昨日のエントリーでいくつかのご意見を頂きました。
岡崎市の小中学校へ秋休み(キッズデイズ)を導入することが発表されました
批判的なものが多いのですが、まずはご紹介させてください。
そこで、この間、寄せられた意見、拝見した意見をまとめると以下の5点になるかと思います。
①親の意見を聞いたのか。
②夏休み短縮の3日間は半日。親の負担が増えるのではないか
③秋休みは平日。親の負担が増すのではないか
④小学校の球技大会が2ヶ月後ろ倒しになることで教員の負担、親の負担が増加するのではないか
⑤小学校球技大会はそもそも必要なのか
一つ一つを取り出せば、ご指摘頂いたことはその通りです。
どうすれば保護者の負担を軽減することができるのか。これについては今後考えていかないといけない問題であることは間違いありません。
③の半日はまだ正式に決定したことではありませんが、こちらについては今後みなさんの意見を聞きつつ、考えていく段階にあると思います。また、そういう意見があるということは教育委員会へわたしからもお伝えをさせて頂きました。
また、ここでひとつだけ注意して頂きたいのは、小学球技大会は市が主催する球技大会(いわゆる部活動の大会)であり、子ども会が主催する球技大会とは異なるということです(まあ、ここはここで様々に問題はありますが…)。
さて、家族の負担を減らすこと。これは大切なことです。最初の方からご指摘を頂いたように、家族のあり方が多様化しているいま、働く夫と専業主婦を対象としたあり方は再考する必要があります。
働く世帯にとり平日に子どもを預ける場所が現実的に不足しているという問題があることは承知しているつもりです。
一方で、教員の働き方も問題になっているのが昨今の状況です。
それについても考えていかなければなりません。先生だけに全ての負担をかけるのも仕事ではあれど(どこまでが仕事なのかも含め)、フェアーではないはずです。
加えて、一番大切なことして子どもたちの命を守ることです。昨年のように酷暑の中での運動はあまりに危険です。
となると、子ども、家庭、教員、この3者のバランスがどうすればあり得るべき状態なのかが政策決定に求められます。
もちろん、これは現在の業務量は一定との留保つきです。
最初のコメント、そしてtweetにもあったように、大会自体を中止にする、なしにする、もっと言えば、小学校の部活動のあり方を問い直すという方法も考えられるのでしょう。
ただ、そうすれば、子どもにとってどうなのか、親にとってどうなのか、これはこれであまり拙速な判断をすることなく、しっかりと検証しなければならないことです。
とはいっても、わたしは部活動のあり方については今後もさらなる見直しをしていかなければならないと考えている一人です。
縮小は止むなし、廃止までは行き過ぎくらいの立場です。
話しがそれそうですが、要は家族の負担をどうするのかとともに、子どもの負担、教員の負担のバランスを考えていくことが大切だと思うのです。
今回の決定は、とりあえず、子どもの命を守ること、ただ、前提として部活動はそのままにしつつ、そうするにはどうすればいいのかを考えた結果だと理解しています。
その前提を受け入れるとしたら、秋休みの設置、夏の大会の移動はそれほどの悪手ではないと思い評価するという言葉を入れました。
ただ、この前提を疑うこと。考え直すことは重要なことです。
つまり、部活動や学校の行事全般を含めた議論を重ねつつ、保護者、子ども、教員の負担軽減について考えていくことが必要だと感じています。
昨日のエントリーでこれらのことに言及しなかったことは大いに反省するところです。
それでも発信をすることで多様な意見を拝聴することができるものですね。
多少、凹むところもありますが。笑
挫けずいきたいと思います。
またみなさんのご意見を賜れば幸いです。
それでは、また。
岡崎市の小中学校へ秋休み(キッズデイズ)を導入することが発表されました
批判的なものが多いのですが、まずはご紹介させてください。
いりません他にも、ツイッター上では以下のようなコメントを頂きました。
みんな怒ってますよ
これを決めるにあたって保護者にアンケートを取るなり、賛否を聞くなりしましたか?
あまりにも一方的です。
これをすばらしいと評価するなんて、ナンセンスです。
秋休みに、大会?
そんな必要ありますか?
低学年の子供のいる家庭で共働きの人はこのために休みを取らなければならなかったり、母子家庭の人でも困るんでは?
そして、子供だけでの留守番なども増えたりするんでは?
子を持つ家庭の意見も聞かないで独裁的だと、みんなおこってますよ。
始業式を前倒し?
そんなのは1学期の終業式を後ろにずれ込ませればいいのでは?
半日を3日も作ってどうするんです?
6時間授業で、1日増やせばいいだけですよ ムダでしかないと思います。
小学生の部活の引退も3ヶ月近くのびます。
秋休みなんてゆって、低学年の子のいる家庭は旅行に行くこともできません。
仕事休んでまで平日に応援、おべんとうづくり…
いじめですか?(上記エントリーコメント欄より引用、強調筆者)
これについてはこういうご意見も頂きました。ococabcd@komarukun1
何がいいのでしょう、、、
2019/01/10 15:22:54
教育を受ける側の都合を無視したもので、納得いきません。大反対です。
親は仕事もあるし子供、先生の負担も増すだけですよ?
健康管理は誰がやってくれるんですか?夏の暑い時期の部活動がなくなるわけではなく、長引… https://t.co/RlbQZCyBtP
他にもツイッター上では大会の是非についての言及もありました。岡崎アラ還いもいも@cookieimoimo
@komarukun1 @odatakayuki1984 簡単そうで意外と難しい問題かも?
2019/01/10 16:13:29
立場変われば、意見が変わる。
これに対しては以下のコメントが付されていました。うっし@時短勤務中@ushi_26
そもそもそこまでして大会を開催する意味があるのかも検討してほしい。
2019/01/10 08:39:55
まだ学校にはエアコンが完備されてません!
暑い室内での授業も十分熱中症のリスクがありますよ…
→夏休み球技大会、熱中症避け「秋休み」に 愛知県岡崎市(朝日新聞デジ… https://t.co/M1pskVKvbg
学校のスケジュールが変更になれば、保護者だけでははなく、仕事、地域に大きな影響を与えることとなり、みなさんが多くを思うのはとうぜんです。jun1_no9@jun1_no9
@ushi_26 大会はあってもいいと思うんですが、市の球技大会は学区の子供会の行事でもあり、つまり、保護者の協力の上で成り立っています。したがって、大会の開催が遅くなるということは、その分練習期間が延び、保護者の負担が大きくなることになるかと思います。→次ツイ
2019/01/10 09:11:12
そこで、この間、寄せられた意見、拝見した意見をまとめると以下の5点になるかと思います。
①親の意見を聞いたのか。
②夏休み短縮の3日間は半日。親の負担が増えるのではないか
③秋休みは平日。親の負担が増すのではないか
④小学校の球技大会が2ヶ月後ろ倒しになることで教員の負担、親の負担が増加するのではないか
⑤小学校球技大会はそもそも必要なのか
一つ一つを取り出せば、ご指摘頂いたことはその通りです。
どうすれば保護者の負担を軽減することができるのか。これについては今後考えていかないといけない問題であることは間違いありません。
③の半日はまだ正式に決定したことではありませんが、こちらについては今後みなさんの意見を聞きつつ、考えていく段階にあると思います。また、そういう意見があるということは教育委員会へわたしからもお伝えをさせて頂きました。
また、ここでひとつだけ注意して頂きたいのは、小学球技大会は市が主催する球技大会(いわゆる部活動の大会)であり、子ども会が主催する球技大会とは異なるということです(まあ、ここはここで様々に問題はありますが…)。
さて、家族の負担を減らすこと。これは大切なことです。最初の方からご指摘を頂いたように、家族のあり方が多様化しているいま、働く夫と専業主婦を対象としたあり方は再考する必要があります。
働く世帯にとり平日に子どもを預ける場所が現実的に不足しているという問題があることは承知しているつもりです。
一方で、教員の働き方も問題になっているのが昨今の状況です。
それについても考えていかなければなりません。先生だけに全ての負担をかけるのも仕事ではあれど(どこまでが仕事なのかも含め)、フェアーではないはずです。
加えて、一番大切なことして子どもたちの命を守ることです。昨年のように酷暑の中での運動はあまりに危険です。
となると、子ども、家庭、教員、この3者のバランスがどうすればあり得るべき状態なのかが政策決定に求められます。
もちろん、これは現在の業務量は一定との留保つきです。
最初のコメント、そしてtweetにもあったように、大会自体を中止にする、なしにする、もっと言えば、小学校の部活動のあり方を問い直すという方法も考えられるのでしょう。
ただ、そうすれば、子どもにとってどうなのか、親にとってどうなのか、これはこれであまり拙速な判断をすることなく、しっかりと検証しなければならないことです。
とはいっても、わたしは部活動のあり方については今後もさらなる見直しをしていかなければならないと考えている一人です。
縮小は止むなし、廃止までは行き過ぎくらいの立場です。
話しがそれそうですが、要は家族の負担をどうするのかとともに、子どもの負担、教員の負担のバランスを考えていくことが大切だと思うのです。
今回の決定は、とりあえず、子どもの命を守ること、ただ、前提として部活動はそのままにしつつ、そうするにはどうすればいいのかを考えた結果だと理解しています。
その前提を受け入れるとしたら、秋休みの設置、夏の大会の移動はそれほどの悪手ではないと思い評価するという言葉を入れました。
ただ、この前提を疑うこと。考え直すことは重要なことです。
つまり、部活動や学校の行事全般を含めた議論を重ねつつ、保護者、子ども、教員の負担軽減について考えていくことが必要だと感じています。
昨日のエントリーでこれらのことに言及しなかったことは大いに反省するところです。
それでも発信をすることで多様な意見を拝聴することができるものですね。
多少、凹むところもありますが。笑
挫けずいきたいと思います。
またみなさんのご意見を賜れば幸いです。
それでは、また。