岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

カテゴリ:雑記 > 日々のこと

花冷えな1日だったではないでしょうか。ダウンを再度取り出し、着込んだものです。

さて、今日は3月の末に発表された、岡崎市の今後の人口推計について若干触れてみたいと思うのですが、数字とグラフだけのとてもつまらないものになってしまうかもしれませんがご容赦ください。

発表された資料は全体で18ページほどのものなのですが、2050年までの本市の人口推計が全体と地域別に分かれ記述されていました。

まず、これによると岡崎市は2035年まで人口増加が続き、約39.5万人まで人口が増加することが予測されています。
20190402_岡崎市の人口推計
とはいいつつも、もはや周知のことですが、いわゆる少子高齢化、年齢4階級別による見通しを一瞥すれば、働く世代が減り、高齢者が増加していくことは明らかなわけです。

と、あらためてそれを指摘したかったわけではなく、今回この資料で驚いたのは、地域別の人口動態の凸凹さ加減についてでした。

これは地域別のグラフをみると明らかなのですが、東岡崎駅-JR岡崎駅を中心とした地域は今後も緩やかに人口増加が見込まれている一方で、北部の岩津や東部、そして中山間地域である額田は急速な人口減少局面へ突入することとなります。
地域別
JR岡崎駅周辺を中心とした岡崎地域は2015年を基準にすると2050年には21%増加するのに対し、額田地域は同期間において約半分になることがわかります。

中山間地域の人口減少については前々から指摘されていたことではありますが、あらためて数字でみることでその現実が浮き彫りになるとともに、市内の各地域において今後必要となる政策があきらかに異なるはずです。

またその方策についてはあらためて考えなければと思うのですが、今日はとりあえず、この数字だけをお伝えするのみとなりそうです。

それでは、寒暖差が激しい季節ですがどうか体調管理にはくれぐれもご留意頂ければと思います。

では、また。

新元号が決まり、いよいよ新しい年がはじまる予感がする4月1日ですが、ここ最近は今現在行われている統一地方選挙のドタバタでなかなか更新ができていない、岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

さて、ここ岡崎市、幸田町ではもうみなさんご存知の通り、愛知県議会議員選挙がおこなわれています。3月29日告示で4月7日が投開票日。いわゆる選挙戦が9日間あるのが県議会選挙です。

まあ今回もといっていいのかわかりませんが、ここ岡崎市幸田町選挙区の県議会議員選挙は低投票率が予想されているわけですが、議員の端くれとして、末席を汚す身としては少しでも投票率が向上するよう行動していかないととは思うわけです。

そこで、とりあえず各候補者が発しているネット情報を一覧にできるサイトがこちらです。
と書いたのですが、どうやら統一地方選挙は選挙の数が多く、いまのところ全てを網羅できているわけではないそうですが、それでも各候補者がネット上のどの媒体を利用して情報発信をしているかをさっと眺めるには便利なものとなっています。

さて、冒頭に選挙戦は9日間と言いましたが「選挙中は政策を競わせるべきだ」という主張とは別に(それも大切なことですが)、リアルな選挙戦ではそうも言っていられない、いわゆる「票集め」に奔走することもまた一面の真実です。

このどうしようもない現実にどう立ち向かうのかが各陣営、腕の見せ所なわけですが、他方で、どの陣営も頭を抱えることになるであろうものの一つが、陣営に集う人々の「熱さ」なる数字ではどうにも表すことが難しい、ようは「空気」としかいいようのない問題です。

どういうことでしょうか。

選挙には波があります。

告示日の金曜日は朝から多くの人手が必要でてんやわんやで1日が過ぎ、その流れにうまく乗りつつ、飲み込まれつつ、休日で街へ繰り出す人が増える土日は、各陣営一人でも多くの方に声をかけるために、あの手この手、候補者が選対が得意とする選挙手法を繰り出すことになります。

この金土日は、ざっと思いつくだけでも、街頭演説、「ももたろう」と呼ばれる候補者と運動員での練り歩き、電話作戦、証紙貼り、ポスター貼り、ウグイス、ドライバー、出陣式などなどとなるわけです。

各陣営、多くの人にお力添いをいただきこの3日間をやりくりしていくことになり、波はいきなりピークを迎えます。

が、難しいのはそれを越えた月火水の平日。選挙戦でいえば、4日目以降の3日間です。

世間は平日へ以降します。上がった波も一時的に退潮してしまうもの。

ここをどう乗り切り、後半戦のピークへ再び持ち込んでいくか。きっとこの3日間はどの陣営もそれに腐心しているのではないでしょうか。

この波をうまく操り、熱気のうちに最終日を迎えた陣営が票を伸ばしていくことになるはずです。

そういう観点からも選挙戦を眺めてみると、またひとつ興味を持っていただけるのかもしれません。

それでは、また。

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地元にある白鳩保育園の卒園式に伺ってきました。

大人「卒園おめでとうございます」

園児「ありがとうございます」

そう。みんな事あるごとに感謝の言葉をほんとうに大きな声で言います。

当たり前だけど大きな声で謝意を伝えることは大切ですね。

大人になっても人に謝意を伝えることができるひとにならないといけませんね。

みなさん、ほんとうにおめでとうございます。

今日は朝から総会にお邪魔し、午後からは家康行列の練習会に顔を出してきました。

今年は4月7日に俳優の平泉成さんを迎え行われる家康行列。
今年も多くの市民のかたが参加し盛り上げることとなります。
そんななか平泉成さんをもじった「平(泉←小文字)成の家康行列」の旗を沿道でたなびかせるキャンペーンが展開されています。
当日はこの旗が沿道でたなびくとともに、決められた場所でスタンプを押してもらうことで豪華商品があたるという、平成最後を飾る家康行列となっていく模様。
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詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
豪華商品抽選付「応援手旗」|家康行列|特集|岡崎おでかけナビ - 岡崎市観光協会公式サイト 
https://okazaki-kanko.jp/feature/iyeyasugyouretsu/chusen

こちらの旗は先着1万名様とのことで、3月18日から配布が開始されているそうです。

残り何本あるのかわかりませんが、ご興味あるかたはぜひ、上記のサイトから配布場所へ走っていただければと思います。

それでは、また。

いよいよ統一地方選の前半戦。その最長の選挙期間を持つ道府県知事選挙が告示となりました。
4月7日投開票日の選挙戦はここから順次告示となるわけですが、ここ岡崎市においては唯一、愛知県議会議員選挙が予定されています。

3月29日に告示、4月7日が投開票日なので、そろそろ町には街宣カーが走り、公営掲示板が設置されています。

今回は5議席をめぐり、7名が立候補を予定していると聞いています。

一度全候補者のHPなりfacebookなりをここで集めた企画をしたいと考えているのですが、まだ議会中でもあるのでまたの機会にリクエストがあれば取り組んでみたいと思います。

ということで、明日は3月議会最終日ですので、しっかりとまずは臨んできたいと思います。

それでは、また。



こんばんは。

最近はすこしブログの更新が滞ってしまいました。忙しい?!とはいいたくありませんが…

さて、3月は総会のシーズンであり、昨日今日も岡崎市内では町内会の「総会」が行われたことと思います。

「総会」と普通に書きましたが、これを「初集会」とするところもあるとかで、地域によってさまざまなんだろうな〜と思うところですが、呼び名はどうであれ、年一回開かれる総会は昨年度の事業報告に決算報告、そして来年度の事業計画案、予算案が議決される、自治組織、地縁組織にとりもっとも重要なものとなります。

議員という立場をいただき、いくつかの総会にお邪魔させていただく機会に恵まれたわけですが、形式的にはどこも上記の議事進行を進めつつも、同じ場所に二つと無い自治組織であるからこそ、各町さまざまに特色があります。

そういう意味では自治体と似たようなところがありますね。

また、自治組織の運営は形式的には合議制であり、その意味でも地方自治体よりより身近な「民主主義の学校」といえるのではないか、少しかっこつければそんな気がするものです。

さて、まだ総会シーズンは続きます。

どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

それでは、また。

こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

この出だしでいいのだろうかといささか疑問を感じながら書いていますが、まあよしとしようと思っています。

さて、本日は昨日に引きつづき市役所で「岡崎市政策ベンチャー2030day2」が開催されました。
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昨日のはこちら↓
岡崎市の将来を語る「岡崎市政策ベンチャー2030」を拝聴してきました
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/31347595.html

会の概要は昨日のエントリーで記したので割愛させていただくことにして、いきなり本題に入れば、全ての話しを聴き感じたのは、内容もさることながら形式が大切、そのことです。

以後、自戒も込めてであることをご承知おきしていただきたいのですが、ここでいう形式というのは内容ではなく各チームのパワーポイントや言葉遣いのことを指しているわけですが、全体的な印象として、どうしてもこれが「行政」の枠組みに縛られ窮屈だったように感じています。

例えばですが、とある発表の導入では、立地適正化計画、商工振興計画、地域公共交通網形成計画、と言葉を並べ、どれを読んでもイメージしづらという指摘からスタートしたグループがありました。

「まさしく!」

と膝を打ち、聞き手として次の展開を楽しみにしたわけですが、ここからが、どうしてもというか、抑えがたい不安感を避けるためなのか、知らず識らず「行政的言い回し」に寄っていってしまい、元の木阿弥になってしまうということがありました。

他にも…といいつつ、一事が万事そうだったわけではありませんが、全体的にそこへ陥りがちだった印象なわけです。

決してだからだめだということを言いたいのではないのですが、とりあえずこの発表の場、対象を考えるともう少し開かれた表現、言葉遣いを考えてもよかったのではないか、それが内容よりも形式をという意味なわけです。

もちろん、これはバランスも含め大変に難しいことです。なにより、わざわざ自戒も込めてと但し書きをしたのは、だれもが自ら置かれている状況や職業が求める態度、言葉遣い、表現から自由になることができるはずもないからです。

こう偉そうに指摘しているわたしも往往にして「行政っぽい」「政治っぽい」言い回しをしらずしらず使い、内輪ノリの言葉を使用しているはずです。

外側の人には理解不能、疎外感を与えるという意味では、政治的行政的言い回しはギャル語となんら違いはありません。

おじさんにはギャル語が理解不能なように、ギャルにはおじさんの会話が理解不可能なように、内輪ノリの言葉をその外側へいる人へ届ける可能性は限りなく低いものです。

それでも、すくなくともこの会は他者に開かれた議論を指向していたはずです。だとすれば、最低限、自分が幽閉されている檻の構造の理解に努めることで、僅かでもそこから抜け出し、他者と出会う可能性を模索した痕跡をもう少し残してもよかったのではないでしょうか。

うん、難しいことですよね…

なにはともあれ、会の最後にあったようにこういった前向きな取り組みは今後もぜひ続けていってもらいたいものです。

それに期待しつつ所感じみたものを書かせて頂きました。

それでは、また。

こんばんは。
岡崎市議会議員の小田高之(@odatakayuki1984)です。

今週からは議会は委員会がつづきます。月曜日は経済建設委員会。本日は福祉病院委員会でした。明日は文教生活委員会。そして木曜日は総務企画委員会です。

何度かここでも書いたことと思いますが、議案、予算の詳細な審議は各委員会で行われることとなります。

さて、そんななか、本日は「岡崎市政策ベンチャー2030」に参加してきました。
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この企画は役所の選りすぐりの若手職員が6つのチームにわかれ、1年かけて議論してきた未来に関する政策を発表する場であり、各課の壁を超えた数人がチームを組むことで、分野横断的な提言となるよう工夫されてます。
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で、今日は「地球環境の付き合い方」「家族の暮らし方」「人生100年時代の生き方」の3つの発表がおこなわれました。

どの発表も、とても風通しがいい議論でした。

財政的な裏付けや法的な縛りから自由であり、各課を跨ぐことに気兼ねないからなのか、行政らしからぬ(いい意味です)発想、着眼点があり、聞いていてわくわくするものでした。

ただ、という程のことでもありませんが、「家族の暮らし方」の発表はもう少し踏み込んだらよりおもしろいものになったのではないかと思う節がないわけでもありません。

発表は急速に進む家族形態の変化に着目し、それをどう考えていくかというものでした。

家父長制的で多世代な家族から核家族、そして単身世代を含む多様な家族へ。この潮流のなかで、どうすればいいのか。

提案は家族を地域(学区)に拡張し、かつて家族が担ってきた機能をそこで補うというものでした。

子ども食堂などが象徴的な事例であり、そのほかにも共有、シェアなどのサービスによりそれが可能になるというものです。

これはこれでひとつの方法であると思うのですが、ただこの提案の方向性では「家族の暮らし方」を変化させるというものではなく、地域社会がかつて担っていた機能をいかに再構築、回復するかという、まあ大事ではあるが、よくある議論に回収されているのではないかと感じたわけです。

そう。問題提起は家族のあり方でした。

だとすれば、それに真正面から取り組んでも面白かったのではないか、と。

多様化が進むなかでどのように条例を整備していけばいいのか。また、成員数の減少が進むなかでいかに家族を拡大できるか。後者の例としては犬や猫による拡大ということも考えられます。家族は血縁だけではなく、ましてや人だけでもないのがいまの流れです。

そういった家族像の変化を念頭に、政策、条例を提言していくという方法があってもおもしろかったのではないかと聞きつつ、感じていました。

なんにしても、これだけ風通しのいい議論を聞くことができるのは楽しいものでした。

一応ですが、この企画はただビジョンを示すだけではなく、ここで出てきたいくつかのキーワードを拾い、次期総合計画の文案に滑り込ませるという現実的な側面もあるということでしたので、たんなる夢物語を描くというものではないということを申し添えておきます。

この企画は明日もあるということですので、時間があれば参加してみようと思います。

それでは、また。

いよいよ町や団体の総会のシーズンになりました。
また毎年恒例のサッカー大会の閉会式へ。かつてのサッカー少年からすると子どもたちがどんなスパイクを履いているのかがきになってしまいます。

いまは白、緑、赤、黒、黄色などカラフルなスパイク全盛期なわけですが、かつて(1990年代後半)スパイクといえば黒一色でありパラメヒコもJスターも、モレリアも2002(スパイクの商品名です)も全部黒でした。

ただ、プーマが出すキングだけが唯一赤色だったと記憶しています。

それが商品棚で一際目立つ存在でした。

その後、たしかナイキがサッカーの市場に参入してきたころを境にして、カラフルなシューズがデフォルトになったように記憶しています。

古い話なわけですが。笑

ただ時代がかわってもサッカー少年にとりサッカーシューズは高級品であり宝物ののはずです。

雨のあとはしっかりと手入れをして、大事に使ってほしいものですね。

と全然関係ない話になっていますが、本日の活動報告でした。

それでは、また。

今日は予告どおりこちらの会に参加してきました。
5人の方の発表をきくことができたのですが、そのなかでも興味深かったのは鳥獣対策についての発表でした。
要約すると上記のようになると思うのですが、それ以外にも興味深いことが多々ありました。

例えば、鳥獣対策はおおきく3つに整理することができるそうです。

①対個体、②対集団、③対環境の3つです。

対個体は罠や檻などで捉えて駆除する方法、対集団は防護策を張り巡らせ侵入を阻止すること。対環境は生態環境を変えることで生息域を変える、となります。

(議会で話題になりつつはじめて知りました…)

市議会で話題になるのは①や②に対策であり、③のような根本的な解決へと繋がるであろう対策はなかなか議論されることがないように思います。

また被害額についても岡崎市においてはニホンザルからのものがもっとも大きく、猪や鹿などではないことも認識不足でした。

とさまざまな学びを頂いた今回の発表でした。

そういえば、かつて研究者をしている友人から、なぜ政治はアカデミックな情報を活用しないのか、そう問われたことがあったわけですが、そういう視点もあらためて大切にしていかなければならないと思い直す次第です。

また興味深い研究などありましたら、ぜひご紹介ください。

それでは、また。

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