岡崎市議会議員の小田たかゆきです。
本日より岡崎市の6月定例会が開会となりました。
今回の議会は一般質問なる議員が理事者側にあれやこれやと政策を問い質す機会がコロナ対策のためありません。その変わり、というのもあれですが、事前に各会派が質問を文章で投げ、それに文章で返すという方式が取られています。
で、その応答が本日ありました。また加えて、市長などの提案説明も議会冒頭におこなわれ、それらから岡崎市のコロナ対策がどういうものだったのか、またどうしていくのかなどが返答があったのでここにざっと記していこうかと思っています。
◻︎PCR検査の実績と今後
・PCR検査は現状16人分(32検体)/日の検査が可能→今後は32人分(64検体)/日の検査体制の構築を目指す
・抗原検査も取り入れるが確度が低いのでPCR検査と併用していく
・唾液によるPCR検査は国承認がおり次第、岡崎市でも取り入れていく
・ドライブスルー方式の検査センターはメリットがあるので、帰国者・接触者外来の対応能力向上策の一つとして取り入れていく
◻︎医療提供体制
・5/19日現在の市民病院の備蓄。防護具としてガウン6,000着。レインコート2,500枚。医療用サージカルマスク220,000枚、N95マスク1,000枚。同日の愛知病院はガウン2,200着、レインコート2,500枚、医療用サージカルマスク38,000枚、N95が2,300枚。
・医療提供体制の整備主体は主に県であることから、岡崎市としては防護具等の備蓄の強化と、その他の疾患による患者への医療体制を守ることに主眼
・藤田医科大学病院との連携によりさまざまな見えない効果(対策の情報、各主体との連携など)がある
◻︎緊急事態宣言による社会的の影響
・DVの3月-4月の2ヶ月間の相談は78件で前年の同期比40%減少。
・刑法犯認知件数3月176件(前年同月154件)、4月118件(前年同月175件)で、緊急事態宣言下では減少傾向
・児童虐待通告件数の3月、4月の2ヶ月間は速報値であるが、前年度比10%の増加。ただ、通告件数が年々増加しているため、コロナの影響かどうかは今後検証が必要
・生活保護申請については4月が54件(前年同月比24件増)。コロナの影響による離職または減収を理由としたものは17件
ということで、他にもいろいろと数字なりが出てきていますが、今日のところはこれくらいにします。
それでは。
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