今日は、岡崎市の成人式が行われました。

新成人の方による恒例の挨拶。
本当におめでとうございます。

さて、下記の記事によると、今年は日本全体では123万人の新成人を迎えられたとのことでした。
新成人123万人、2年ぶり増 酉年生まれは最少
:日本経済新聞 http://s.nikkei.com/2CLuOjs
新成人が生まれたのは1996年4月2日~1997年4月1日の間です。
時は橋本龍太郎内閣であり、夏にはアトランタオリンピックが開催(個人的にはサッカー日本代表が対ブラジル戦に勝利をした「マイアミの軌跡」が印象深い)、その年の暮れにはペルー在日本大使公邸が選挙される事件がありました。翌97年は、2月に神戸のあの痛ましい事件が日本国中を震撼させました。3月にはここ愛知の話題としてナゴヤドームが完成しました。

また、この頃の風俗としては、覚えておられる方も多数いらっしゃると思いますが、アムラーにコギャル、ルーズソックスの女子高生が街を跋扈し、一方で「たまごっち」が流行していました。

今年が安室奈美恵さんの引退だとすれば、まさしく「平成」の申し子がいまの新成人かもしれませんね。

なんだか、すごいぞ、新成人。笑


さて、そんな彼、彼女たちの動向を人口というドライな部分を調べてみると、岡崎市では3,956人(男性2,026人、女性1,930人)の方が新成人となりました。

手元にある資料では、
昭和52年の新成人は3,348人(全人口が245,314人)ですので、全人口に占める二十歳の割合は1.36%。
平成元年は4,617人(全人口が299,628人)で、二十歳が占める割合は1.54%
平成15年は4,367人(全人口が348,049人)で、二十歳が占める割合は1.26%

そして今年は3,956人に対し383,493人ですので、その割合は1.03%となります。

岡崎市における新成人の人数だけをみると、それほどの変化はないのですが、全体からの占める割合となると、低下していることがざっと確認するだけでもわかりますね。

若年世代は少子高齢化による年長世代のしわ寄せを被るなど、負の側面で語られる場面も多いですが、裏を返せば、相対的に割合が減少するため「希少性」が増すことになります。

またなにより、その時代背景にある感性を生かして、これから社会で活躍して頂きたいと切に願っております。

あらためて、おめでとうございます!