こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

今定例会では、このブログでも取り上げた、今年の3月議会で提出された請願「岡崎市の保育所継続入所に関することについて」の回答が担当課から正式に寄せられました(継続入所にかんする詳しいことは以下のエントリーでご確認ください)。



で、内容はこういうものでした。

要は、0~2歳児の保育需要が増加しているのにくわえ、この秋からおこなわれる幼児教育保育無償化がどのように影響するか現時点では読めないが、増加することは間違いないので、当面は施設の増強、保育士の確保を目指す。このようななかで、継続入所にかんしては、子育ての状況を考え配慮できないかを検討していくことや、預かり保育の基準を緩和し、すこしでも保育ができるように検討していきたい、というものです。

難しいのは、この問題が岡崎市にとり「総論賛成、各論反対」の典型的な状況になっているように思います。

子育て世代の親にとり保育の緊急度が高い世帯が優先的に保育を受けることができる環境には賛成だと思うのですが、他方で、継続入所を断られた保護者にとっては、子どものことを考えるとやはり「なんで?」という言葉が浮かんできてしまうからです。

これだけでも難しいのですが、加えて、現状の制度では、同じ園に復帰することが保証されていません。育休取得により一度退所させられるのは仕方ないとしても、再度、預けるときに同じ園に復帰することが保証されていないので、子どもを抱える保護者やその子どもにとり復帰に向けたいらぬ心配事を増やすことになってしまうのです。

今回の回答では、そこまでは言及されていませんが、そこも含めて今後対応を検討していくということになるはずです。

継続入所を難しくさせる理由として、「場所」と「人」というどうしようもない側面があることは、重々承知するところですが、他方で、子どもを育てる親や、その子どもにとり、それが必要な時代、時期は一回しかありません。

ぜひとも、一刻も早く、回答にあるように、「柔軟な対応」ができる体制を検討するばかりではなく、実際に制度へ落とし込んでいただけるよう、これからも強くお願いしていきたいと思います。

それでは。

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