岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

タグ:保育

こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

昨日、岡崎市内に病児保育施設「MON TAMIA(モンタミア)」が9月24日火曜日より病児保育事業を開始すると発表がありました。



利用対象者としては、
保護者の就労若しくは疾病その他の事由により、家庭において保育を受けることが困難な病気の「回復期に至らない場合」で、当面症状の急変が認められない(病児対応型)、又は病気の「回復期」であり、かつ、集団保育が困難(病後児対応型)な市内に住所を有する生後6カ月から小学6年生までの児童。
と記載されています。

気になる場所ですが、野畑町とのこと。

JR岡崎駅から南西に車で10分弱でしょうか。


利用日としては、月曜、火曜、水曜、金曜で祝日や年末年始は休みとされています。

ざっくりとネットで調べてみたところ、まだHP等は準備されていないようで、いまのところこれ以上詳しいことはわかりませんが、病児保育施設ができることは働く親世代にとりたいへん助かるものになるはずです。

もちろん、利用しないほうがいいのですが、いざというときのためにぜひ覚えておいて頂ければと思います。

それでは。

追記
9.19東海愛知新聞に詳しい記事が載っていました

以下、引用(引用元 FMおかざき)
市内初の病児保育施設 野畑町のMON TAMIA 24日オープン 岡崎市野畑町で24日、市内初の病児保育施設「MON TAMIA(モン タミア)」がオープンする。

かぜや水痘、インフルエンザといった日常的にかかる病気になった子どもや、病気が治る途中で集団保育施設の利用が困難な子どもを一時的に預かることで、市民の子育てや就労を支援する。(横田沙貴) 運営主体は医療法人糸洲医院(糸洲朝久理事長)。

同法人が運営する「ともファミリークリニック」の2階部分約100平方メートルを改装。遊具やテレビモニター、絵本などがある保育室と、病状や年齢などによって別々に保育する際に利用する無菌室2室を設けている。

保育士2人と看護師1人が常駐し、同法人が運営する「ともキッズクリニック」(法性寺町)と連携する。 市の病児保育事業の一環で、民間事業者と連携して整備。市保育課によると、国・県・市が整備費の一部約3,400万円を交付し、運営費の一部を市が補助する。
同法人の糸洲雅子理事は「安心して子どもを預けることができる施設を目指して準備しています」と話している。

定員6人。対象年齢は生後6カ月~小学6年。月~水、金曜(祝日、年末年始を除く)の午前8時30分~午後6時。利用料金は1回2,000円で、生活保護受給世帯や市民税非課税世帯は減免される。 利用日前日までにともキッズクリニックで受診し、予約する。

弁当や乳児用ミルク、処方薬、おむつ、着替えなどは持参する。当日利用時に提出する書類一式は同法人ホームページでダウンロードできるようにする。 予約・問い合わせは同施設(090―1277―1000)へ。

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こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

今定例会では、このブログでも取り上げた、今年の3月議会で提出された請願「岡崎市の保育所継続入所に関することについて」の回答が担当課から正式に寄せられました(継続入所にかんする詳しいことは以下のエントリーでご確認ください)。



で、内容はこういうものでした。

要は、0~2歳児の保育需要が増加しているのにくわえ、この秋からおこなわれる幼児教育保育無償化がどのように影響するか現時点では読めないが、増加することは間違いないので、当面は施設の増強、保育士の確保を目指す。このようななかで、継続入所にかんしては、子育ての状況を考え配慮できないかを検討していくことや、預かり保育の基準を緩和し、すこしでも保育ができるように検討していきたい、というものです。

難しいのは、この問題が岡崎市にとり「総論賛成、各論反対」の典型的な状況になっているように思います。

子育て世代の親にとり保育の緊急度が高い世帯が優先的に保育を受けることができる環境には賛成だと思うのですが、他方で、継続入所を断られた保護者にとっては、子どものことを考えるとやはり「なんで?」という言葉が浮かんできてしまうからです。

これだけでも難しいのですが、加えて、現状の制度では、同じ園に復帰することが保証されていません。育休取得により一度退所させられるのは仕方ないとしても、再度、預けるときに同じ園に復帰することが保証されていないので、子どもを抱える保護者やその子どもにとり復帰に向けたいらぬ心配事を増やすことになってしまうのです。

今回の回答では、そこまでは言及されていませんが、そこも含めて今後対応を検討していくということになるはずです。

継続入所を難しくさせる理由として、「場所」と「人」というどうしようもない側面があることは、重々承知するところですが、他方で、子どもを育てる親や、その子どもにとり、それが必要な時代、時期は一回しかありません。

ぜひとも、一刻も早く、回答にあるように、「柔軟な対応」ができる体制を検討するばかりではなく、実際に制度へ落とし込んでいただけるよう、これからも強くお願いしていきたいと思います。

それでは。

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学童保育にかんする記事が中日新聞の1面にのっていました。

それには、名古屋市の現状を踏まえつつ、学童保育の需要が共働き世代の増加にともない増えるいる、その一方で、施設の十分な広さの確保が難しいうえに、指導員の不足が問題となっていることが指摘されていました。

大都市の事情かとはおもいつつも、ふとわが町を振り返ると、地域差はあるものの学童保育の利用者は増加の一途をたどっていることに違いはありません。また、それにともない、当局が急速に整備をすすめてきているものです。

手短なところで学童保育の状況と計画が記された資料をみると、H30年度は、公営と民営をあわせ53箇所、利用できる人数は全体で2,761人とされています。それにたいし利用が見込まれていた人数は3,236人なので、岡崎市内でも500人近い供給不足となっています。

(本市には「放課後子ども教室」という学区こどもの家を利用する方法があり、計画ではその事業を含めた需給関係が記載されています。H30年度では、「放課後子ども教室対応」は458人となっており、上記の数字と足すと、利用できる人数と確保された人数はほぼ同数になります。)

このような現状を踏まえ、当局は直近数年では年に数カ所のペースで事業を拡大し、毎年、利用可能人数を150~300人増加をつづけてきています。また、今後も、整備をすすめていくことが予定されています。

必要なものはどんどんすすめていくべきですが、ただ、計画は将来の子育て世代を対象にしていくものでしかなく、いま預け先がなくてこまっているひとにはなかなか意味が見出しづらいのもまた事実です。

それはわかりつつも、冒頭の記事にもあったとおり、設置場所の問題や指導員の不足などの課題もあり、わたしの認識ではこれ以上のペースで設置を増やしていくことはなかなか厳しいのが現状であり、いまお困りのかたには大変申し訳ないとおもうばかりです。

量の課題とともに、冒頭の記事では空調や広さなどハードの不備について触れられていました。  

それはもちろんたいせつな事です。法令に準じて、それ以上に整った環境を整備する必要があり、そのための財政措置はしっかりとするべきです。他方で、運営、いわゆるソフトの部分の質も今後より問われることになるのではないかと思っています。

端的にいえば、放課後児童クラブは子どもたちにとりどういう居場所なのか、なにをしてすごすのか、なにをしないですごすのか。そんなことが問われてくることになるはずです。

民間の児童クラブさんの状況を聞くと、多様なメニューを用意するとともに、どのような運営理念で事業を展開しているのか、いくのかを示すとともに、利用者のご両親としっかりと話す機会をつくっていらっしゃるように見受けられます。

たとえ公営であっても、今後このようなことが求められることになるはずです。

量か質か、ではなく、量も質も。

それらのことを見据えつつ、機会があるごとに議会でもしっかり議論していきたいとおもいます。



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いろいろと報告しなければと思いつつ遅れていることの一つに、3月定例会に提出された請願「岡崎市の保育所継続入所に関することについて」があります。

保育所継続入所とは、下の子の育休時に上の子が一時的にであれ退園をする必要がなくなること、上の子が継続的に保育を受けることができることを指します。

請願が出されたということは、ご察しの通り、岡崎市では「保育所継続入所」が整備されていないからなのですが、担当課としては希望する園にさえ通園が難しい現在の状況において、いかに公平性を担保するかを考慮しての判断だと伺ってはいます。

ただ、継続利用を望む悲痛な声があるのも一方の事実です。

わたしもかつて継続利用を望むメッセージをいただいたことがあります。
上の子が一時的に退園することによるさまざまなしわ寄せが、上の子だけではなく、その家族へも及ぶことが「りんりんもんろー」さんからのご意見からわかるのではないでしょうか。

誰もが望み通りに人生の選択を可能とする社会の実現。

大袈裟な話しかもしれませんが、そうなるように少しでも社会を変化していくことが大切なはずです。


さて、3月議会に提出された「保育所継続利用」を望む請願は全会派賛成で採択となりました。

議会の総意として今後必要な制度であることを当局へ要望するかたちとなったわけです。

すべての家庭が希望する園へ入園でき、かつ継続利用を可能にすることは現在のキャパシティでは難しいことも理解するところですが、当局にはぜひ積極的な打開策を示していただけるよう今後期待するところです。

それでは、また。

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