岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

2018/11

来年(2019年)6月末までに全ての小中学校の教室にエアコンの導入が設置できることとなりました。

本日発表された内容は、公募型プロポーザル方式によりエアコン設置の優先交渉権者が選定され、その事業者からの提案により来年6月末までの設置の見通しがたったというものです。

以前の発表では、小学校の普通教室は来年の6月まで、中学校の普通教室は来年の12月末までの計画でしたので、中学校の教室への設置が半年ほど前倒しになったこになります。

過去のエントリーはこちら↓
岡崎市の小中学校エアコン設置はさらに加速しています -文教生活委員会の審議を終えて-
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/28644218.html

これで、中学生、そしてその関係者のみなさんも熱い夏を一年間耐え忍ぐ必要がなさそうです。

本当によかった。

あらためて、ここまで日夜奔走いただいた担当職員の方々に感謝申し上げたいと思います。

今後は決定したスケジュールが滞りなく進むことを期待するとともに、議員という立場からしっかりと審査していきたいと思います。

それでは、また。

以下、参考資料として。
20181129_エアコン1
20181129_エアコン2


12月議会も差し迫る今日このごろ。

一般質問の準備に追われています。と、書けばさぞ忙しくしているだろうと思われる向きもありそうですが、まあいつものことながらまったく前に進まず、現実逃避をかねここで筆を執ることにしました。

以前もたしかどこかで書いたのですが、一般質問の舞台裏は事前通告→ヒアリング→登壇(50分)という流れで進みます。スケジュール感は各議会により異なるのでしょうが、岡崎市議会では、質問が予定される10日前後前に事前通告が行われることになっています。

今回は一般質問の初日が12月3日。それにたいし事前通告の〆切は11月22日でした。

そういえば、最近、国会ではなにかとこの「事前通告」をしたかどうかについて政府と野党が綱引きをしているのを耳にします。

「事前通告がないので答弁は差し控えたいと思います」
「しましたよ。通告」

一方から見れば、都合が悪いから答えたくないと訝しみ、他方からすれば、ルールに乗っ取り運用しろよ。となるわけですが、なんにしても「事前通告」はひとつの政治的な駆け引きの手段として使用されることになるものです。

話が脇にそれましたが、事前通告した後は、ヒアリングとして担当課と話しあうことになります。

ここで、すこし後の話のために申し添えておくと、一般質問は大きく分けて「追求型」と「提案型」に分類できます。

前者は、行政の矛盾、誤謬を追い求めることを目的としています。粗を探し、不正を見抜き、それを正す。かっこいいやつです。

たいする後者は現在の行政に必要なこと、足りていないと思うことを実施するよう提案することを目的として行われるものです。これやったら?ここの部分足りてないけどこれでどう?という提案です。

で、わたしはほとんどこの「提案型」のスタンスから一般質問をすることが多く、以後はこれについてのお話しになります。

一般質問作成の肝となるヒアリングにおいて、何を聞くのか。どう聞くのか。それについてあーだこーだと話しあいをしつつ、こちらとしてはここらへんが落とし所というところを探っていくのですが、この落ちる場所をめぐるやり取りは、詮ずるに答弁の語尾を巡る争いに集約されます。

そう語尾です…

いかにも些細で瑣末ですが、言葉を重んじる議会ではとても重要な戦いとなります。

提案にたいし当局が答える語尾はおおきく4つあります。

「考えていません」
「研究する」
「検討する」
「やります」

です。

一読しておわかりのことと思いますが、上から順にこの後の態度を表明しています。

「考えていません」はけんもほろろのゼロ回答です。

ここに落とし込まれてはどうしようもありません。むしろ、ゼロ回答を議事録に残すこととなり、しばらくの間、なにかしらの変化がない限り、この回答が当局を縛ることになるので、質問を取り下げるほうが懸命である可能性すらあります。

次が「研究します」。

こちらもゼロ回答に近いのですが、それでも幾分かの可能性を残しています。まあ、ほんとうに僅かなんでしょうが。ちなみに提案型の質問においてもっとも多い語尾がこれです(わたしの実力不足か…)。当局からすれば議員の顔を立てこの語尾を選んでいるのでしょが、これがでれば暫くこの提案は封印されることとなります。合掌。

そして次が「検討する」です。

「語尾闘争」における議員の「勝利」はここにあります。行政用語上、「検討する」は内部においてなにかアクションを起すことを指します。提案を受け入れ、前に進めていくことを表明したことになります。もちろん、だからといってその通りに政策が実行されることはないでしょうが、少なくとも一歩前進したことは確実です。ここに落ちれば御の字。よくやった。となります。

そして最後は「やります」です。

満額回答。満員御礼。なわけですが、ほとんど使われない語尾です。それでも、稀にこれが顔を出します。が、そのさいはその提案は事前に内部で検討が行われており、執行部が発表の機会として一般質問の場を利用していることがほとんどです。

さて、提案型と呼ばれる一般質問の作成は、斯様な「語尾」を巡る闘争です。各議員は当局から「検討する」「やります」を引き出すために、日夜、国県の動向を伺い、データを調べ、他市の状況を聞き取り、当局と調整を繰り返すこととなります。

語尾を引き出すために。

「神は細部に宿る」

些細で瑣末なことですが、語尾こそが一般質問の成否を分ける分水嶺です。

ぜひ、そのへんを考慮して一般質問を眺めていただければと思います。


現実逃避はここまでです。

いまだ未完成な我が一般質問はヒアリング段階においてゼロ回答に近いわけで…

少しでも「検討」に近づけるよう頑張っていきたいと思います。

それでは、また。

自分のHPを若干修正しました。

岡崎市議会議員 小田たかゆき オフィシャルHP
http://www.odatakayuki.com/

変更した点は主に2点です。
ひとつは、ホーム画面の写真を変更。
もう一つは、プロフィールを加筆。

です。

「なんたるマイナーチェンジか」

と言われそうですが、半年に一度ぐらいは手を入れあーだこーだやっています。

HPではこちらのブログでは記載していない、「議会報告」を定期的に更新しています。また、日々、あてどなく呟くtwitterのタイムラインが表示されています。

もし、よろしければこちらの方も月に一度くらい覗いていただければ大変嬉しく思います。

情報をしっかりと発信することで、まずはみなさんの判断材料にしていただくこと。それこそが、地方議会を活性化する一つの手段だと信じています。

アクセス数がたとえ少なくても…がんばります。

ということで、よろしくお願いいたします。

泰平の祈り。

そのスタッフとして参加してきました。

といっても、末席を汚す身としてはできる指示に従うのみ。笑

子どもたちに作成していただいた竹灯篭を並べるところからの参加。
並び終え、つぎは流れてくる光る玉を拾う作業へ。

川に入り作業を行うため普段はなかなか見ることができない景色が広がっていました。
17時から放流された光玉はゆっくりとした流れ。殿橋から潜水橋までの間を漂い、最初の光玉が潜水橋へ到着したのが17時30分ごろでした。

それを拾うためボートを漕ぎ、網を片手にボール掬いの要領でボートへ。

ボートの上から眺める景色もまた乙なものでした。
子どもたちが作成した灯篭にも火が灯り幻想的な風景になっていました。
S__33423384
改めて、準備から当日の設営、運営まで関係者のみなさまにとり苦労されたことと思います。

月並みな言葉ですが、お疲れさまでした。

それでは、また。



「岡崎市の将来人口推計(速報)」が発表されました。

2015年〜2050年までの35年間を推計したものです。
スクリーンショット 2018-11-22 12.21.35

これによると「人口は当面増加し、2035年には約39.5万人でピークを迎え」るとされています。

主な増加要因は社会増、いわゆる転出者より転入者が上回ることです。

人口構成比は、2025年に0~14才が13.8%、15~64才が61.5%、65才以上が24.6%。

それが、2035年では0~14才が12.9%、15~64才が59.9%、65才以上が27.2%へ。

2050年は0~14才が12.6%、15~64才が55.9%、65才以上が31.5%へ移行することされています。
スクリーンショット 2018-11-22 12.21.48

スクリーンショット 2018-11-22 12.21.58

また、世帯数および世帯あたり人員の推移については、世帯数は一貫して増加、世帯あたり人員は一貫して減少するとされており、2045年には単独世帯が41.4%(2015年は33.9%)となるとのことです。
スクリーンショット 2018-11-22 12.22.09
今回の推計を見てあらためて驚いたのはこの世帯数の推移です。

2000年と2050年において夫婦のみの世帯と単独世帯が増加するとともに、核家族が一貫して減少しています。

家族のあり方がまたがらっと変わっていくんでしょうね。

こういう数字は意外と遠くにあり、もちろん、遠くから眺めることも重要ですが、他方で、卑近な例に落とし込むことで実感をもつことができるものです。

2018年で34才のわたしは、2025年には41才。ピークを迎える35年は51才になり、2050年では66才に。

今年生まれた息子は25年で7才。35年で17才に。2050年には32才とほぼ現在の父親と近い年齢になるのですね…

うん。そう遠くない未来ですね。

みなさんやみなさんの家族はどうでしょうか。

ということで、本日はここまで。

では、また。

岡崎城の観光サイン(看板)のデザインが刷新されるとの発表がありました。

整備期間はH30~32年。

事業費は約5千万。

英語以外にも中国語、韓国語、ポルトガル語に対応とのことです。

見やすいし、デザインもいい感じですね。

岡崎市歴史観光サイン刷新

刷新裏面

ビフォーアフター2

 

ビフォーアフター

選挙から2年。

ちょうど折り返しとなる時期であり、いままでを振り返り中間評価を作成、それに基づき活動報告をさせて頂きました。
マニフェスト進捗状況
詳しい資料はこちら↓
マニフェスト中間評価-活動報告
http://www.odatakayuki.com/gikaihoukoku/2018-11-17-426.html

今回の経緯をとおし、チャレンジ岡崎として、また会派「チャレンジ岡崎・無所属の会」としてこの2年間になにができたのか、なにがたりなかったのか、そして、これから何をしていかなければならないのか。

それを振り返ることができました。

ただ、あらためて中間報告を作成して感じたことは、出来ていないことも多いということです。

「渋滞はまったく解消していない」
「情報発信は足りているのか」

そのような厳しくも、暖かい声を頂きました。

これからの2年。

しっかりとそれに取り組んでいきたいと決意を新たにするところです。

これからもみなさんの意見をお待ちしております。

チャレンジ岡崎・無所属の会として予算要望を市長へ提出してきました。
2018-11-16 13.34.07
毎年、この時期におこなわれるこちらの会。来年度(H31年度)の予算編成にたいし会派の要望を提案するものです。

今回(3回目)もいままでに要望してきたことを精査しつつ、市が取り組んだもの、取り組んでいくものは除外しつつ、いまだ叶わぬものはそのままに、加えて、いくつかの項目を付け足し市長部局へ要望をしてきました。

具体的に追加したものとしては、子ども食堂の推進、ひきこもり対策の強化、公共交通の見直し、AIの導入による事務の軽減などであり、継続として渋滞対策、JR岡崎駅周辺の活性化、行財政改革など、必要なものはそのままにしています。

詳細につきましては以下に掲載しましたのでそちらをご覧いただければと思います。

要望書全文はこちら↓
【要望】H31年度会派予算要望
http://www.odatakayuki.com/gikaihoukoku/2018-11-16-398.html

さて、今回で3度目となる予算要望ですが、思い返せば1度目はとても緊張していたものです(ブログを書いているとこういうのがすぐに出てくるあたりがいいですね)。

はじめての予算要望のエントリーはこちら↓
平成29年度予算要望書を提出してきました。
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/9523576.html

会派4名に対峙するように副市長、市長、副市長が座り、その脇には財政部の部課長が陣取る布陣です。

当選してすぐの11月ということもあり、はじめて見る顔ばかりで、うん、どうしたものか。と心の中で思いつつも涼しい顔を取り繕っていました。

はっきり言います。まあまあ怖かった。笑
2018-11-16 13.35.13
また、後になり気づいたのですが、この会はこちらから口火を切る必要があります。

普段は職員の方や、用意された原稿を元に会の長の一言により開会が宣言されるものですが、要望という場においては唯一、こちらが用意された原稿もなく話しを切り出すこととなります。

初回はそのルールを知らず、暫しの沈黙を挟み、職員の方の目配せでなんとか漕ぎ出したのではないかと記憶しています。

が、「石の上にも三年」

この言葉が適切かどうかわかりませんが、さすがに3回目となると幾分か落ち着いて周りを見渡すことができるようになるものです。

今回も口火を切ることを忘れる江村代表でしたが、落ち着いて「先生こちらからですよ」と合図を送り、対峙する市長部局の筆先を一瞥しつつ、

「ここでメモ取るのか」
「あまり響いてないな」

と、一人合点してみたりと、少しは俯瞰して状況を観察することができるようになりました。

そう、慣れ。ですね。

この慣れは緩みと結びつけ考えられることもあり、「弛んでいる」とお叱りを受けそうですが、ときにこれなくしては見えないこともあるので、適度に慣れは重要なはずです。

ということで、緩むことなき慣れを大切にしつつ、来年度のことを徐々に考えていければと思います。

とはいえ、12月議会がまもなくでそちらで頭が一杯ですが…

それでは、本日はここまで。

今シーズンはじめての餅つきをしてきました。

IMG 20181115 161651 063

このもちつきは、福祉の村の利用者さんへ配ることを目的として開催されていました。

2018 11 15 10 24 46

この仕事をしていると?!、毎年多くの場所で餅つきに参加させていただける機会に恵まれます。

性格なのでしょうが、「つく」よりも「かえし」をするほうが好きなので、今日も2臼程、拙いながらかえしをさせていただきました。

つく人の息遣いや癖にシンクロさせていくのがかえしの極意なのではないかと勝手に想像しながら…笑

2018 11 15 10 24 51

つきたての餅の美味しさは格別ですよね。

さて、今年はどれほどつけるのか。

もし、開催される予定がございましたら、呼んでくださいね。かえしにいきます!笑

 

それでは、また。

「グッとくるわ社会実験」のため康生通りをぶらついてきました。

こちらの実験。

「実験」なる堅苦しいイメージですが、一見すれば、街路にベンチが置いてあったり、キッチンカーが狭小スペースで営業していたり、テントを立て雑貨を売っていたりと、楽しい雰囲気です。

が、実験と題しているからにはなにやらワクワクすることがあるわけなのですが、その内容が頂いたパンフレットに二つ掲げられていました。

ひとつは、道路空間活用。

康生通りは約300mにわたり片側4.5mの歩道があります。実験では、4.5mの内3.0mを歩道として確保することで、残余に、冒頭で書いたような町の雰囲気を構成するベンチや休憩所、売り場が設置されています。

写真でいうと白線より建物側が1.5m。道路側が歩道としての3.5mです。
2018-11-13 15.31.15
道路は「道路法」の縛りにより、大げさにいえば、通過すること以外を禁止しています。

ただ、それじゃーもったいないよねーということで、ここ最近は道路管理者の許可をえることで、幾分かそれをゆるくすることができるもの。

それにより、いままでにない形での雰囲気を構成することを可能にしていました。

ふたつ目は、駐車場活用。

駐車場が少ないと噂される康生界隈ですが、じつは約800台もの駐車場があるとのこと。今回の実験ではこれらを道路利用とうまく組み合わせることで駐車場のあらたな活用方法を検証するそうです。

今回の実験は11月12日から18日まで行われます。

いままでの社会実験とは違い(たぶん)、イベントなどの非日常ではなく、普段使いでどれくらい効果があるのかを検証しようとしているところに、この実験のおもしろさがあると感じます。

そこらへんが見えてくるといいなーと思うのですが、さて結果は…


ただ、なにはともあれ、難しいことは抜きに、ぜひ一度覗いてみてくださいね。

それでは、また。

↑このページのトップヘ