2日目は飛騨市で株式会社「飛騨の森でクマは踊る(通称ヒダクマ)」を視察させていただきました。


こちらの会社の事業内容を説明するのが難しいのですが、主には林業の収益化を目指す公益性の高い事業を展開する会社です。

ここでは木材加工、カフェ、宿泊業を営みつつ、山主や林業関係者、地元民はもちろんのこと、デザイナーや建築家、海外からも学生やアーティストを集め、内外の人材を多様に組み合わせることで、様々な展開が起きている場所になっているとのこと。

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カフェでは製材加工をするための機器や、プリンターなどアイデアをすぐに具現化できる機材が豊富に取り揃えられてられるのも特徴的でした。

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お話しをききつつ「あ〜この会社に集う人々は山伏の現代版だな」と勝手に思っていたのですが、そういうことだと思います。笑

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岡崎市はこの株式会社の出資者のひとつである株式会社「トビムシ」に調査を委託しており、今後、地域商社の立ち上げが期待されています。 額田を中心に展開があるはずですが、こちらの今後の展開を考える上でも、視察内容は示唆に富むものでした。

最後になりますが、視察を受け入れてくださった担当者の方々にあらためて感謝いたします。

ありがとうございました。


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岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

都市経営の効率化や市民の足の確保などなど、少子高齢社会である現状において、目指すべき都市像として「団子と串」があります。

中心市街地や交通結節点の周囲を人やモノが行き交う場所(「団子」)として面的に活用しつつ、そのいくつかの場所を公共交通網を「串」のように刺していくようなイメージからこう呼ばれています。

その先進事例としてよく取り上げられるのが富山県富山市で、今回、常任委員会で再度視察へいってきました。

過去の視察↓
富山市の公共交通政策を視察してきました -視察1日目-
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/32771010.html


前回は富山市の象徴的な事例であるいわゆる路面電車に目がいきがちでしたが、今回あらためてお話しを伺うと、中心市街地以外の路面電車以外も、広大な市域にさまざまな公共交通網を張り巡らすことにご尽力されていることに気づかされました。

また、コンパクトシティと聞くと、どうも中心市街地以外は切り捨てることになるのではないかとの誤解を生むこともありますが、そういうことでなく、緩やかに誘導していくということであると付け加えておきたいと思います。

都市計画はどうしても時間がかかるものです。

その地域の資源を有効に活用しながらも、今後予想される課題にたいし早めの対策をとっていくことが重要です。

岡崎市でもそういった視点から都市を描けるようにこれからも微力ながら尽力していければと思います。

視察を受け入れてくださった担当課のかたがたへあらためて感謝いたします。

ありがとうございました。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

視察の2日目は東京国際フォーラムでおこなわれた「農業参入フェア2019」に参加してきました。

農水省の主催ということで会場には県の農政関係のブースが並び、その隣では講演会場が設けられ、ゲストスピーカー的な立場には「里山資本主義」の著書で有名な藻谷浩介氏が話をされていました。

新規就農をどうするかなどがさかんに市政でも議論されており、土地を守るという側面からも重要なことですが、今日の話を拝聴することで、農業が置かれている状況をビジネスという側面からクールに見ることが出来たのは収穫でした。

決して大きくない市場規模、今後それほど増加が見込めない内需、その一方で、野菜等の市場規模の拡大や農地法の改正による企業の参入の増加などなど。

国の動向や市場の動向を掴むことで、より立体的にこの分野のことを考えていくことができそうです。

ということで、視察の報告でした。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

東京都江戸川区子ども科学館の視察へ行ってきました。

最近では幼児期から子ども時代における教育の有用性がさまざまなところで叫ばれている、その一方で、親の所得階層の違いにおける子どもの教育機会の多寡に明確な差異が生まれることが指摘されており、公共がどこまでそこへ介入するかは大切な課題のひとつです。

それを考えるうえで参考になりそうなのが、視察させていただいた「江戸川区子ども科学館」になります。
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「子ども科学館」は江戸川沿いに位置する二階建ての建物で一階には図書館が配置されている施設です。ここの特徴的な取り組みは、2階でおこなわれている「アカデミー」と呼ばれる催しとなります。

これは小学生を対象に科学的な科目を中心として、大学教授などの有識者を講師に招き、年数回から10回以上にわたるゼミ形式の講座が行われています。例えば「生物部」と呼ばれるゼミでは、江戸川沿いの動植物や、湿地帯のフィールドワークを通じて、江戸川の自然を詳しく知ることができます。そのほかにも、「クマムシ」ん不思議を探求する講座、飛行機がなざ飛ぶのかを考える講座、そのほかにも哲学講座などが開催されています。

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「科学館」という名前だと、どうしても展示物や体験コーナーが設置されているハードの部分を想像してしまいがちですが、こちらはそういうものは気持ちがいいほどなにもなく、ただいくつかの部屋があるのみです。それでもソフトの部分。定期的な講座はそれに勝るとも劣らず、子ども達にとり有益な教育の機会を提供しているはずです。

そして、子どものころの教育の機会をいかに打ち手多く提供していくのかを考えるさい、この方式は大変に参考になります。無用なハコモノをつくる必要はなく、例えば廃校などを活用しても十分にこの講座を開講することができます。

少し便はわるいかもしれませんが、廃校などを利用すれば、定期的に子どもとその親が訪れることとなります。また、講座の運用にはボランティアが重要といわれていました。そういう人材も入れ替わり立ち代わりそこを訪れることになれば、コミュニティの創出にもなりそうです。

そんなヒントを頂けた視察となりました。

最後に視察を快く受け入れてくださった担当者の方々にあらためてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

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愛知県でも有数の外国人集住地区である豊田市の保見団地へ視察にいってきました。



周知のとおり、先月からこの地区では連続放火事件が発生しておりいくつかの媒体で報じられました。残念ながら、現在のところ犯人の確保には至っておらず、一刻も早い犯人の特定、逮捕がのぞまれています。

連続放火は主に不法投棄されたゴミに火を放ったものででした。視察のさいはまだ事件の生々しい傷跡がいたるところに残る状況でした。
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他方で、この放火の背景としてごみの放置問題が指摘されました。

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今日は、放火事件発生後、自治会の役員をはじめとした住民や自治体職員で清掃をしたあとでしたが、それでも団地の共用部分を中心に、吸い殻やカップラーメンの容器からマットレスやテレビ、洗濯機などが捨てられ、放置されているところが散見されました。

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また、団地の一部の壁にはだれがかいたものなのかいくつかの落書きを容易にみることができます。

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保見団地は、こちらによると保見団地は90年代に日系ブラジル人が急増し、現在では計25棟ある団地は823世帯が暮らし、そのうち66%の547棟を外国人が占めています。当初から、言語や習慣をふくむ文化の違いが、ゴミ出しのルールや共用部の使用を含む生活の違いをうみ、それが自治会や多くの住民と軋轢をうんできた経緯をもちます。

いままでも、自治会や行政はゴミ出しのルールのポルトガル語での周知や、日系の方のボランティアによる住民への指導、助言により改善を試みてきたところですが、それでも「いたちごっご」になってしまう現状があるとのことでした。

また、話しあいでは、政策的な支援だけではなく、抜本的な解決には法律や県の条例の改定が必要であるところまで話がおよび、その通りだな〜と感じるものでした。

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ただ、その一方で、ゴミ出し問題を含む共生に関わる課題は外国人のせいだけなのか、そこに責任をなすりつけるだけでいいのだろうかという疑問も頭をよぎるったので思い切って質問をさせていただきました。

答えはノー、とのこと。

残念ながら、マナーの悪い日本人もいるとのことでした。さきの壁への落書きもよく眺めると日本語での殴り書きもあり、けっして外国人「だけ」が迷惑行為、建物の毀損、不法投棄をしているわけではないのでしょう。

かくいうわたし自身だって、若い頃には数々の迷惑を隣人、マンションの管理人のひとにかけてきた1人ですから、彼ら彼女たちばかりを責めることはできないものです。

ともあれ、今回は県営住宅ゆえすぐにどうこうという権限をわたしが持ち合わせているわけではありませんが、それでも、今後増加が予想される外国人との共生はどうしても取り組まなけばならない課題です。

保見団地を他山の石として、ここ岡崎市でも取り組んでいきたいと思います。

それでは、また。

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今日から視察として富山市へ。

名古屋から「ワイドビューひだ」に揺られること4時間あまり。途中の高山駅からは、大きなバックパックやキャリーケースを抱えた外国人観光客がぞろぞろと乗り込み、日本海側を移動するツーリストはかくも多くいるのかと驚いてしましました。のちにこのことを富山市役所のかたに伺ったところ「富山は通過するだけで、金沢か東北に移動していくだけなんです」と、微笑まじりに教えていただきました。

さて、富山市は県庁所在地であり人口約42万人の都市である一方で、北アルプス立山連峰をふくむ多様な地形を抱える広大な市域を有しています。

その富山が先進事例として全国に名を馳せるのが、LRT(次世代型路面電車)「富山ライトレール」や市内電車の環状化をふくむ公共交通網の整備と、それにともなう、コンパクトシティの構築です。

どの都市もそうですが、少子高齢化、人口減少社会の到来においては拡散した都市を、ぎゅっと縮め、社会インフラを効率的に維持管理していくことが求められています。そして、その方法のひとつとしてコンパクトシティがいいとされています。

コンパクトシティとは単純にいえば、ぐっと市域を縮めて、行政効率をあげることを目的とした都市です。単純に言えば、歩いて用事を済ますことができる範囲になんでもある街であり、一人暮らしの万年床まわりののような都市をつくりあげる構想です。これができればインフラと呼ばれる道、上下水道、橋、除雪などは管理する面積が小さくなればなるほど、維持管理費を抑えることができるからです。

そのようなコンパクトシティを構想するエリアをいくつか定め、そのエリア間を公共交通網でつなぐこと、「団子と串」構造をつくりあげていくことに富山市は力をいれています。

またコンパクトシティは中心市街地を再活性化するにも有効だとされています。

いつの時代も、ひとはぶらぶらしたら、座ったり、お茶したり、お酒を飲むことが好きなものです。人口の集積が進み、公共交通がシームレスに繋がる小さな街では、相対的にそれを政策として戦略的に取り組むことが可能となります。

で、視察の詳しい内容は先進事例よろしく、さまざまなところで取り上げられ、詳しく紹介されているのでそちらを見てもらうこととし、視察で伺ったのは「そうはいっても難しいこともある」というヒアリング内容です。
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富山市の構想は、まだ途中です。

駅舎の改築や路面電車の南北接続などの工事がいままさに進んでいるところでにもかかわらず、統計的な数字は上々でした。少なくとも、各公共交通の増便により利用者の増加、中心市街地への人口集積はすすむとともに、地価も上昇しています。新幹線開業の影響が強いとはいえ駅前をふくむ中心市街地は民間資本の投入がおこり好循環が伺えました。

が、その一方で、市民の不満としては公共交通の不備が指摘されていることや、中心市街地の高齢化が一層すすむ、他方で、若年層は郊外へ住宅を求めている現状などがあります。

コンパクトシティ先進地においても公共交通の不備が市民の不満としてあげられていることに、率直に驚くとともに、都市計画の評価の難しさをあらためて感じるものでした。

ということで、まだまだこれからの部分もある富山市さんですが、それでも大変興味深い構想であることには間違いありません。

今回、お忙しいなかを時間をさき説明してくださった当局の方々にはあらためて感謝いたします。

ありがとうございました。


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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

昨日、今日と所属する議会広報委員会で視察にいってきました。

お題は、そう、議会改革の取組みについてです。

1日目は松坂市議会さんを。
2日目は加賀市議会さんを。
両市議会を通じて言えることは、(表面的にであれ?!)各議員が一丸となり、推進している体制であり、加えて、トライアンドエラーを繰り返しつつ、とりあえずやってみて、都度アジャストを繰り返していく行動力の高さです(たぶん)。

ただ、その根底には強い危機意識があるはずです。

町にとりなぜ議会が必要なのか。大げさにいえばそういうことだと思うのですが、その声に敏感に応答していかなければダメだという危機意識が両議会からの方々から強く感じました。

議会改革の目的はどうしたら町をよくしていくことが出来るかに尽きます。

そこを忘れることなく、学んだことを岡崎市にも取り入れていければと思います。

お忙しい中視察を快く受け入れてくれた市議会のみなさま、職員のみなさまにあらためて感謝いたします。

ありがとうございました。


北陸新幹線の延伸に伴う経済効果が期待される加賀市さんですが、いわゆる「のぞみ」的な存在の新幹線が加賀市に停まるか、お隣の小松市に停まるかで綱引きが行われている模様。

その誘致合戦のため加賀市さんが作成したPR動画が秀逸でしたので、ご紹介しておきます。
自治体作成の動画にしては恐ろしいほどの再生回数ですね。


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