いよいよ小中学校のエアコン設置が動き出しました。
本日の市長の報道発表では以下のことが明らかにされました。

それは、2020年の夏までに総額約30億円を投じて全小中学校67校の1209教室にエアコンの「使用が可能となるよう設置」を完了すること。そのために、設計業務費を9月議会へ補正予算として計上する運びとなったことです。
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岡崎市 報道発表資料2018/07/31

迅速な判断を評価するところです。

ただ、報道内容以上のことは詳らかにされていませんので、たとえば今後どのようなスケジュールで設置が行われていくのか、設置する学校はどこから進めていくのか、その選定基準をどうするのか、ランニングコストはどれくらいなのか、どのように支払っていくのか、などなど詳細は9月議会の補正予算案のさいに質していくことになりそうです。

それでも、やはり政治判断により大きな方向性を決断したことは、あらためて高く評価するところです。

これで、子どもたちや、その家族、学校の先生たちが安心した環境で学校生活を送ることができます。

ほんとうによかった。


そして、ここからは、わたしの筆力では意をうまく伝えることができないと諦めつつも、あえて筆をとることを許していただければ、本市が大きく舵をきることになったのは酷暑で一人の幼き尊い命が犠牲になったことが深く影響をしていることはまちがいありません。

軽々に言えることではないと躊躇うのですが、かりにその夭折に意味というものがあるとすれば、多くの子どもたちやその家族を救うことになったことなのかもしれません。

もちろん遺族やその関係者の方にとりなんの慰めにもならないと承知した上で、あれだけ議会で訴えてきたのにも関わらず、微動だにしなかったことが動いたこの一事は、そう述べることを禁じ得ないのです。

あらためて、ここに深く哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りいたします。