岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:子育て

こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

行政は各事業分野においてさまざまな「計画」を作成、公表、実行しています。そのなかのひとつ。「岡崎市子ども・子育て支援事業計画」が令和2年度で更新となり、その新計画をHP上で閲覧することができます。

おかざきっ子 育ちプラン(岡崎市子ども・子育て支援事業計画)
https://www.city.okazaki.lg.jp/1550/1563/1618/p018326.html

この計画はざっくり言うと、人口動態等の統計的な分析とアンケートによる現状分析をおこない、そのうえで、保育園や放課後児童センターの量的な確保の計画や、子育て環境におけるハード、ソフト整備の計画がうたわれているものとなっています。

で、なかなか考えさせられることがあったので以下、備忘録的に書いておきたいと思います。

こちらの計画でみるべきところとしてやはり「市民意識調査結果」があります。そのなかで何点か気になるところがあります。

1.子そだて環境の孤立化の増加

これは就学前児童の保護者で約12%、小学生児童の保護者で約16%の割合で「日常的にまたは緊急時などに子どもを見てもらえる祖父母、親族、友人、知人がいない」と回答していることから伺えることです。だいたい8人に1人。加えて、5年前におこなった同様の調査より数値が上昇しています。

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2.子育て環境のために市に期待する施策
アンケートでは「子育てにかかる経済的な負担の援助」や「全天候型の遊び場の整備など子どもの遊び場の充実」について期待するかたが多いことがあらためて浮き彫りとなる結果でした。が、その一方で、5年前におこなった同様のアンケートと比較すると、軒並み希望するという回答の割合が低くなっていることが伺えます。「母子保健体制の整備」や「医療体制の整備」は5ポイント~10ポイント低下していることをみると、すくなくともこの分野においては評価されていると考えていいのではないかと思う結果となっています。
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と、さまざな注目する場面もありますが、ざっと眺めておもうところは、ここ岡崎市においても、子育て世帯の孤立化が進んでいること。また家族の形態(シングルマザー等)が変化していること。また、経済的な支援を望む世帯が多い、その一方で、保健体制、医療体制は改善がされているということが指摘できます。

ともあれ、こういった数字を頭に入れながらこれからも議論を重ね、子育てがしやすい街になるよう尽力してきたいと思います。

それでは。

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本日の午前中は家族で「つながる子育てinおかざき」にいってきました。
さまざまな子育てサークルさんが集い、乳幼児が存分に楽しめる内容になっていました。

わたし自身も子育て世代なのでなんとなく思うのですが、子育てをする環境はそれこそ、各家族によってさまざまです。

ざっくり考えても、夫婦ともに岡崎生まれ岡崎育ちで祖父・祖母からの支援を得られる環境の子育て世代あれば、妻が市外からの子育て世代、また転勤等でともに市外からの転居でいわゆる夫婦だけで子育てをしなければいけない世帯があります。

また、それぞれの状況も一概にこうといえるものがありません。

祖父祖母が協力的な場合もあれば、そうではないひともいるでしょうし、例え夫婦だけの子育て環境下であっても、世帯収入の多寡によって大きく使用できる社会資源は異なることは容易に想像がつくところです。

他方で、置かれた環境がさまざまであるにもかかわらず、日本社会はながらく夫が働き、妻は専業主婦の家庭を標準化した子育て環境を脱することができませんでした。

夫婦共働き家族が標準化されるなかで、子育て環境、制度がひと時代前のものであったからこそ、どうしても社会的な資源が足りず、夫婦だけに負荷がかかる状況が発生したのです。

ここ最近は、国のほうでも幼児保育無償化、大学無償化など子育て世代へたいする社会的資源を増やす政策が打ち出されていますが、これらを嚆矢にしつつ、さらなる環境整備が望まれるところです。

ふ〜。

また、とんでもない話しになりつつありどうにも着地しそうにないので、無理やりまとめると、子育てに関する政策は夫婦共働きをデフォルトとして構築しなければなりません。もうそれは、イデオロギーがなんであれ、そう考えるしかないわけです。

そのさい、行政単体の政策だけでは限界があります。

そうなると、さまざまな団体と提携しつつ、ときには委託、ときには指導、助言という立ち位置で政策を描きつつ子育て環境を整備することが求められるわけですが、「つながる子育て」は岡崎市と子育てを中心に活動する市民団体さんが協同して実施している事業なので、そのような観点からもいいものではないかと、そういうことが言いたかったのです。

ハードランディングになってしまいましたが、なんであれ子育て政策については今後も考えていかなければなりません。


ということで、また。



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年度末は新しくできたもののお披露目が続きます。

本日は、JR岡崎駅のすぐそばにできた「南部乳児保育園」の完成式典へ。

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場所はJR岡崎駅のすぐそば。南部市民センター分館の敷地内に建設をされました。

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近くに保育園を建設するまでの、暫定的な園であることから軽量鉄骨造で建設をされています。

基本的なスペックは平屋建で保育室4室、職員室、給食室で、定員は60人です。事業費は約1億円です。

対象者は0~3歳までの乳児で、午前7時から午後7時まで預けることが可能です。

 

東側に位置する入り口はこんなかんじです。

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南側に面する運動場はこんな感じです。

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保育室もミニチュアでかわいらしいですね。

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トイレもやはりサイズが一回り以上、小さい。

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給食室です。できたてが食べれるのはやはり嬉しいですね。

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立地的には駅近であり市外へ通勤される方にとっては大変便利な場所であるとは思います。

4月1日から開園となる当施設ですが、いまのところ0歳児7人、1歳児19人、2歳児8人と34人の子が入園予定であるとのことでした。定員を割ってのスタートは需給にかんする拙速な議論をおこしたくもなるかもしれませんが、暫く推移を見守るべきだと思います。

それでは、また。

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