岡崎市でサイクルシェアの実証実験が行われています。

市役所の前にも自転車置き場が設置されており、とりあえず聞きかじりの知識でFaceBookを投稿したところ、少し認識が違うとご指摘をいただきましたので改めてまとめてみました(反省しつつ…)!




現在こちらの実証実験としてサイクルポート(自転車置き場)が設置されているのは以下の5箇所です。

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①図書館リブラ-②岡崎公園-③東岡崎駅-④岡崎市役所-⑤岡崎女子大学ですね。だいたい、1号線沿、乙川リバーフロント計画が対象としているエリアに配置されていることになります。

で、使用方法ですが



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という感じになります。それほど難しくはなさそうですね。

値段は50円/15分(上限1,000円24時間)。先日、鹿児島市に視察にいったさいに同じような形で自転車を借りたのですが、100円/30分でしたのでそれと比較しても同じですので、使いやすいのではないでしょうか。


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となっております。社会実験ということで、一応、来年の3月末日までの運用となっています。

その後は、


岡崎市の担当者は「今年度の結果を見て、来年度以降も実証実験として続けるか、民間に委託するかなどを判断したい」という。

自転車シェアリングの実証実験、岡崎市とソフトバンクなど- 新・公民連携最前線 PPPまちづくり
http://nkbp.jp/2B94bRQ

という流れです。

市議会の方では本年度の3月議会の総務企画委員会で詳しい質疑が行われています。

以下、議事録からの抜粋です。

平成29年3月総務企画常任委員会 - 03月15日−01号

◆委員(山崎憲伸)先ほどの答弁の中で、地域PPSの立ち上げのほかにもう一つ、サイクルシェア実証実験というものが出ましたが、それを政策企画支援業務とした意図をお聞かせください。

◎企画課長(永田優) スマートコミュニティの計画では、スマートモビリティーとしまして、町なかにおけるカーシェアの実現を図りまして、ふだんはまちの足、非常時におきましては、動く電力供給源とする案がございます。この実現には、実用性や採算性のさらなる検証が必要でして、その前段としまして、駆動補助機つき自転車、いわゆる通称電動アシスト自転車ですけれども、そうしたものを活用したサイクルシェアの実証実験を行うことになりました。この実証実験の中で、位置情報のデータ解析や回遊行動の分析、バッテリー残量の遠隔確認などの仕組みを研究しまして、次につなげたいというふうに考えてございます。 

◎企画課長(永田優) 今回のサイクルシェア事業主体は、実証実験でございますので、それは市となりますが、実施主体は民間事業者で行う予定で考えてございます。将来的には、採算性が見込まれれば、本格事業といたしまして、事業主体を地元民間事業者で予定することを考えてございます。 また、この事業は、観光客だけではなく、お近くにお住まいの方や市内にお勤め、または通学の方にも愛着を持って利用していただくことが持続的な運用につながると考えておりますので、バッテリー充電ですとか自転車置き場の設置場所などの提供等、何らかの形で地域の方に御支援賜りたいというふうに考えてございます。

◆委員(三宅健司) 先ほど、サイクルシェアの質問が出ましたけれども、実証実験業務を新年度行っていくということでありますが、期待できるもの、どういうものに活用できるのかというところをどのように期待されているのか。そして、できることは何なのかということを確認したいと思います。

◎企画課長(永田優) スマートコミュニティ推進協議会におきまして、これは民間主体で行っておりますけれども、次期世代におきましては、スマートモビリティーの活動を視野に置いて検討をかけております。しかしながら、先ほども申し上げましたとおり、こちらにつきましては、まだ実用性ですとか採算性ですとか、課題のさらなる検討を必要としておりまして、その前段としてサイクルシェアの実証実験を行うこととしております。  これにつきましては、サイクルシェアを行う上で、地域の活性化を促すことと、先ほどから申し上げていますスマートモビリティーの発展的なデータの収集を踏んでいきたいというふうに思っております。  以上でございます。

◆委員(畑尻宣長) ありがとうございます。  そしてもう1点、サイクルシェアなんですけれども、このサイクルシェア実証実験業務、これも先ほど来の質疑で理解するところでありますが、私からは、自転車置き場の具体的な場所、これはどのように考えているのか。そして、サイクルシェアの規模についても、あわせてお聞かせください。

◎企画課長(永田優) 今回の実証実験で、自転車のシェアリングを行うことによりまして、リバーフロント地区のにぎわい創出に役立てることも考えてございます。よって、東岡崎駅ですとか籠田公園、りぶら周辺などが適当であるとも考えておりますけれども、置き場は固定式ではなくて、移動可能なものを想定してございますので、利用者の行動情報ですとかタスク等を検証いたしまして、使い勝手のよい位置に適宜配置がえしたいというふうに考えてございます。 このサイクルシェアの規模ですけれども、限られた地域におきまして、可能な限り有機的にシェアリングを行うことを望んでおりますので、自転車を約30台ほど、自転車置き場を6カ所程度中心市街地におきまして、効果的に配置することを今予定してございます。

(強調筆者)

シェアエコノミーの流れですね。

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