文京区にて「通訳クラウドサービス」について視察をしてきました。
住民の約21人1人が外国籍の文京区では窓口対応などで、ネットを介した通訳サービスを外部委託しています。
サービス自体は単純で、タブレット端末上で言語を選択するとオペレーターに繋がり、あとは三者で会話をするだけ。いまは優れた翻訳機能を搭載したサービスもありすが、まだまだ顔と顔を介したやり取りのほうが負荷が少なく手軽ではないかとのこと。
このサービス導入前は、通訳を非常勤で雇っていたそうですが、このサービスのが費用対効果は高いとのことでした。
主要言語は24時間365日対応であり、他の言語も随時サービスの拡大を計っていくそうです。さて、岡崎市でも非常勤の方による通訳サービスがあります。
通訳というサービスだけを抜き出せば、費用的には民間のサービスは廉価であり、加えて人材の確保というめんでも優位性が予測されますが、他方で、非常勤の方はいつもいることでうまれる、「顔馴染み」効果があるはずです。
あんただから相談できた。お前さんだからここは矛を納めるよ。みたいなやつです。
導入を検討するさいは、クラウド型サービスでは難しい上記のような付加価値も考慮して、比較検討することが必要そうです。
改めて、文京区役所のみなさん、お世話になりました。