さて、今日は3月の末に発表された、岡崎市の今後の人口推計について若干触れてみたいと思うのですが、数字とグラフだけのとてもつまらないものになってしまうかもしれませんがご容赦ください。
発表された資料は全体で18ページほどのものなのですが、2050年までの本市の人口推計が全体と地域別に分かれ記述されていました。
まず、これによると岡崎市は2035年まで人口増加が続き、約39.5万人まで人口が増加することが予測されています。
とはいいつつも、もはや周知のことですが、いわゆる少子高齢化、年齢4階級別による見通しを一瞥すれば、働く世代が減り、高齢者が増加していくことは明らかなわけです。
と、あらためてそれを指摘したかったわけではなく、今回この資料で驚いたのは、地域別の人口動態の凸凹さ加減についてでした。
これは地域別のグラフをみると明らかなのですが、東岡崎駅-JR岡崎駅を中心とした地域は今後も緩やかに人口増加が見込まれている一方で、北部の岩津や東部、そして中山間地域である額田は急速な人口減少局面へ突入することとなります。
JR岡崎駅周辺を中心とした岡崎地域は2015年を基準にすると2050年には21%増加するのに対し、額田地域は同期間において約半分になることがわかります。
中山間地域の人口減少については前々から指摘されていたことではありますが、あらためて数字でみることでその現実が浮き彫りになるとともに、市内の各地域において今後必要となる政策があきらかに異なるはずです。
またその方策についてはあらためて考えなければと思うのですが、今日はとりあえず、この数字だけをお伝えするのみとなりそうです。
それでは、寒暖差が激しい季節ですがどうか体調管理にはくれぐれもご留意頂ければと思います。
では、また。