タグ:岡崎市南部
JR岡崎駅のコインロッカー問題が少し発展 -webサービス(ecbo cloak)で解決を目指す道-
過去記事
JR岡崎駅にコインロッカーを?!(2017/03/21)
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/15282869.html
そう、相談を受けたのが2017年の春先でした。
この時点で、設置されていたコインロッカーは採算があわず撤去となったいました。もちろん、一事業者としては懸命な判断であり、いつまでも儲からないサービスを提供するのは、誰が見ても愚考でしょう。
それでも、公的なサービスという側面からみたとき、採算以外にも必要性があるのではないか。
そうも思いました。
そこで、当局に相談したり、JR岡崎駅の方にかけあったのですが、まあ、もともと採算があわずに撤退した場所なので、なかなか難しいというのが正直なところでした。
(そもそも採算があわない、というのは需要がないということですし…)
ただ、そんな折、「ecbo clock」なるサービスを発見しました。
過去記事
続コインロッカー@JR岡崎駅(2018/03/31)
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/25436848.html
詳しくは過去の記事にあたって頂きたいのですが、簡単に言えば、コインロッカーを提供するオーナーと利用者を繋ぐwebサービスです。
オーナーは荷物を預かることで利益を得ることができ、さらに、訪問客を獲得できます。利用者は荷物を預けつつ、新たな出会いを得ることができるのです。
そして、なにより、コインロッカーの設置スペースは不要です。また、ランニングコストもほぼゼロ。オーナーは登録しておくだけです。
おーこれであれば、さまざまな課題が解決できそう。
と夢想したのですが、そのさいはまだ首都圏を中心としたエリアでしか展開されていませんでした。
が、
先日、改めてサイトを見ていると。
うん。どうやら岡崎市内でもいけそうな予感。
問い合わせると、どうやら大丈夫とのこと!
ということで、早速、オーナーを探そう!
と考えたのですが、こちらが何も知らないままに頼みにいってもふわっとした話で終わってしまいそう…ということで、まずは実績作りと思い、知り合いの方が経営するカフェに電話。
「こういうサービスありまして。ゆくゆくはJR岡崎駅の近くのオーナーを探したいのですが、まあ、とりあえず、試しというか、はい。その…実験台として。ええ。」
「あ、いいよ」
と二つ返事。話しが早い。
ということで、オーナー登録をしてもらいました!
手続きはそれほど難しくなく、銀行口座などを登録し、ささっと、web上で済ますことができます。
そして後日、HP画面にこのようにアップされます。
早速、試しに預けにいってみると、利用者は荷物をわたすだけ。
オーナー側は荷物を一枚写真におさめ、管理画面からその画像をアップロードするだけでチェックインは完了に。
チェックアウトにいたっては、管理画面をクリックするだけで完了となり、オーナー側の負担はかなり抑制せれていることがわかりました。
うん、これならおすすめできそうです。
ということで、今後はJR岡崎駅近くのお店にこのサービスを紹介することで、コインロッカー問題の解決にむけた一助にしていきたいと考えています。
やはり、この場所では遠いし…(それでもすごく感謝してます!!)
…やはり三方良し、ですね。
それでは、また。
ラジオ体操で地域をつなぐ活動がスタートしました!!
「ラジオ体操・みんなの体操会」と題し、六名体育館で行われたこの取り組みは、ラジオ体操を通して地域のつながりを再構築していくことが目的に据えられています。
手軽で、誰もができ、早朝の動きやすい時間帯に行われるラジオ体操ですが、現在、市内に多くのラジオ体操の集まりがあります。
午前6時30分前になると、神社の境内や、公園の一角に三々五々集まり体操を熱心に行っている姿を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この各地で行われている集まりに横串をさし、地域のつながりをつくることを企て動き出したのが、本大会を主催した実行委員会の方々です。
その第一弾としての「みんなの体操会」だったのですが、実行委員会の方々は、当日に向け、各地で行われているラジオ体操の会に出向き案内を届けたり、協賛を募り当日の参加賞を準備するなど、精力的に動いて来られたと伺っています。
そのかいもあり、多くの方の参加が見受けられました。
ラジオ指導員の資格を持つ方の「ちゃんとした」ラジオ体操の実技指導から始まり(これでやると本当に疲れますね)、本番、そして、終わってからの振り返りと、内容が詰まった会でした。そして、なによりも参加者のかたが楽しそうに体操をしている姿が印象的でした。
一連の流れを伺いながら、あらためて感じたことは、手軽で身の回りにあるものを手段で地域を盛り上げることこそいまの時代にあったものではないでしょうか。
たぶん、大袈裟な仕組みや、突飛なアイデアではなく、あるものを上手く使い回し、順番を入れ替えることで、新しいものが生まれんですね。
今後も継続されることを期待するものです。
それでは、また。
2018六ッ美悠紀斎田お田植えまつり
今日の午後から「六ツ美悠紀斎田お田植えまつり」が執り行われました。
あらためて「六ッ美悠紀斎田お田植えまつり」とは、
大正4年、大正天皇即位の大嘗祭を行うにあたり儀式に用いる新米を収穫するために京都より東日本を悠紀(ゆき)、西日本を主基(すき)として、斎田が選定されました。悠紀斎田に岡崎市中島町(旧碧海群六ッ美村大字中島字丸の内)、主基斎田に香川県(旧綾歌群山田村)の田が選ばれ
たことに端を発し、今年で103回目を数えるこの地域での伝統的なお祭りです。
神道と稲作が不可分な関係であることをいまさら指摘するわけではありませんが、お田植え唄にあわせて田植えをする保存会の方の象徴的な行為を観るにつけ、かつてこのあたりのそこかしこで、腰を曲げ、唄を口ずさみながら、田植えに励んでいた農村があったことを想像させます。
農村と聞くと、重労働に加え重税を負わされた暗い共同体を安易に想像しますが、少なくとも江戸末期から明治維新にかけての農村はそうではなく、飢えはなく、馳ける子どもたちは屈託ない笑顔を見せ、あらゆることに好奇心を持つ大人が暮らす共同体だったされています。
稲作という生業それ自体を儀式にまで彫琢するには、今日のような突き抜ける空の下で、愉しく唄を口ずさみ田植えを繰り返した民がいたからであり、そのことに思いを馳せたとき、なぜだか祈る思いになったことはそっと秘しておくべきことなのかもしれません。
しかし、あえて申し上げれば、これこそが郷土愛だと想うのです。これを持つことは大切です。
でも、それは強制されるものではなく、ましてや他者に誇示するために掲げるものではありません。
悠久の時に触れ自然と静かに沸き起こる思いに寄り添うその先に抱くなにかです。
そして、このような静かな感情で結ばれた共同体だけが、矛盾するようですが、強固な絆と寛容なこころを築くことができるはずです。
さて、明日からも6月議会は続きます。
わたしは金曜日の朝一に質問に立つ予定ですので、ぜひともご注目いただければ幸いです。
それでは、また。
JR岡崎駅の乗客数の推移がおもいしろい!
昨日出席をした総会の後に市が用意した資料からの抜粋ですが、これを見るとJR岡崎駅の平成28年度の1日辺りの乗客数は22,851人。東岡崎駅が19,442人ですので、JRの方が3,000人程多いことがわかります。
また、JR岡崎駅は昭和55年度からほぼ一貫して乗客数が上昇し、現在の駅舎が完成した平成3年度時点は12,000人/日前後であったことを考えると、25年で倍近い上昇をしていることがわかります。
他方で、東岡崎は近年持ち直しているものの、この間減少してきたことがわかります。
ただ、JR岡崎駅は愛環との合計であり、単体ではまだ東岡崎駅のほうが多いわけですが、南部の開発を見越すと近々乗客数だけを見ればJR岡崎駅の方が「中心」になるかもしれませね。
ついでに言えば、リニアができれば、東京から68分で岡崎へ来ることが可能になります。ただ、裏を返せば、「28分」もかかるという可能性もあるわけで、いわゆるストロー現象もとうぜん危惧していかなければなりませんが。
南部が持つ市場としての潜在性は東岡崎にも負けない。いやー勝負しているわけではないですが、やはり健全な競合関係はいい刺激になるので、ぜひ、JR岡崎駅前で事業者の方の挑戦を!!笑
それでは。
乳児保育園がオープンします! -年度末はこけら落としが多し-
年度末は新しくできたもののお披露目が続きます。
本日は、JR岡崎駅のすぐそばにできた「南部乳児保育園」の完成式典へ。
場所はJR岡崎駅のすぐそば。南部市民センター分館の敷地内に建設をされました。
近くに保育園を建設するまでの、暫定的な園であることから軽量鉄骨造で建設をされています。
基本的なスペックは平屋建で保育室4室、職員室、給食室で、定員は60人です。事業費は約1億円です。
対象者は0~3歳までの乳児で、午前7時から午後7時まで預けることが可能です。
東側に位置する入り口はこんなかんじです。
南側に面する運動場はこんな感じです。
保育室もミニチュアでかわいらしいですね。
トイレもやはりサイズが一回り以上、小さい。
給食室です。できたてが食べれるのはやはり嬉しいですね。
立地的には駅近であり市外へ通勤される方にとっては大変便利な場所であるとは思います。
4月1日から開園となる当施設ですが、いまのところ0歳児7人、1歳児19人、2歳児8人と34人の子が入園予定であるとのことでした。定員を割ってのスタートは需給にかんする拙速な議論をおこしたくもなるかもしれませんが、暫く推移を見守るべきだと思います。
それでは、また。