水の値段について。

結構シビアな問題です。日頃、わすれがちですが、電気、ガス、ガソリン、携帯代、これらはそれこそないと命に関わるインフラです。

とはいえ、それぞれ商品なので、どっかから買ってくるわけですが、水もそのひとつ。まあ、とはいえ、完全に市場での売買というわけでもないのですが…

そんな水のお値段について。

先日もこのようにNHKがとりあげていました。



水を作る、そして送る。発送電分離の議論を思い出しますが、まあ、それと似たようなものかと。

作る場所と送る菅が古くなり更新しないといけない。そして、やっぱり災害時に永遠に断水は困るのでそのための対策もしないといけない。

そこでやっぱりお金がかかります。

一方で、収入としては、人口が減少などの要因でこれ以上、なかなか見込めない。

そんな状況です。

で、岡崎市も先日、市長の諮問を受け、審議会が答申を行い、先日、その内容が公表されました。

 

とりあえず、削るところは削っても設備の維持更新などで向こう100年でざっと2800億円。

10年間では300億円ほど。

一方で現状の収入だとにっちもさっちもいかないくなるのは目に見えているので、とりあえず、

令和7年4月1日から、13口径で20立法メートル使用する標準家庭においては、現行の約10%の値上げ、具体的には、現行の2,684円から232円増額の2,916円の値上げでどうか。

というお答えが申し添えられています。

基本料金とか従量課金とか、口径によるそれや、詳しい話しはすべてすっとばしますが、答申が出たということは、形式上はこれから市が考え、その後、議会へはかるという流れになると思います。

水の値段は生活に大きく影響するものの一つ。

他方で、水道経営ということを考えると悩ましいところですが、将来のためを考えた決断が必要な場面もあるかと。

またなにか動きがあれば報告します。