岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:大学生

こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

今日はながらく準備を重ねてきた市議会と大学生による意見交換を愛知産業大学さんでおこなってきました。

市議会としてどうしたら市民との相互対話の機会をもっと増やすことができるのか。どうしたら若い人の声をもっと聴くことができるのか。それを解決するための手段のひとつとして、昨年より市内4大学を市議会が周る意見交換会が始められました。

会は3部構成になっており、第1部は経済建設委員会の委員長による岡崎市の産業についての報告がおこなわれました。今回は授業の一環でしたので、傍聴もふくめ100名ちかい学生が教室へ詰め掛けた中でのプレゼントなりました。

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第2部は愛知産業大学の伊藤教授による「AI」を利用した行政サービスについての考え方の発表がおこなわれました。

AIを利用することにより、いままではコスト面で難しかったオーダーメイド型のサービスが行政サービスにおいても実装可能になる社会がもうすぐそこに来ているという大変スリリングな講演でした。

写真…撮り忘れましたので割愛。笑

二つの講義のあとは教室を移動し、グループにわかれ議員と大学生の意見交換会がおこなわれました。

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それぞれ大学生から活発な意見が出され、議員チームはそれをうまく聴きながら、短い時間ではありますが意見をまとめられていきました。

そして、最後は大教室へ戻り、それぞれのグループによるまとめの意見の発表がありました。

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発表は市政に対する若者らしい提言でした。駆け足での説明となりますが、ざっくりとこのような流れで意見交換会がおこなわれました。

今日、いただいた意見は後日「提言書」というかたちにして市長へと手渡すこととされています。

さて、この意見交換会は来年の10月までに残り2つの大学で行われることが予定されていますので、しっかりと取り組んでいければと思います。

それでは。


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3月定例会が開会して数日がたちました。

いわゆる本会議はありませんが、この間は来週からはじまる委員会質疑に向け、担当課からのヒアリング、予算書とのにらめっこそんな日々を過ごすこととなります。

さて、そうこうしているうちに週末を迎えるわけですが、今日はすこし宣伝を。

明日(3/9)ですが、愛知学泉大学で岡崎大学懇話会主催の「第19回地域活性化フォーラム」が13:30~開催されます。
地域活性化フォーラム

岡崎市内の4大学が集まり構成されている懇話会が主催ということで、各大学の教授陣が興味深い発表をされることとなりそうです。
裏

本年度から始まった議会と大学生の意見の場のセッティングはこの大学懇談会さんにお世話になっているからこそ可能になったといっても過言ではありません。

来年度は10月に2つの大学での開催も決まりました。

だから、ということではありませんが、明日はすこし学術的な視点から岡崎市を見直すことができるいい機会ですので遊びにいきたいと思っています。

みなさんもお時間があればぜひ足を運んでみてくださいね。

それでは、また。

10月3日(水)の午後から岡崎大学・岡崎短期大学の校舎をお借りして、学生11人と議員(福祉病院委員会)11人で「子育てや保育士として働くこと」をテーマに意見交換会をします。

20180909東海愛知新聞「意見交換会」
2018/09/09 東海愛知新聞1面

この意見交換会は「若い層に地方自治に興味を抱いてもらう」「若い人の意見を取り入れた政策を考える」ために行うとされています。もちろんそれはとても大切なことですが、もう一つ、この交換会の意義としてこれからの議会のあり方を示すというものがあります。

ややもすると、議会は必要なのか、なんのためにあるかわからないという声が聞こえてくるのですが、やはりそこは議員一人一人が行動により必要性を訴えていくとともに、他方で、議会として市民に向き合っていくことが説得への第一歩であり、そのためにこのような交換会が大切な手段になるはずなのです。

議会はとても力があります。

自治体の予算を決めるには議会を通さなければなりません。自治体の法律である条例を制定するためにも議会を通さなければなりません。そのほかにも、調査権、懲罰権など様々な権限が自治体の議会には付与されているのです。

ただ、むやみにそれを乱用すれば、市民生活に多大な混乱を巻き起こすことになり、だからこそ、合議制をとり極端な意見を抑制する知恵や制度が実装されています。

そのため議会として公式に表明される議論、結論は決して耳目を集めるものにはなりにくいはずです。また、かりに議会がセンセーショナルでスキャンダラスな結論、意見を表明すれば、それはほとんど歴史の審判に耐えることなき議会の失敗として刻印されるはずです(たぶん…)。

つまり議会の出す答えはつねに斬新的に進むもの、少なくとも、そうあるべきものです。

そうあるべきですが、逆に考えると、たぶんここらへんに議会不要論の原因があるはずだと推察することができます。つまり、そのような意見はなんだか凡庸で、差し障りのないものにうつるのです。

そしてそれは間違いではありません。凡庸な結論を出すこともまた難しかったりします。というかとても難しい…

やはり議会の斬新的な傾向は変えるべきではありません。

だとすれば、議会は議会として市民と向き合い対話を行う努力をしていかなければならず、そのために交換会のような仕組みを継続的に動かしいく必要があるはずです。

残念ながら、かつてのように(そのような時代があったかわかりませんが)議会の決定が敬意を持って受け入れられる時代は終わりました。他方で、議会の凡庸な意見表明に耳を傾けていただける機会は、個人化が進み、情報過多の昨今において、ほとんどないといってもいいはずです。

だとすれば、議会が「議会」として自ら出向き、膝と膝をつきあわせ、説明をしていくことです。

その端緒がこの大学生との「意見交換会」です(そう個人的には理解しています)。

まだまだ、初開催もされていないうちに、次のことを話すのは憚られるのですが、継続的に対話を続けていくことで、広く市民、住民の方に「必要だ!」と思っていただける議会になるのだと思います。

そうなるよう頑張らないと…。

まずは10月3日。しっかり成功するよう頑張っていきたいと思います。


それでは、また。

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