竹燈籠を作成するワークショップに市内の小学校へ伺いました。
2018-11-09 10.31.01
作成した竹灯篭は11月24日に乙川沿いで開催される「岡崎泰平の祈り」の会場に設置されるものです。

「泰平の祈り」とはこちら↓
構造は、長短6本の木片を輪ゴムでまとめ三角錐を作った簡易なもので、それに和紙を糊付けしたものです。

当日は会場にいくつもの灯篭を設えることで、和紙を透過する暖かくも虚ろう光で乙川を照らし出すこととなります(たぶん笑)。


さて、本日のワークショップは、小学校3年生の子ども達を対象に行われました。

組み立て、三面を飾る和紙に「学校名と名前」「イラスト」「将来の夢、目標」を書き、糊付けするところまでを1時間で行うというものでした。

わいわい、がやがや、本当に楽しそうに作業へ没頭する子どもたちに、ついついこちらも笑顔になってしまうものです。

そのなかでも微笑ましかったのは「夢」について書く男子と女子の違いでした。

「世界せいふく」とケタケタ笑いながら殴り書きする、まあどうしようもない男の子に比較して、「好きな人とけっこんする」「ほいくしさんになる」「かんごしとして世界平和にこうけんする」とカラフルに描く、現実的で地に足がついた女の子というあの構図です。

いつの世も男の子は女の子に遅れをとりますね。

かくいうわたしも2児の男の子の父親です。

…しょーもないこと書いてくるんでしょうね。

まあ、こう書くわたしも小学生の頃は短冊に「セリエAの選手」と無謀なことを書いていたわけですから、誰も笑う権利はないのですが。

ただ、世界征服だろうと、セリエAの選手だろうと、なんだろうと、目標を持つことは大切です。

これを抱くことが、実現するから、叶うから重要なのではありません。

目標を持つことは、無謀なことを追い求め、傷つき、諦め、それでも歯を食いしばり、なんとかしようとする、その過程でさまざまな他者と出会うことです。

そしてこの出会いが、他者との邂逅が、人を成熟へ導くのです。

男子よ。いや、一徹、哲舟よ。

たぶん、そうだぞ。


なんだか「家訓」落ちみたいになってしまいそうですが、大切なことは

11.24泰平の祈りが行われます。

17:00からです。

当日は青い光が乙川を染め上げることとなります。

どうぞ、暖かい格好でお立ち寄りいただければ幸いです。

それでは、また。