岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:康生

久しぶりの雨ですね。

そんななか早いもので1月も終わり、明日からは2月ですね。

昨日の夜は友人がお店を移転してグランドオープンをするということで、一足早いプレオープンに伺ってきました。

平日の夜にもかかわらず、多くのお客さんが出入りするいい雰囲気でした。
彼は5年ほどまえに郊外の安い賃貸のコンテナを借り手作りで店を構え、こつこつと常連客をしっかりとつけ、手狭になった店を離れ、明日から康生のカニ道楽さん近くで移転後のグランドオープンとなったわけです。

頑張れよ。それだけでいいのでしょうが、いらぬことを考えてしまうもので、少し俯瞰してみると、康生に店をあたらしく構えることは、行政の言葉でいえば中心市街地の活性化になるんでしょう。

賑わいを創出する。まあそういうことになるのですが、やっている事業者さんがそんなことを考えているか、というよりそんなことを考えなくてもいいわけです。

儲かりそうだから、楽しそうだから、あそこに出て行こう。そういう感覚なはずです。

嗅覚みたいなものでしょうか。もちろん「俺が街をよくしてやる」そういう気概で企業する方はいるとおもいますし、それは尊いことですが、そう何人もこのような人が続くわけではないはずです。

やはり儲かるから、楽しそうだから、いい仲間とわいわいできそうだから、そういった利己的な動機で商売をはじめるひとがどれほどいるかが街の活性化には不可欠な要件ではないかと思うのです。

どのような動機であれ魅力的な店が街にぽつぽつとでも集まりはじめ、それを目当てにひとがあつまり、また店が増え、あるていど集積すれば、お金を落としてくれる人がさらに増え、これがさらなる集積効果を産み、賃料が上がり、地価が上がることで地主さんも利益が出ます。そして、それは税収が増え、再分配へまわすことを可能とするはずです。

なんだか、風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話しかもしれませんが、そういった連鎖がうまれるきっかけは誰かが身銭をきって私財を投じることでしかうまれてきません。

その心意気に心から敬意を表し、これからも通いたいと思います。笑

それでは、また。

「グッとくるわ社会実験」のため康生通りをぶらついてきました。

こちらの実験。

「実験」なる堅苦しいイメージですが、一見すれば、街路にベンチが置いてあったり、キッチンカーが狭小スペースで営業していたり、テントを立て雑貨を売っていたりと、楽しい雰囲気です。

が、実験と題しているからにはなにやらワクワクすることがあるわけなのですが、その内容が頂いたパンフレットに二つ掲げられていました。

ひとつは、道路空間活用。

康生通りは約300mにわたり片側4.5mの歩道があります。実験では、4.5mの内3.0mを歩道として確保することで、残余に、冒頭で書いたような町の雰囲気を構成するベンチや休憩所、売り場が設置されています。

写真でいうと白線より建物側が1.5m。道路側が歩道としての3.5mです。
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道路は「道路法」の縛りにより、大げさにいえば、通過すること以外を禁止しています。

ただ、それじゃーもったいないよねーということで、ここ最近は道路管理者の許可をえることで、幾分かそれをゆるくすることができるもの。

それにより、いままでにない形での雰囲気を構成することを可能にしていました。

ふたつ目は、駐車場活用。

駐車場が少ないと噂される康生界隈ですが、じつは約800台もの駐車場があるとのこと。今回の実験ではこれらを道路利用とうまく組み合わせることで駐車場のあらたな活用方法を検証するそうです。

今回の実験は11月12日から18日まで行われます。

いままでの社会実験とは違い(たぶん)、イベントなどの非日常ではなく、普段使いでどれくらい効果があるのかを検証しようとしているところに、この実験のおもしろさがあると感じます。

そこらへんが見えてくるといいなーと思うのですが、さて結果は…


ただ、なにはともあれ、難しいことは抜きに、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

それでは、また。

街の宝を発見する。

そう銘打ってまちのトレジャーハンティング@岡崎が先週の土曜、日曜の二日間にわたって開催されていました。

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写真1 乙川リバーフロントエリアの模型

2日間、乙川エリアを5つのエリアに分けそこを歩きながら様々な「お宝」を発見し最終日にそれを発表するというのがこのイベント。

ただ、読者の方もお分かりのとおり乙川、康生周辺って…というのが率直な感想ではないでしょうか。


参加者の中にもこういう声があったりするわけです。ただ、この話が展開し私たち生活者が感じる「車内から見る岡崎」が現実的な世界であり、歩いたり自転車からみる岡崎はリアルではないということ。
その現状認識からまちづくりをスタートさせなければならないという意見には考えさせられるものがありました。


当日の発表は四方を参加者、観客が見守るなかでのプレゼンテーション。それぞれの案をユーモアをまじえながら楽しくアピールしていたのは、これからのわくわく感を演出していました。

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写真2 登壇者がリングで発表している風景

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写真3 乙川でSUPができるとプレゼンが

そして、2つ日間で練られた「都市戦略」が一つの解として素敵なものであるとともに、

とあるように、市民の当事者意識をいかに熟成していくのかが、今後、このプロジェクトが軌道にのっていく必要条件なんではないかと改めて実感させていただきました。

みなさん、本当にご苦労様でした。


追記
実況中継は以下のリンクで!!

 

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