岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

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昨日に続き第三弾。

平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る①
平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る②

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

5 快適で魅力あるまちづくり(P.69~95)(PDF形式 8,399キロバイト)
6 未来を拓く人を育むまちづくり(P.96~105)(PDF形式 1,829キロバイト)

5の方はいわゆるハード、インフラ整備が中心であり目で見て実感を得やすい事業が並んでいます。

アウトレット誘致が目論まれている地域では、区画整理、市街化編入を進めていくための予算が計上されています。
本宿

また、平成32年病院の開設、またそれに伴う宅地開発が進むJR岡崎駅の西口では駐輪場の再整備、またバスバース等の再整備を進めていくための予算が計上されています。

西口整備
西口車

東岡崎駅は今年度さまざまな事業が完成、供用開始となります。
東岡崎
続いて6へ。

教育や文化的な重点予算が記されているこちらですが、まずはなんといっても小中学校へのエアコン設置。こちらは主に施設維持管理費用が計上されています。

ちなみに設置等の予算約40億は平成30年度の補正予算で計上されています。
エアコン
そして個人的にも注目なのはこちら。うちの息子も大好きな「おさるのジョージ」の原画展を含む企画展業務の予算が計上されています。
ジョージ
ということで、いよいよ次がこの企画の最終回となりそうです。

それでは、また。

昨日に続き第二弾。

平成31年岡崎市の予算概要重点項目を見る①

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

3 自然と調和した環境にやさしいまちづくり(P.55~57)(PDF形式 315キロバイト)
4 賑わいと活力あるまちづくり(P.58~68)(PDF形式 1,463キロバイト)

まずは3の方からは環境美化啓発業務があります。こちらは昨年の7月にも議会で説明があった、路上喫煙禁止エリアを設定するものです。

過去のエントリー↓
岡崎市でもついに、ポイ捨て防止・路上喫煙禁止の取り組みが行われることになりますが、まずは案として
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/27244259.html

こちらの予算が可決され、3月議会に提出されている条例が可決されれば、ポイ捨てゴミを減らすために東岡崎駅と岡崎駅周辺が路上喫煙禁止エリアになることとなります。
環境美化啓発業務〔予算額 16,669千円〕
つづいて4に。

まずは、阿知波地区工業団地造成にむけた大きな動きです。スマートICの設置と同時に工業用地を行き渡すための各種の事業が本格化していくものです。
阿知和地区工業団地造成事業特別会計〔予算額 3,744,472千円〕
つぎにため池の整備のための予算。昨年起きた豪雨でため池の決壊による被害が拡大したことは記憶にあたらしいところです。耐震診断を実施し、優先順位の高いものから補強をしていくための予算が計上されています。

ため池整備業務〔予算額 53,000千円〕
最後は市長が力をいれている観光事業。インバウンドを伸ばすため、あらたにベトナムをターゲットに定め誘致に力をいれていくための予算が計上されています。

外国人観光客誘致業務〔予算額 25,174千円〕

ぜひとも他の部分も見ていただければと思います。

それでは、また。

去年も試みたこの企画。

今年もさくっといってみたいと思います。

予算審議前、議決前ですので、まだ決まったわけではないことをご承知の上お読み頂ければと思います。

本日はこちら。

2 健やかに安心して暮らせるまちづくり(P.39~54)(PDF形式 1,719キロバイト) 
3 自然と調和した環境にやさしいまちづくり(P.55~57)(PDF形式 315キロバイト)

今回の全体的な重点項目の基調としては福祉医療分野へ力点が置かれているようにおもいます。

といいつつまずは、2の方をみていくと、防災防犯の予算が目につきます。継続事業ではありますが、やはり安全安心の確保は自治体が担うべき責務ですので、地味ですがもっとも重要な部分です。

防犯カメラの設置は申請数も多く、本年度は拡充して予算が計上されています。
02-01
河川の改修も豪雨対策としては必須ですね。
河川改修
3へ移りますが、こちらが福祉医療関係の重点項目になっています。

まずは大きな予算がつい妊産婦乳幼児健康審査業務と妊産婦乳幼児指導業務です。
検診


つぎに国策でもある幼児教育保育の無償化です。財源をどうするかについてはいささか疑問もありますが、そうはいっても子育て世代にとりすこしでも生活が楽になることは間違いはありません。
幼児無償化
また待望であった、病児保育の新設が計上されています。病院機関併設型。つまり病院内に保育できる環境を整える方式で整備を進めるための予算です。
病児保育
他にも骨髄ドナー支援業務、予防接種の拡充、地域包括ケアの充実、放課後対策など、新規、拡充を含めた事業がこちらの重点項目に記されています。

ぜひご覧になっていただければと思います。

それでは、また。

全員協議会が開催され岡崎市の平成31年度予算の説明がありました。

平成31年度当初予算の概要
http://www.city.okazaki.lg.jp/class/p023576.html

一般会計の予算規模は1,300億2千万円、前年度比5,3%増となり5年連続で過去最高額を計上されました。一般会計、特別会計(13会計)、企業会計(3会計)をあわせた予算額は約2598億円が計上されています。

3月定例会でより詳細な方針説明はあるとしても、協議会の場において市長は本年度の予算を「夢ある岡崎」となる予算と位置付け、福祉、医療、教育など生活に必要な施策へ一層ちからをいれるとともに、他方で、本年度は将来に向けて岡崎の「顔」となる事業が完成する一年でもあると説明をされました。

具体的には、愛知病院と市立病院の統合による医療の充実、産婦健康診査、産後ケア事業の新設、不妊専門相談センターの設置。幼児教育の無償化、医療機関に併設するかたちでの「病児保育」施設の設置(2019年7月より)、放課後こども教室の全学区での実施、生活困窮者学習支援の拡充、小中学校の全教室へのエアコン設置などが提案されました。

「顔」の部分としては、本年度、東岡崎駅の北東に位置する街区におけるホテル等の施設の完成、ペデストリアンデッキの竣工、徳川家康公像の設置が。岡崎駅周辺においてもペデストリアンデッキの設置の完成が予定されています。

これらは概要の末尾に「市民生活に関わる予算」としてあらためて表にしてあるものです。
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上記の事業を含む79事業が平成31年度重点事項としてあげられています。

また資料「予算の概要」には今回から地域別の事業も掲載されています。

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これを見ると東岡崎駅周辺と岡崎駅周辺へ集中的に公共投資が行われていることがはっきりとわかりますが、他方で、岩津地域や東部地域へは近い将来へ向けての先行投資が、六ツ美、矢作地域では道路などのインフラ整備が、太平地域においては市民にとり必要な公共施設への投資が行われていることがわかります。

執行部の思惑通りに読んでいるかもしれませんが。笑

さて、ということで、ぜひともみなさんでも概要を確認していただければと思います。

明日以降、詳しく事業を見ていければと思います。

それでは、また。

地方議員の花形と称される一般質問。そのあり方についての勉強会が議会で行われました。

一般質問のテクニカルな部分は勉強になったことはもちろん、それよりもあらためて考えさせられたのは、なぜ地方議会において議会不要論が根強いのかについてだったかのように思います。

予算配分や政策の成立過程、暮らしがより良くなるための施策に議会がどのように関与しているかが市民からは見えない、感じられない。だからいらないんじゃないか。ただただ執行部の案を追認しているようにしか映らない。だったら必要ないのではないか。

議会不要論は、市民が政策制定過程における議会の影響力に疑問を持っていることにあるということでした。

そうですよね。

中にいると一概にそうとは思わない、全面的に賛同できるというものではありません。議会を経ることで変化したものや、表舞台だけではないところで(いいか悪いかは別として)議員による影響力を受けている政策も多々あるはずです。

が、少なくとも、市民にはそのように映っているのではないか。議会の外からはそのように見えているのではないか。この点にかんしては、そうだよなと思うところです。

だとすれば、不要論は議会を通すことで、よりよいものになった。議会があるからあの制度がましになった。このような手応えを感じてもらうことで不要論から脱却できるはず。

そのための具体的なヒントもいくつかいただき、議会全体として一つの方向性を認識したのはよかったと思います(そこに行くかは別ですが…)。

一応本題である一般質問にも触れておけば、これも政策成立過程における議会の役割の一端を担う仕組みであり、ひろく開かれた場で発言することで、その手応えを得てもらうための仕組みである、そう理解するところです。

お話しを聞きつつ、ややもすると忘れがちな目的を再確認することができ、有意義な会でした。

最後になりますが、講師の先生にあらためて感謝申し上げます。

ありがとうございました。

それでは、また。

昨日はこちらのシンポジウムへ。
2部構成で1部では現在この界隈で活動している方々の紹介と2部では専門家の方々により発表が行われました。
さまざまな議論があり、具体的な事例から学べることも多かったのですがあらためて考えていかないといけないと思ったのはこちらのこと。
中心市街地をはじめJR岡崎駅周辺でもそうですが、ここ最近の行政によるまちづくりは「稼ぐ」というのがキーワードになっているのですが、これがあまりに一人歩きするとまた違った受け取られ方をするのではないかと危惧するところでもあります。

「稼ぐ」というのは以下のようなストーリーが期待されるからこそ正当化されるものでしかありません。
「トリクルダウン理論」「風が吹けば桶屋」的なお話しに聞こえるかもしれませんが、このストーリーの肝はあたりまえですが投資に見合うリターンが得られるかどうかというところにあります。

乙川で言えば100億円の初期投資をどうトータルで回収するかということになります。

ここがこけると、後ろも全部こけます。といより、投資が投機になり、結局は負債へという話しにもなりかねません。

「稼ぐ」というのは民間事業者さんに稼いでもらうということですが、そうしないと、結局はきれいな道や公園をつくっただけというかつてのハコモノ政策となんらかわりがなくなってしまうからです。

そして、民間事業者さんに「稼い」でもらうための手法が公民連携となるはずです。

餅は餅屋にということで、公共が苦手な部分は民間とともに組んでやっていきましょうという手法です。

稼ぐも公民連携もようは、そこで得たお金を福祉、医療、教育、子育て政策へまわしましょうということです。

税金を徴収して再分配することにはかわりはありませんが、どこからどう取るか、その重きが変化しているのだと考えています。

ということを考えながら拝聴させていただきました。

それでは、また。

こんばんは。

岡崎市議の小田高之(@odatakayuki1984)です。

ツイッターで宣伝したこちらの勉強会へ参加してきました。
岡崎市の伝統的な味噌製造会社である2社が地理的表示制度(GI)から排除されたのはみなさんご存知のことかと思います。

八丁味噌を製造する2社がその名称を欧州で使用できなくなる事態になったことに端を発したこの事件は、2年ほど前に各種メディアで報道されたこともあり、あっというまにわれわれの知るところとなりました。

その後、署名活動や勉強会、市議会においては国へ疑義を呈する意見書を提出など、さまざまな主体による動きはあるもののこの決定が覆ることはなく、現在2社は行政不服審査法による請求を行い結論を待っている状態にあります。

このようななか今日の勉強会は少し俯瞰した視点からGIとはなにか。商標とは。地理的表示とはどういうものかを愛知産業大学の吉田教授を中心とした学者の方々が論じるという主旨のものでさまざまな論点が論じられていたのですが、わたしのなかではあらためて地理的表示の定義が気になりました。

地理的表示とは「地理的原産地(自然的風土、人的な特性)と産品の特性(品質、社会的評価評判、そのほか)と結びついた商品の表示」とされているものです。

う〜ん。

これをどう読もうが、八丁味噌は岡崎市固有の地理的表示だと思うものですが、どうなんでしょうか。

どう解釈したら愛知県全土の味噌会社に認められ市内2社が使用できないという結論になるのか。議論のプロセスを見ることができないとしても、今回の決定はあまりにも定義とかけ離れていると感じる人が多いはずです。

農水省側は規定のプロセスを経て今回の意思決定を下したのだと思います。省内の議論だけではなく第三者委員会が設置されそこの答申を承け結論をだすなど、例え、そのなかの議論が黒塗りのペーパーしか開示されず議論の透明性に関しては大いに課題はあるものの、規定のプロセスに沿った意思決定であり、その過程に瑕疵があったとはわたしは聞いていません。

また、国はグローバル化する市場に対抗するためには先行的に登録をしていくことが必要だとも言っているとも聞いています。確かにそれはその通りだと思うのですが、だとしても、定義からあまりにかけ離れたものではいったい何を守っているのかさえ不透明です。

こう考えてくると、この問題は地域ブランドとグローバル市場というより大きな枠組みの問題でもあり、とすれば、八丁味噌や岡崎市の問題だけではなく、普遍的な問題でもあります。

ぜひ、グローバル市場のなかでの伝統という大きな問題としてひろく議論が沸き起こることを期待します。

それでは、また。

自転車駐輪場のあり方の素案が出されパブリックコメントの募集が始まっています。
今後のあり方を決めるうえで非常に重要な素案だと感じるところです。

いくつか論点はあるとおもいますが、おおきなものとして年間1,600万円の維持管理費用をどう考えるか。があるように思います。

現状のサービス水準でも1,600万円です。これ以上となればどうでしょうか。

市としてはサービスの水準をあげる。それには民間の運営にする必要があり、利用者に対価を支払っていただく方式にしていきたいと謳っています。

JR岡崎駅東口はすでにそうなっており、東岡崎駅も北側は有料となります。JR西口、東岡崎南口、そのほかの駅ではどうするべきなのか。どこで線引きをすればいいのか。線引きをせずにすべて有料化がいいのか。そもそも無料がいいのではないか、ということも考えられます。

お前の意見を言え、と言われそうですが、とりあえずそれは置いておきます。さんざんここで言っているとしても、とりあえず置いておきます。

パブリックコメントの受付は3/6までです。

それでは、また。

こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

ひさびさに出だしをこういう感じで初めてみたのですが、あらためて感じるのはブログをはじめて早2年以上。

いまでもすごく迷うのは「はじめ」と「おわりかた」なわけです。

例えば「は〜い」とかでは軽すぎて失礼ですが、「お元気ですか」もへんだし、「お疲れ様です」はメールの定型分みたいで気持ちが悪いわけです。

それでいつも迷ってしまうのですが、ふとこの迷う原因は、ブログなる手段が生まれてからそれほど時がたっていないことがその一因ではないかという気がしてきました。

ひとつそこらへんについて考えようと思うのですが、これについては手紙と比べてみるのがいいのかもしれません。

まず「手紙」にはフォーマットがあります。

相手との距離感や話題により頭語として「拝啓」を結語に「敬具」を、または「前略」を頭に「草々」と書いておけば、こういう言い方はどうかとも思いますが、内容はどうであれ手紙として成立します。

一方この出だしの規則やルールがブログにはありません。「はーい」「こんばんは」「子どもより親が大事、と思いたい」となんでもいいのですが、型がないからこそ難しく出だしに迷う道理なわけです。

もうひとつ「はじめかた」を難しくしているのは、宛先の問題です。

これも手紙と比べるとわかりいいのですが、手紙の宛先は2人称の「あなた」しかありません。この「あなた」が、大切な友なのか、遠くに暮らす両親なのか、上司や部下といった立場の人へなのか、それはわかりませんが、すくなくとも手紙は名前と身体を持つ具体的な誰かへ差し出すことになります。

当たり前じゃないかと言われそうですが、ブログはここが不明瞭です。

誰に向けて書いているかがわからないので「お疲れ様です」というわけにもいかず、「は〜い」とかでは慣れ慣れしすぎて気持ち悪く、「こんばんは」くらいがまあ適切な距離なのではないかと思っています。

この宛先の問題は、出だしだけではなく文章全体にも影響します。相手との親疎により言葉遣いを変形させる特徴を持つわれらが日本語は、わたしとあなたの関係性を規定しておくことは大変に重要だからです。

社長や上役の前で「俺は〜」は危険すぎます。妻の前で「わたくしは」と名乗れば離婚協議中を疑われます。中年男性が母親に「僕は〜」と言っていると、ひきます。これを少し考える一人称の代名詞に「ぼく」「俺」「わたし」のどれを選ぶかにより、その後に続く文章にかなり影響します。

一応、わたしはこのブログでは「わたし」を選択していますが、どうしてもこの代名詞では距離感がですぎてしまうというか、もうすこし「ぼく」に近い言葉遣いで書きたいと常々思うのですが、立場上それを選択するのには躊躇していますものです。

話が脱線しかけていますが、たまたま見つけた記事では女性が「ぼく」を使用することの是非が論じられていました。
この中では劇作家の平田オリザさんが女性が社会で使用する言葉がまだ日本語には登録されておらず、そのことが現代の社会において混乱をきたしている部分があることを指摘されていますが、これはそのまま「女性」を「ブログ」に置き換えれば、いままでここで書いてきたことをよりわかりやすく理解できるものになっています。笑

なんだか話があっちこっちにとっちらかってますがブログでは「はじめかた」と「おわりかた」が大変難しいという話しでした。文字数の制限がないののもあれですね。

といいつつ、いまどうやってこの話題を締めようか迷っているだけなのですが。

ということでぶっつとおわります。

あ〜難しい。笑

それでは、また。

愛知県知事選挙。

長期間にわたる選挙戦も本日で終わり、いよいよ明日が投開票日ということとなりました。

さて、今回の選挙戦は勝敗はもちろんのこと、むしろそれよりも投票率がどうなるかがわたしの周囲では話題となっていたと正直に申し上げなければなりません。

ずばり言えば、とても低そう…

さて、どうなることやらと思うのですが現時点でわかるのは期日前投票の結果です。

最新のものとしては愛知県選挙管理委員会が出している、

平成31年2月3日執行愛知県知事選挙における期日前投票の状況について(2日前現在)
http://www.pref.aichi.jp/senkyo/310202.pdf

というデータがあります。

これは今回の選挙でいえば、2月1日までの県下の期日前投票をまとめたものです。

それによると2日前までの期日前の投票者数は約49万人で、これは前回の同時期約37万人と比較しても高く、期日前が根付いてきたことを伺わせるものです。

総有権者数に占める期日前投票者数の割合は7.98%であり、前回の同時期が6.29%ですので、1.3ポイント増。

前回は最終的に期日前投票に行った方が総有権者数に占める割合が7.84%であったことを考えると、今回は少なくとも総有権者数に占める9.5%強の方が期日前で投票を済ませることが推察できます。

ちなみに上のデータの2枚目の資料には自治体ごとの期日前における増減数と増減率という表がわざわざ順位づけして記載されています。

そのなかで岡崎市は増減数(今回の2日前までの期日前投票者数-前回のそれ)では4位ですが、増減率では57位という結果となっていました。

さて、みなさんもご存知のように期日前投票者数と当日投票者数には相関関係が見出しづらいものがあります。

なので、期日前がいくら高くても…

さて、前回の愛知県知事選挙の投票率は34.93%でした。

今回は30%を切らなければいいのだけど…というのはあまりにも悲観的な予測でしょうか。

明日は勝敗はもちろんのこと、投票率についても注視していきたいと思います。

それでは、また。

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