こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

本日は午前中に本会議、そして、決算特別委員会が開催、平成30年度の決算の説明がありました。

平成30年度の一般会計の歳入決算額は1,268億2,561万円、歳出決算額は1,211億3,985万円で、歳入歳出差引額は56億8,576万円となりました。

ここから、翌年度の繰越に充てられる財源11億7,832万円をひく45億744万円が純余剰金となりました。

歳入で目を見張るのは市税の額と歳入全体に占める割合であり、市税が約705億円、割合は歳入1,268億円ですので、56%となりました。

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市が自治体として他に依存せず得ることができる収入を独自財源とよびますが、それが高い水準にあることが岡崎市の予算の特徴といえます。

また、自治体の貯金である積立金や自治体の借金である公債などの数字をみても、問題がないと思います。

他方で、約1,211億円だった歳出ですが、平成29年度と比べた限りでは似たような歳出状況であったといえます。

12ある特別会計は歳入決算額は624億8,585万円、歳出決算額は618億1,674万円で、歳入歳出差引額は6億6,912万円となりました。ここから、翌年度へ繰り越した事業の充当財源を控除した純剰余金は6億6,486万円となっています。

病院事業会計は2億6,098万円の純損失、水道事業会計は12億8,731万円の純利益となりました。下水道事業会計は5億6,306万円の純利益となりました。


全体的な印象としては29年度と同様に手堅い財政運営をおこなっているといえそうです。独自財源が高水準で推移する一方で、貯蓄もそれなり、借金も目立つほどではなく、バランスのいい状況が伺えます。病院会計はすこしきになるところですが、そもそも、公共の病院経営が黒字である必要があるのかは議論のわかれるところであり、すくなくとも、現時点ではそれほど気にするレベルではないと思います。

という全体的な印象を持ちつつ、今後はより細かい部分を審議する決算特別委員会のために準備を進めていきたいと思います。

それでは。


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