岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

2020/11

こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

昨日、12月議会の一般質問の抽選会がおこなわれました。

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ということで、わたしは12月1日の火曜日、10時40分ごろからの登壇となりました。

通告したのは2点。

一つ目は、「市長公約について」です。

こちらは市長が選挙で公約に抱げていたものが、どのように進められていくのか、その進捗を確認していくものにしたいと思っています。

ふたつ目は、「ふるさと納税制度」について。

負け続ける岡崎市のふるさと納税ですが、現状を質しつつ、今後について考えていければと思っています。

これからしっかりと準備しつつ、がんばっていきたいと思います。

それでは。

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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

本日は「会派予算要望」を市長へと手渡してきました。

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年に一度、この時期に会派として「ぜひこれは!」というものを市長をはじめとした執行部のみなさまに要望するのが、この会派予算要望です。

今回は選挙で掲げた「マニフェスト2020」を中心に、重点要望事項として以下の10点を要望してきました。

1.新型コロナウイルス感染症対策の充実
総合小口資金制度の拡充(市独自で金額を増やす)、困窮する世帯への支援拡充、コロナ観戦 情報のわかりやすい発信、医療・公衆衛生の充実

2.避難所の機能強化、体育館へのエアコン設置
小中学校の体育館は災害時の避難所に指定されているが、エアコン等、空調設備が脆弱であ る。災害時はもちろん、災害級ともされる熱中症対策のためにも早期の設置を要望する

3.子ども・若者総合相談センターの早期設置
100 人に 1 人とも推計される「ひきこもり」や、既存の支援では難しいとされる若者支援を 充実させるためにも「子ども・若者総合相談センター」の早期設置を要望する。

4.全天候型屋内遊戯施設の整備
子育て世代の声や、市民アンケートでも一番要望の高い、全天候型遊戯施設の早期整備を要 望する。

5.産前から乳幼児期間の母子支援
支援を必要とする方が、必要とした時に安心して利用できるよう、「待つ支援」「届ける支援」 ともに今以上の充実を図るための予算を要望いたします。

6.「2 人目が生まれたら上の子は退園」問題の解消
2人目が生まれたら3歳未満の上の子は退園しないといけない状況は、産後の母親の現状に そぐわないものであり、更に少子化を助長するものであると考え、早急に改善要求する。

7.部活・英語・プログラミング・書道等への外部指導員の配置
教員の働き方改革の一環として、そして、民間活力促進も考え、部活・特殊技能を有する教 育への外部指導員の導入を要望する。

8.競泳競技ができる公認 50m プールの整備 あらゆる世代の方からも要望の多い 50mプールは、子ども達の可能性を伸ばす意味でも早 急に整備することを要望する。

9.自殺者ゼロ、ハラスメントゼロの社会づくり
新型コロナウイルスによる影響を考え、自殺者ゼロ、ハラスメントゼロの社会づくりのため 「心の健康サロン」の早期設置、及び専門員の導入を要望する。

10.ペット・学校飼育動物の終生飼育・動物福祉を学校で啓発 アニマルセラピーの効果から心の不安解消に期待ができ、かつ殺処分ゼロにも繋がる終生飼 育、動物福祉を、学校でも啓発できる機会の早期実現を要望する。
実現に向け、邁進していきたいと思います。


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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

すでに報道等でご存知の方も多いとは思いますが、「一人5万円の給付」にたいする議案の審議が本日おこなわれ、反対多数で否決されました。



私自身も反対に票を投じた一人であり、会派を代表して討論しました。

以下、全文を掲載し、ご報告とさせていただきます。

議長のお許しを得ましたので、本会議に上程されました議案のうち、119号議案「岡崎市付属機関設置条例の一部改正について」は賛成の立場から、そのほかの議案については反対の立場から、チャレンジ岡崎を代表して討論を行います。

まず119号議案についてです。本議案は30人学級の実施を検討する会議体を設置するものであると認識をしております。国の方でも少人数学級の検討が進められています。国の動向に注力しつつ、30人学級の展開を目指し検討をしていただければと思います。

つぎに、120号議案「岡崎市長の給与の特例に関する条例の制定について」です。当議案は市長の給与を半額にするものであると認識をしております。自らの給与を半額にすることで、その態度をお示しになることは十分理解するところではありますが、議員とは異なり、市長は執行部のトップでございます。先日の答弁では否定されていまいしたが、市長の給与がさがることは、職員のかたにとり、自らの給与も減額になるのではないかとの不安を抱かせるものです。ぜひ慎重な態度をお願いしたいと思います。まずは、報酬に見合うだけの仕事をして、市民の期待に応え、職責を十分に果たして頂きたく存じます。また、市長をふくむ特別職においては、岡崎市特別職報酬等審議会における答申において、判断していくということとさています。その答申をうけ、あらためてご判断されることを期待するものです。

よって、当議案には反対といたします。 

つぎに121号議案「岡崎市長の退職手当の特例に関する条例の制定について」です。

当議案は4年後の市長の退職手当をなくすための議案であると理解しております。市長にとり、退職金をゼロにすることで市民に寄り添う態度をお示しになるとのことであり、その意思は十分理解できるところではありますが、他方で、退職金はこれからの4年間の活動にたいする評価として、そのさきにあるものであると考えられるものです。そうであるとするならば、4年後に、あらためて、退職金をどうするかをお示しになる方がいいのではないかと考えます。また、この退職金は「おかざき市民応援給付金」の財源としても考えているとのことでした。その観点を併せますと、当議案には反対といたします。

118号議案、122号議

両議案は関連がありますので、一括して申し上げます。

当議案は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける市民の生活支援を目的とした「おかざき市民応援給付金」の財源とするため、財政調整基金などの基金を取り崩し、全ての市民に5万円を給付するための議案であると理解しております。

まず、現下において、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方へあらためて哀悼の意を表するとともに、感染症対策に従事するエッセンシャルワーカーのみなさまへあらためて感謝を申し上げます。

その上で、今回、この議案にたいしては以下の3点の理由で反対といたします。

一つ目は、すでに国、県、市でこの間、多様な支援メニューが準備されてきたと考えているからです。緊急事態宣言下から続く厳しい経済状況に起因する生活支援等にかんしては、各種税金の徴税猶予、緊急小口資金などの特例貸付、住居確保給付金、また特別定額給付金も支給されました。加えて、特に厳しいとされている、ひとり親世帯には臨時特別給付金が支給されています。

それでも、まだ状況が改善されていない方がいらっしゃる事は承知していますが、これまでに用意されたメニューを検証し、すでに仕組みと体制が出来ているメニューを拡充することで、対応することはできないのでしょうか。

また、市民生活が苦しくなるに伴い、増加するであろう各種の数字、とくに生活保護受給世帯の推移や、岡崎所管内の有効求人倍率を確認させていただきましたが、全体的に厳しい数字であるとはいえ、全市民に一律で現金を給付しなければならないほど岡崎市だけが特段に厳しい状況にあるとは考えづらいものでした。

第3波の襲来が懸念されるなかで、国、県の支援が新聞等で報じられています。その動向をみつつ、岡崎市としても必要なものがあれば、市としてしっかりと対応をお願いしていきたいと思います。


ふたつ目は、基金を取り崩すことにより「徹底的に市民に寄り添う」市政運営が今後困難になると考えるからです。

提出いただいた「「おかざ市民応援給付金」の予算化による今後の財政への影響」、そして本日の質疑でも明らかになりましたが、財政調整基金は「年度間の財政調整に活用」され「大規模災害などの不足の事態が発生したさい」に活用されるために、100億円程度を目処に積み立てられてきたものです。今回、給付を実施すれば、来年度以降の予算編成が厳しい状況になることは確かです。

加えて、5つの特定目的基金がすべて取り崩されます。例えば、公園整備基金は、岡崎公園の駐車場機器の更新、東公園のトイレ、動物舎、南公園の大型遊具の更新。岡崎中央総合公園の人工芝の張り替え、トイレの洋式化。街区公園の2つの新設。バックネットなどの改修が予定されていました。

ゼロにすれば、これらのことについて諦めなければなりません。

公共施設保全整備基金は、来年度で、細川学区市民ホーム、甲山会館、JR岡崎駅自由通路、9の小学校、2つの中学校、額田宮崎診療所。令和4年、5年では、市民ホームの改修、高齢者センター、岡崎墓園、子どもの家、消防署、24の小学校、11の中学校等の改修などが見込まれています。

ゼロにすれば、これらの施設はどうなるのでしょうか。
いつ発災するかわからない、南海トラフ大地震などの大災害から市民の生命を守るために、未然防止策を講ずるのも自治体の使命です。

有事への備え、必要な改修をおざなりにするような判断には慎重になるべきだと思います。

三つ目。世代間の公平性をどうしても考えなければならない予算案であるためです。

一人5万円を給付するには、市債による発行は難しく、先人が積み上げてきた貯蓄である基金を吐き出すこととなります。また、先ほども確認させていただいたとおり、多くの事業を今後、諦めていかなければなりません。そのことは、未来の岡崎市民、いまの子どもたちに大きな負担を強いることになるとともに、先人から受け継いできた資産を食い潰すことを意味するのではないかと拝察するところでございます。

繰り返しになりますが、いま、ここに暮らす市民のかたで苦しんでいるかたがいることは十分理解するとこです。他方で、いま論じている予算案では、あまりに、世代間の不公平が生まれてしまいます。苦渋の決断ではありますが、ときに痩せ我慢をしてでも、耐えなければならないこともあると考えるところです。

そして、いま私たちが真に考えるべきは、新型コロナウイルス第三波の対策と経済や雇用への影響に歯止めをかけるための対策に全力を傾けるべきであり、市長公約といえども、この1ヶ月もの間、これだけ多くの市職員の労力を本件に割いてしまうのは、まさに本末転倒であります。

この難局をみんなで乗り切るためにも、どうか、市民のみなさまにご理解いただけることを願い、両議案には反対といたします。

以上を持って、チャレンジ岡崎の討論といたします。

ありがとうございました。


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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

今月に入って、このブログのエントリーがあの件、一色になってしまっているわけですが、市政は確実に進むところは進んでいるわけで、そのなかでも結構、重要な計画、方針についての意見募集期間に入っています

パブリックコメント↓
https://www.city.okazaki.lg.jp/public/index.html

スクリーンショット 2020-11-16 18.35.28

例えば、都市計画マスタープランの改定原案。こちらは10年に一度の大きな改定で、岡崎市の骨格を決めるおおきな計画です。

ほかにも、あの大人気施設?!の南公園を今後どうしていくのか、その重要な一歩となる基本計画の素案もパブリックコメントに晒されています。


ぜひ、こういうところにも目をむけて、岡崎市の今後についてもしっかりと考えていければと思います。

それでは。

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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

一人5万円給付の審議のための追加資料が本日公表されました。

こちら↓


11月臨時会の最終日ではこちらの資料をめぐる質疑がおこなわれ、討論、採決となります(逆にいえば、こちらの資料「だけ」で質疑がおこなわれることになるということです)。


さて、追加で提出された資料ですが要点は3点かと。


ひとつめは、一人5万円を配布した場合と、そうでない場合の財政調整基金の推移がどのようになるかというところ。

スクリーンショット 2020-11-12 18.28.06


左図の実施しない場合は、来年の財政運営に必要な予算を財政調整基金から取り崩しつつ、万が一の災害にも備え、基金をしっかり積み残しておくことができます。

他方で、右図のように給付した場合、財政調整基金はゼロとなり、いざというときの備がなくなるばかりか、来年度の予算編成に大きく影響をすることとなります。



二つ目は、一人5万円を給付した場合とそうでない場合で、令和3年度の予算編成に与える影響を示すこちらの図になります。

スクリーンショット 2020-11-12 18.28.17


こちらも左図が実施しない場合。

注目すべきは、実施しなくとも、コロナによる減収でかなり厳しい予算の削減が見込まれていることです。

右の図は、実施した場合。

こちらはさらに厳しい予算削減ですが、なかでも、未来への投資事業の削減率は85%となることはなかなかのものです…



さて、三点目として、予算の減額とは具体的にはどうするのか。

ここからは思考実験みたいなものですが、追加資料の別紙をご覧いただき、例えば「臨時業務」のところを見てみます。

上の図より、給付しなかった場合は40%の削減、した場合は60%程度の削減が要求されることになりますので、ここは単純に、給付をしなかった場合は40%カットで、10の項目のうち4つを削る。

給付した場合は60%のカットですので、10項目のうち6つを削るという方法で、事業をカットしていくとお考えください。

別紙4、主な「臨時業務」はこちらです。

こちら1/4↓
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そして、このような作業を「未来投資計画事業」などにも行うこととなります。



なかなかシビアな資料です…



で、結論として、わたしはこの資料をみて、より厳しい対応を今後は考えていかなければならないのではないかと考えるところです。

まだまだ資料に目を通した段階であり、精査できていないところもありますが、結論はそれほど変わらないと感じています。


みなさんもぜひ、資料を通し、これからの岡崎市について考えていただければと思います。



それでは。

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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

中根新市長の選挙公約である一人5万円の現金給付をめぐる補正予算案が審議される11月臨時会は会期延長、採決を見送るかたちで本日、終了となりました。


いろいろと論点はあるのですが、まずはざっと今日のポイントを整理しておきます。


ひとつめは、議会の開会直後に行われた梁瀬議員の緊急質問です。

質問内容の主旨は

朝日新聞が先週の土曜日に報じた市長の発言が事実なのかどうか。事実であればそれは議会を軽視したものではないか。

この二点でした。

朝日新聞はこちらから↓




これはわたしも同様の感想を持ちましたので、あらためて噛み砕いて説明すると、今回の議案の提出者は市長です。市長提出議案であれば、市長が「なんとかこれをやってほしいから、議会にぜひ審議、可決をしてもらいたい」と議会に審議をかけるものなわけです。

にもかかわらず、それをする前に、「議案とは違う方向性にしたい」と発言してしまったわけで、議会側としては、どうせ市長が諦めている議案、本気で通そうと思っていない議案を、どういう姿勢で審議すればいいのか、困惑とともに、怒りがこみ上げてくるのも仕方がないことです。

市長はこの質問にたいし、朝日新聞への発言の是非を明確にすることなく、議案を通すためにしっかりと議論していただきたい旨の発言を繰り返すものでした。


ポイントの2つめ。議案の内容について。


一人5万円は財政調整基金を含む6つの基金を廃止することで195億円を捻出する方法が提案されていました。

例えば、財政調整基金は大規模災害発生時において機動的に対応するための基金であり、また、景気動向に左右される歳入を調整するために積み立ててある基金です。

そのほかにも、計画的に公共施設の大規模修繕、補修をするための基金や、東公園、南公園などの改修などに充てられる基金、文化、芸術作品を購入するための基金などがここに含まれています。


議案の審議は概ね「いまとこの先」「現在と将来」に収斂していったと感じています。


コロナ対応で激甚災害とみなされるからこそ、とりあえずいますべての人に5万円を渡したい。それは経済対策でもあり福祉対策である。基金がなくなることにはデメリットはあるが、それは行政改革など無駄を省くことでなんとかしていく。いまが大事。

そういう市長。

他方で、コロナ対応で必要なことはもちろんしていかなければならない。しかし、それが一人5万円、すべての市民に現金を配ることなのか。将来に対する、未来にたいする見通しがまったく示されていない。それではあまりにも無責任ではないか。いま、そして、未来のこと。両方を考えていく必要がある。

という議会。

そういう構図です。

もちろん、わたし自身は、後者の側につくものであり、いま、現状お示しをいただいている資料や質疑の内容からは、これほどの基金を取り崩してまで、「すべての人」へ5万円を現金で手渡す必要はないと思っていました。


ポイント3つめ。会期延長です。

議会における審議は、議案説明→質疑→討論→採決のプロセスで行われます。

前者の二つは、議案提出者が今日の場合であれば市長側が行い、後者の二つは、それを受けて、議決機関である議会、議員が賛否の理由を述べ(討論)、議決を行うということになります。

で、本日はこの質疑が終わった段階で、再度、先の梁瀬議員から「議事進行」が発議されました。

内容は、ここでもまた「未来」のこと。

つまり、質疑におけるこの先の見通しの不確かさをあらためて指摘し、見通しを示す資料の提出を求めるもの。加えて、その審議のために、討論、採決を延長するということでした。

ここは、共産党岡崎市議団のお二人、三塩議員、大原議員が反対。他は賛成で、結果、賛成多数で可決されました。

ここでの焦点は、

「議決機関であるからこそ予定通り採決すべきである」とする反対側



「しっかりと審議するために追加で資料を請求する」賛成側

となるのではないかと思います。

わたしも賛成にまわったわけですが、その理由として、審議をするには資料が不足しているという論点に加え、わたしはこういうときは、「時間を置く」ということが大事ではないかと思ったからです。

どうしようもなく捻れているものも「時間を置く」と意外と双方冷静になり、解決するということがあるような気がしています。

夫婦喧嘩なんかも、とりあえず、時間を置くと意外に解決したりすることもないでしょうか。

それと似たような方法をとってもいい局面ではないかと思うからです。



ということで、今日のおおきなポイントは3つであったような気がするとともに、「いまかこの先か」「現在か未来か」という、論点に終始したものであったと整理できるのではないかと思います。(もちろん「両方」という声がもっとも多数ではないかと思いますが、あくまで提出された議案においてはこの論点になってしまうということであるとご理解ください)


会期延長により、採決が先延ばしとなりました。

今日までの議論、質疑においては、わたし自身、厳しい対応をしなければならないと考えていましたが、あらためて時間が生まれたこととなりました。

引き続き、今後出てくるであろう、将来の見通しを示す資料等をしっかりと精査しながら、岡崎市の今後について責任ある行動をおこなっていきたいと思います。

ぜひ、みなさんからもご意見賜れば幸いです。


長文失礼しました。


それでは。


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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

11月臨時会が開会となり、11月9日(月)まで5日間の会期となることが決定しました。議場の傍聴席には多数のメディアと市民の方がの傍聴があり、ただならぬ雰囲気?!のなかではありましたが、無事に会期一日目が終わりました。

本日の議題は、まずはなんといっても議長、副議長選挙。


今回は議長に鈴木静男議員が副議長に柴田敏光議員が選ばれました。

わたしもお二人に一票を投じた身です。就任にあたりあらためてお祝いの言葉をのべるとともに、今後のご活躍を心より祈るばかりです。

ほんとうにおめでとうございます!!



また、各常任委員会の委員長、副委員長などの人事も決まり、今期の顔ぶれが決まりました。

わたしは残念ながら?!無役ですが、各委員会の委員の立場からしっかりと市政に貢献できるようがんばっていきたいと思います。


そのほかにも、タブレット端末を購入するための契約議案、また新型コロナウイルス感染症の相談センターを立ち上げるための補正予算が審議され全会一致で可決となったこともご報告させていただきます。



さて、本来であればこれで一件落着にてお開きとなる11月臨時会ですが、今回だけはそうは問屋が卸さない。

いよいよ来週の月曜日9日は一人5万円を含む、市長公約議案が審議されることとなります。

報道も多いことから、わたしのもとにも多くの方からご意見を頂戴しています(前回のエントリーでこの件に触れました。多くの方からのご意見をいただき、本当にありがとうございます。すべてに目を通していますが返信が出来ないことお許しください)。


わたし自身の立場としてはかなり厳しい反応をしなけばならないと思っていますが、とはいえ、なるべくフラットな気持ちで今後もみなさんからのお声はもちろん、関係各課などからのヒアリングを続けていく所存です。


それでは。



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こんばんは。岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

なにかと話題の岡崎市政の方向性についてですが、本日、以下のことが決定をしました。


市長は一人5万円の給付(こちらには「おかざき市応援給付金」と呼ばれています)を進めるため約195億円の増額補正予算を含む5議案を11月6日に発送、11月9日に本会議にて議案説明から質疑、討論、採決が一気におこなわれることが確認されたことになります。

この195億円の内訳についてですが、まずは、特定の用途のために準備してきた「貯金」である各基金の取り崩しによって約112億円を準備するとのこと。

内訳はこんな感じです。

(1)美術博物館等整備基金(約9億6千万円)
(2)公園施設整備基金(約27億円)
(3)文化施設整備基金(約7億9千万円)
(4)東岡崎駅周辺地区整備基金(約23億円)
(5)公共施設保全整備基金(約45億円)

上記のものは、使い道を条例で定め、毎年、剰余金などを積み立ててきたものです。

加えて、財政調整基金(なんにでも使えるお金)の約81億円を加えることで、約194億円。

これに今年度の繰越金を加えた額で約195億円になります。


予算は具体化してきました。


ただ、どうも納得できないのは、コロナで生活に困っている人がいる。そこに手を差し伸べるべきだという前提はわたしも共有するものの一人ではありますが、なぜここ「岡崎市」だけなのか(「国レベルではちゃんとやらないから岡崎市がやるべきだ」というご意見をいただきましたが、それはたまたまた岡崎市の財政がなんとかやりくりできる自治体だからであり、他の逼迫している自治体ではできないので、それでもいいのかという問題があります)。

コロナ対策という意味ではそのほかの方法ではだめなのか。将来への財政的な不安はないのか。そもそも、過去の世代が積み立ててきたものを現役世代だけに給付することにどれほどの公平性があるのか。など、さまざま考えていかなければならないことがありそうです。

とはいえ、限られた時間しかありませんが、その真意をしっかりと確かめていかなければならないといまは思うところです。


それでは。


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