本日から総務企画委員会として東京都あきる野市、神奈川県川崎市へ2日かけての視察を行います。初日の今日は7時55分東岡崎駅に集合、豊橋経由で花の都東京に10時10分到着。
挨拶をして頂いた議長さんもあきる野市の人口は減少局面に入ったが「戸建住宅の需要は衰えることなく、都心と変わらない値段で土地付き戸建住宅が購入できるのがあきる野市で、都心から車でも電車でも1時間ほどの場所にある」と仰っていたことからも、たぶんそうなんだと思います。
さて、この立地がドローン活用事業の推進に繋がっていることが後からわかりるのですが、それは後で説明するとして、この「あきる野市」さんで今回のドローン活用事業について視察をしてきました。
ドローンはみなさんご存知のように無人ヘリコプターです。
リモコンを用いた手動運転はもちろんのこと、あらかじめ定めたルートを飛行する自動運転も可能であることから、さまざまな用途での利用が期待されているのは周知のこと。
民間では宅配や農薬の散布、人の輸送などでの実用化、実証実験が行われていますが、あきる野市さんはこのドローンを行政としてどのように活用をしていくかを実験的に取り組んでいるのです。
そこで百聞は一見にしかず。
まずはどういう風にドローンを活用していこうとお考えなのかを、この動画で把握していただければと思います。
なんだか「海猿」を想起させる動画ですが、ざっと見ていると、大規模災害時における孤立集落への物資輸送、増水で中洲に取り残された人の救助活動、土砂災害箇所を上空から撮影することで迅速に状況を3D画像へ変換することなどが映されています。
担当課からの説明ではこれに加えて、遭難者の効率的な捜査や救助、鳥獣対策への活用なども展開していくとのことです。
とまあ、斯様に有効性がありそうな行政によるドローン活用ですが、一方で課題についても聞くことができました。
その一つは市街地での使用の難しさです。
ドローンの使用には航空法、道交法、電波法など法律上さまざまな制限があるそうですが、もっとも影響を持つ規制の一つに人口密集地での飛行があるそうです。まあ危険性を考えれば仕方ない側面もありますが、密集地での飛行には航空局の許可が必要となります。
これが山間地でしかなかなか行政での利用が進まない(民間も?!)理由の一つとのことでした。
それでも、ここで立地の話になるのですが、あきる野市さんはたまたま?!東京都心から同心円状に広がる人口密集地(DID)の境界線上に位置しておりDIDの網がかかっていない部分を抱えています。
地図で見た方が早いのですが、東京は真っ赤です。
ズームしてあきる野市DIDを取り出すとまばらになっています。
ちょうどDIDの切れ目に位置するこのような立地特性も一つの要因となり、あきる野市さんがドローンを展開している理由となったとのことでした。
□岡崎市では
で、岡崎市はというとこんな感じです。
額田はもちろんのこと六ツ美の一部でも可能性がありそうなことがわかります。
とりあえずの結論めいたもとしては、十分にドローンの活用の検討の余地がありますが、他方で、自衛隊や消防などとの連携も大切なこと。そこの動向を注視しつつ、導入を検討していくのでも遅くないのではと思いました。
さて、あらためて、本日ご説明頂いた職員の方々に感謝申し上げます。
明日は川崎市さんにお邪魔する予定です。
それでは、また。
そこから中央線と青梅線を乗り換えあきるの市役所の最寄り駅であるJR秋川駅に11時48分に到着しました。小田たかゆき@岡崎市議会議員@odatakayuki1984
東京駅に。途中、富士山が綺麗に見えました。 https://t.co/3kCgQH7Uwj
2019/01/22 10:10:10
「あきる野市」は東京都の西、八王子市の北側に位置する人口8万人ほどの町です。主要駅の一つである秋川駅前は直線道路が東西南北に走り、大型ショッピングスーパーがあるニュータウンを思わせる都市構造であり、西側には中山間地、丘陵地を抱え東京郊外の最西端に位置しています(たぶん)。小田たかゆき@岡崎市議会議員@odatakayuki1984
1日目の視察先である、あきる野市に着。 https://t.co/OFta4Ytavq
2019/01/22 11:51:25
挨拶をして頂いた議長さんもあきる野市の人口は減少局面に入ったが「戸建住宅の需要は衰えることなく、都心と変わらない値段で土地付き戸建住宅が購入できるのがあきる野市で、都心から車でも電車でも1時間ほどの場所にある」と仰っていたことからも、たぶんそうなんだと思います。
さて、この立地がドローン活用事業の推進に繋がっていることが後からわかりるのですが、それは後で説明するとして、この「あきる野市」さんで今回のドローン活用事業について視察をしてきました。
ドローンはみなさんご存知のように無人ヘリコプターです。
リモコンを用いた手動運転はもちろんのこと、あらかじめ定めたルートを飛行する自動運転も可能であることから、さまざまな用途での利用が期待されているのは周知のこと。
民間では宅配や農薬の散布、人の輸送などでの実用化、実証実験が行われていますが、あきる野市さんはこのドローンを行政としてどのように活用をしていくかを実験的に取り組んでいるのです。
そこで百聞は一見にしかず。
まずはどういう風にドローンを活用していこうとお考えなのかを、この動画で把握していただければと思います。
なんだか「海猿」を想起させる動画ですが、ざっと見ていると、大規模災害時における孤立集落への物資輸送、増水で中洲に取り残された人の救助活動、土砂災害箇所を上空から撮影することで迅速に状況を3D画像へ変換することなどが映されています。
担当課からの説明ではこれに加えて、遭難者の効率的な捜査や救助、鳥獣対策への活用なども展開していくとのことです。
とまあ、斯様に有効性がありそうな行政によるドローン活用ですが、一方で課題についても聞くことができました。
その一つは市街地での使用の難しさです。
ドローンの使用には航空法、道交法、電波法など法律上さまざまな制限があるそうですが、もっとも影響を持つ規制の一つに人口密集地での飛行があるそうです。まあ危険性を考えれば仕方ない側面もありますが、密集地での飛行には航空局の許可が必要となります。
これが山間地でしかなかなか行政での利用が進まない(民間も?!)理由の一つとのことでした。
それでも、ここで立地の話になるのですが、あきる野市さんはたまたま?!東京都心から同心円状に広がる人口密集地(DID)の境界線上に位置しておりDIDの網がかかっていない部分を抱えています。
地図で見た方が早いのですが、東京は真っ赤です。
ズームしてあきる野市DIDを取り出すとまばらになっています。
ちょうどDIDの切れ目に位置するこのような立地特性も一つの要因となり、あきる野市さんがドローンを展開している理由となったとのことでした。
□岡崎市では
で、岡崎市はというとこんな感じです。
額田はもちろんのこと六ツ美の一部でも可能性がありそうなことがわかります。
とりあえずの結論めいたもとしては、十分にドローンの活用の検討の余地がありますが、他方で、自衛隊や消防などとの連携も大切なこと。そこの動向を注視しつつ、導入を検討していくのでも遅くないのではと思いました。
さて、あらためて、本日ご説明頂いた職員の方々に感謝申し上げます。
明日は川崎市さんにお邪魔する予定です。
それでは、また。