岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

2017/12

今年の3大ニュース 本年もあと少しとなりました。年末はいかがお過ごしでしょうか。

一年を振り返るにはいい時期ですので、ここはありがちな企画として今年の3大ニュースを発表しますね。

【1.議員として一年が経ちました】
昨年の10月に議会へと押し上げていただき、1年がたちました。

"1年を振り返り思うこと"
http://rn.msgs.jp/us/c/PT6X?t1=v&t2=VrxpnPKfwU

議員になりよく言われることの一つに「議員は一期生のあいだは雑巾掛けだよ」「一期生は静かにしていればいい」というご指摘を受けることです。

確かに予算書や決算書をはじめとした書類を読み込むこと、議会における議事の進行のルール、なによりも、いままでの市制の流れを掴むことは難しいのかもしれません。 それでも、大きなことから小さなことまで新鮮な驚きを持ち、意見を述べることで少しでも変化を起こすことは出来ると信じているのですが…。

ただ、1年間を議員として過ごすことで、とりあえず一通りのことを経験することができました。例えば、この年末年始のスケジュールを確認すると、昨年の年末年始とほとんど同じスケジュールで動いていることがわかります(発展がないのかも…)。

どんなことでもそうだと思うのですが「見通しがたつ」「算段がつく」ことは心身ともに健全です。 去年の今頃は初めてのことばかりですごく肩ひじを張っていました。おかげで、年始はほんとうにぐったりとしていたのですが、今年は心にゆとりをもって迎えることができそうです。

となれば、来年は仕事に緩急をつけつつ、いままで手を付けることが出来なかったことにも向かっていくことができそうです。

【2.息子の成長】
息子が1歳半年をこえ、歩くことはもちろん少しだけ単語をつぶやくことが出来るようになりました。

"息子が一歳になりました"
http://rn.msgs.jp/us/c/PT6C?t1=v&t2=VrxpnPKfwU

妻を「ママ」、祖父を「じーじ」、祖母を「ばーば」と呼ぶのですが、なぜかわたしだけは「シャンシャン」と呼ぶこととしているようで、先日も携帯をいじりながら何気なくテレビをつけていると、流れてくる上野動物園のパンダの話題に思わずびくっと反応をしてしまいました。

子育ての経験があるかたには周知のことですが、子どもが成長していくスピードには目を見張るものがあります。

先日まではいはいをしていた姿がうそのように走りまわり、泣くことでしか訴えることしかできなかったとおもいきや食べ物の名前でねだるようになったりと、日に日に成長する姿は微笑ましいとともに、ふとした瞬間に我が身を振り返ると、こんなスピードではとても成長できないと変な嫉妬心が生まれてきます。笑

仕事柄なかなか一緒にいる時間がないのですが、これからも楽しく過ごしていきたいものです。

【3.会派の代表】
こちらは折に触れて伝えてきたことですが、会派の代表となりました。

"会派の代表となりました"
http://rn.msgs.jp/us/c/PT6w?t1=v&t2=VrxpnPKfwU

なにをかくそういままでの人生を振り返っても「トップ」になることを避けてきたのが実際のところです。政治を目指す方は「トップ」になることを好む方が多いように見受けられますが、わたしはどうにもその立場からものごとを判断することに気が引ける気がして、そのような場面に出くわすとさまざまな理由をつけなるべく上に立つことを遠慮してきました。

ただ、いまの会派では代表を輪番制で担うこととしていますので「勧めがあれば一刺し舞う」ことこそ、男の本懐です(古いですね)。 民主的な組織において、上意下達が通用しないことはこの一年身をもって経験してきました。少ない人数の会派であれ、丁寧な説明や説得、調整、ときには思い切った判断ができるよう爪先立ちであれ、歩んでいきます。

以上、自らを振り返りながら今年も仕事中心な一年であったと思うのですが、みなさんにとり今年はいかがだったのでしょうか。ぜひ、折をみて教えて頂ければ幸いです。

それでは、よいお年を

年の瀬も迫りますが、仕事がなかなか終わらないのが悲しいところ。

やり残していた仕事のひとつとして、滑り込みですが「立て看板」のシールを張り替えてきました。 


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町に立っている名前が書かれたあの看板ですが公職選挙法により枚数(12枚)が制限されています。6枚は政治候補者として、もう6枚は政治団体用の事務所としてその設置が許可されることになっています。

選挙管理委員会の方には建物が側にない看板の設置はなるべく…とご指摘を受けたのですが、要は「事務所」として看板を設置することが建前になっているところからくるようです。

また、あの看板は許可の期間も定められており、現在の期間が今年末までです。今回の張り替えにより、平成32年末まで掲示が許されることになりますので、次はオリンピックの後かーというより、「平成32年」は永久に訪れることのない元号であることに一抹の不安を感じところですが…。

思い返せば、昨年の選挙前に「どこの馬の骨ともわからない」ものの看板を掲げて頂き、本日まで快く掲示を許可して頂いている方ばかりです。なにせ政治関係の広報物を掲げるのは本当に勇気がいることですしね(しみじみ)。

そんなご厚意のある方たちに年の瀬の挨拶をさせていただきながら、新年の準備ができた一日となりました。

では、また。


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岡崎市でもヘルプマークの配布が始まります!

ヘルプマークとは

援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。

引用 : ヘルプマークとは?対象者や配布場所、受けられる配慮は?合わせて使いたいヘルプカードについても紹介!|ウーマンエキサイトhttp://exci.to/2DUpzvA
マタニティマークと比べヘルプマークは世間での周知という部分においては見劣りする部分もありますが、ぜひ、誤認識をいただいて、もし街でみかけたら少しの配慮をしていきたいですね。


以下、その報道発表です!

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内部障がいや難病、発達障がいなど外見からでは分からないかたが援助や配慮を得やすくすることを目的に作成されたヘルプマークの無料配布を開始します。

ヘルプマークを身に着けたかたを見かけた場合は、電車・バス内で席を譲る、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

 

1 配布開始日

  平成30年1月15日 月曜日

2 配布場所

  岡崎市障がい福祉課(福祉会館1階)

  岡崎市健康増進課(げんき館2階)

  岡崎市こども発達センター(欠町)

3 配布対象

  身体障がい者・難病のかた・発達障がいのかた等でマークを希望するかた

  (原則お一人一枚)

4 配布するマークの概要

  運転免許証サイズ(縦85mm×横53mm)でシールタイプ

5 ヘルプマークとは

東京都福祉保健局が作成したマークで、内部障がいや難病、発達障がいなど外見からでは分からないかたが援助や配慮を得やすくすることを目的に作成されました。また、本年7月20日に経済産業省において、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とすることを目的に、日本工業規格(JIS)にヘルプマークを追加しました。今後ヘルプマークが広く普及し、認知度の向上と活用が期待されます。


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12月定例会が閉会となりました。
本会に上程された議案はこちら。
最終日に上程された議案もありましたが、主だったものとしては上記のものでした。

東岡崎駅の北東部に築造されるペデストリアンデッキ、そして(仮称)人道橋については会派内でさまざまな議論をいたしましたが、結果として賛成としました。

賛成理由としては、以下、討論の第94号、95号議案「工事請負の契約について」、第96号議案「工事請負の契約(仮称乙川人道橋)について」をご高覧頂ければ幸いです。


【討論】
ただいまより、チャレンジ岡崎・無所属の会を代表いたしまして、本定例会に上程されました全議案に対して、賛成の立場から幾つかの議案に対して意見を付して討論とさせていただきます。

91号、92号議案「財産の取得について、財産の無償貸付けについて」であります。本議案は、平成32年4月に開設予定の藤田保健衛星大学岡崎医療センターの用地として、岡崎駅南土地区画整理組合から土地を購入し、藤田学園に10年間無償で貸し付けるものと理解をいたしました。24時間365日、2次救急医療を担う拠点であり、また、他の医療圏への患者の流出を食い止めることが期待されます。そして、なにより、市南部にお住まいの方にとり完成が待たれる施設であることは衆目の一致するところでございます。今後とも滞りなき事務の遂行をお願いしておきます。

第93号議案「公の施設に係る指定管理者の指定について」であります。道の駅藤川宿の現指定管理期間が終了するにあたり次期指定管理者を指定するものです。前回は4事業者の申請がありましたが、今回は1事業者のみの申請しかなく、せっかくの総合点数方式による選考にもかかわらず、他の提案がないことで、比較検討することが難しい状況になったことは若干危惧するところでございますが、そこらへんのことは考慮していただけるとのことですので、よろしくお願い致します。

第94号、95号議案「工事請負の契約について」です。これは、東岡崎駅ペデストリアンデッキ築造工事の契約を行うものであると理解いたしました。立体的な動線の確保により歩車分離を担保するとともに、広場の築造により東岡崎駅前に賑わいを創出することを可能にする施設であると考えております。ただ、一方で、総額で約19億円の事業費を投資することから、直接的なステークホルダーではない方から厳しいご意見も想定されるところであります。そこで、乙川や曲輪への有効的な動線設計はもちろんのこと、民間からの提案を柔軟に受け入れる公民連携のスキームを構築することで、維持費を捻出し、その結果「正の遺産」となるよう期待をしておきます。

第96号議案「工事請負の契約(仮称乙川人道橋)について」です。こちらは、(仮称)乙川人道橋橋りょう上部工事の契約を行うものです。本件は入札参加者が一社であり、競争性に対してやや危惧をいたすところでございます。先の経済建設委員会において、周辺自治体の様子を見ながら、よりよい入札を目指すとの答弁がございましたので、よろしくお願い致します。また、事業におけるコスト管理の徹底についても改めて、お願いをしておきます。全体の部分として(仮称)人道橋の事業が進められていることは理解しておりますが、住民の方においてはいささか不安に感じている方がいらっしゃるのも、また一面の事実です。今後とも今以上に情理を尽くした説明をお願いするとともに、予算管理の徹底をお願い致します。

第103号議案「岡崎市事務分掌条例の一部改正について」です。今回の改正により、総合政策部の事務分掌に交通政策に関する事項を加えるための改正であると理解をしました。本改正により、本市においていままで以上に交通政策が重要な政策であることが位置づけられたと確信するところでございます。本市が掲げる、「稼ぐ」「安心」「安全」「暮らしやすい」など、どの方向性においても交通と直結する目標でありますので、ぜひとも、ここはひとつ縦割りではない、領域横断的な政策を推進されることをお願い致します。

第104号議案「岡崎市学区こどもの家条例及び岡崎市児童育成センター条例の一部改正について」でございます。今回の改正は、細川学区の児童育成センターをあたらに増設することにともなう改正であると理解をいたしました。先日改定をされました「おかざきっ子 育ちプラン(岡崎市子ども・子育て支援事業計画:計画書)」に記載されておりましたとおり、利用者の増加、また利用見込みが著しい事業であります。裏を返せば、住民、子育て世代にとり待望の事業でありますので、今後とも適正な事業進捗の検証をお願い致します。

第107号議案「岡崎市消防団条例の一部改正について」です。今回の改正は費用弁償の上限額を引き上げることが主なものであると理解しました。消防団は、日頃の防災活動、有事の消化活動に加え、甚大災害のさいには消防職員では担うことが難しい、「顔と顔」がみえる関係のなかで地縁組織を外部から守り、繋げる役割を担う地域の重要な組織の一部であります。一方で、周知のように、担い手不足、団員の高齢化が指摘されております。今後とも、待遇改善など、担い手の確保に繋がるよう制度面からのさらなる支援をお願い致します。

最後に第110号議案「平成29年度一般会計補正予算(第5号)」について款を追って意見を述べさせていただきます。

2款4項1目戸籍住民基本台帳費
マイナンバーカードや住民票等に旧氏を記載できるようにするためのシステム改修費であると理解をいたしました。旧氏の使用は社会のさまざまな場面で活用できることにより、その利便性が向上するものであると考えております。せっかくの改修ですので、潜在的に希望する方の見落としがないよう、声かけ等も含め、情報提供をお願い致します。

8款3項2目道路維持費
狭隘道路の拡幅のための道路測量調査委託料、及び拡幅整備工事請負費が当初見込みである年間132件から最終見込みである157件と増加することによる増額補正であると理解を致しました。狭隘道路は、災害時や緊急時に緊急車両の乗り入れが難しいとされます。今後とも積極的な支援により効率のよい救援が市内全域で可能になるよう、よろしくお願い致します。

債務負担行為の補正
図書館レファレンスサービス提供に関する経費についてです。他市と単純に比較しても岡崎市での利用状況が高いことは答弁で理解できました。また、データベースの見直しも随時おこなっているとのことでありました。情報に対する対価を個人で負担するのはなかなか厳しいところもあると思いますので、ぜひ、今後とも、住民にとり利便性の高いサービスの維持に務めていただければと思います。

美術館展覧会に関する経費についてです。来年度の展覧会実施に係る委託料、また広告制作費等に要する債務負担行為だと理解しました。展覧会の価値は定量的な物差しで一概に測れるものではないのが難しいところですが、ぜひ、さまざまに評価される展覧会を展開していただければと思います。

以上をもちまして、チャレンジ岡崎・無所属の会の全議案賛成討論とさせていただきます。

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東岡崎駅ペデストリアンデッキ(現行案)

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北東街区とペデストリアンデッキの接続イメージ

中学生を相手に「読み聞かせ」をしてきました。

中学生、しかも中学3年生を対象にした読み聞かせということで、本当に迷ったのですが、あえて主題として「言葉」そして「謎」の2つに絞り以下、4点をピックアップしてきました。どこかで、いつか、ふとこの文章をみて「あーそういうことだったか」と彼ら、彼女らに感じて頂ければと思い書いておきます。

1冊目はこちらでした。
「言葉」は使い方により、とても自由です。単純な文字の組み合わせで、現実を相対化できる。るるる。
さる・るるる
五味 太郎
絵本館
1980-01-01



2冊目はこれでした。
こちらは「謎」です。いまのわたしたちからこれを読むととても堅苦しく、またどこか聖者っぽくて俗なわたしにはとても真似できない姿勢が描かれています。この「あるべき」「すべし」のような「〜べき」論とどのように向き合うのか、というより、そもそも、著者はそれを伝えようとしていたのか。そこを考えて欲しくて選びました。








3冊目はこれ。
この詩集に収められている「多言語話者のカント 息子は歌う」でした。今回の主題である「言語」と「謎」はこれを眺めながら思いつきました。たぶん、聞いているみなさんにはさっぱりわからなかったのではないでしょうか。というのも、読んでいるわたしもさっぱりわかっていません。笑
しかし、多言語の環境下で「母語」を得る過程がかくも屈折しており、かくも不可解な事態であることはなんとなくわかったのではないでしょうか。この「謎」を言語化していくためには、たぶんさまざまな経験を積まなければならないのではないかと信じています。ともに頑張りましょう。
日本語の虜囚
四元 康祐
思潮社
2012-10






最後はこちら。
これ読みながら「説教くさい」なーと感じてしまいましたが (司馬ファンのみなさますいません…)、年長世代、だけではなく経験を全く異にする人と出会いコミュニケーションを強いられる経験がきます(きっと)。そのさい自己のなかに他者へ開かれた「言葉」が蓄積されているか否かで諾否が決まる場面が、残酷ですが、あります。

対訳 21世紀に生きる君たちへ
司馬 遼太郎
朝日出版社
1999-10-22






というようなことをなんとなくでも伝えたくて本を選びました。しかし、「読み聞かせ」をするとこちらが勉強になることを発見する次第ですね。

ありがとうございました。

それでは、また。

公園と道がいよいよ姿を現してきました。

本日(12/14)から、「中央緑道と籠田公園再整備の完成模型とパネル展示」が市役所の東庁舎1Fで開催されます。

これは、題名そのままですが、二つの公共施設における再整備の計画案が模型とパネルで示されています。ブログを見返してみると、昨年のちょうどいまごろに「QURUWA FUTURE VISION3」という説明会ぷらす住民参加型の話し合いがおこなわれていました。

「QURUWA」には(仮称)セントラルアベニューが計画されている

http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/10337129.html

 

あれから一年。

またひとつ形ができてきましたね。

 

入ってすぐはこのような展示。

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籠田公園再整備計画の模型を北側から見た感じです。小高い丘が作られ、西側には東海道の跡も。小さいスペースが配置されているのが特徴的ですね。

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西側からはこんな感じです。現在の遊具の場所が様変わりしている様子が伺えます。

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現在の典型的な遊具の使用例です。笑

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閑話休題。

それから籠田公園の南側、時計が立っているところの再整備計画。斜めの線が特徴的。

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こちらは、籠田公園内に整備される施設の模型。

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模型のスケールでみると、さまざまなことが視覚的にわかり、いいですね。

ぜひ、みなさんもお立ち寄りの際は!!

 

では、また。

 

岡崎市12月定例会で所属委員会である文教生活委員会に出席しました。

本会に付託された議案は請願2件、補正予算1件の3件でした。

補正予算での主だったもものとして、

まずは、マイナンバーカードに旧姓を表記することができるようにするためのシステム改修費がありました。こちらは国の事業の一環ですが、改修後は希望する方は旧姓を併記できるようになります。旧姓の使用はさまざまな場面で使用できることが必要であると思います。

また、債務負担行為として、「美術博物館展覧会に関する経費」が上程されておりました。

この経費で、

来年度4月7日から始まる企画展「クエイ兄弟-ファントム・ミュージアム」と6月2日から始まる特別企画展「名刀は語る」の広告費が確保されます。「クエイ兄弟展」は4月7日から5月20日まで、映像作家クエイ兄弟の独自の美の世界の全体像にせまる本格的な回顧展として、また「名刀は語る展」は、平成30年6月2日から7月16日まで、日本有数の刀剣コレクションを誇る「佐野美術館」の名刀と三河の刀工の作品を紹介する特別企画展として開催予定

とのことです。

最後に、図書館レファレンスサービス提供に要する経費も補正としてあがってきました。

こちらは、図書館1Fのデータベース席で調べ物をするさいに使用するデータベースの契約料です。図書館ではニュースサイトや専門性をもつデータベースを無料で使用することができるのはこの予算があるからですが、こちらも利用状況を鑑みながら利便性の高い提供をしていただけるようお願いをしました。

 

本日は文教生活委員会、経済建設委員会、明日は、福祉病院委員会、総務企画委員会と続いていきます。

それでは、また。

故郷を喪失する、した人がいるということ。

おぼろげながら、そういうことがあるということを、どこか遠い国のことではなく、目の前にいるこの人がそういう境遇のうえで、いま、ここにいるんだなと感じたのは、たしか英国にいた二十歳前後でした。

「ソマリア難民なんだ」そう、告げられ、まじまじと彼の姿を見返したのですが、彼はあいも変わらず屈託無く笑い、底抜けに明るい顔でボールを蹴っているのでした。それまで「難民」という言葉でイメージしていた人生とはどこまでもかけ離れていたかれの姿に、どこか戸惑いつつも、まあそんなものかと思いな直し、沈みゆく夕日のなかで、ボールを追うことにしたような気がします。

満州の引揚者が経営する店を舞台に繰り広げられるこの劇は、「故郷」を喪失した、こういうには、どこかしろ異なるかもしれないですが、それでも、とりあえず、そう手持ちの言葉でしかいい表すことができない人々が、わたしたちの祖父の世代に居たのだということを、そっと伝えようと願う劇であるといえそうでした。

教えるでも、諭すでも、言うのでもなく、伝わるように「願う」。

「この私」にしかわからないことを、それでも、誰かに伝えようとすれば、どこかしら諦念をもちつつも、それでもわかってほしいから言葉を尽くすといった、すくなからず曖昧な態度で相手に対峙することになるのではないでしょうか。「あなたには私の気持ちなんかわからないから」という、その言葉はすでに目の前にいる相手に向かい、とりあえず宛先であるあなたには、その意味はわかると思い、発せられているのではないでしょうか。

そして、この事態は「味」の継承とどこか似ています。

味覚は、視覚や聴覚、触覚と比べ、もっとも曖昧な感覚、そういわれています。たとえば絵画や音楽の再現可能性は、技術の発達をまつまでもなく、古代から多くの人々が用いてきました。他方で、料理の継承は技術の発展との相関関係がほとんどない、そういうもののように思えます。

デジタル機器の発展は複製のハードルを著しく下げ、五線譜の発明は音楽の再現可能性を著しく高めたのに比べ、料理の再現可能性はレシピ通りに材料を揃え、調味料を整え、彩りを添えれば、可能になる、そいういものではないということです。

たぶん、とても単純な母の味の継承でさえ、味を継ぐ娘に、母に対する「思い」が、「願い」がなければ難しい気がするのです。

「味」を継ぐことと「記憶」を継ぐこと。

「故郷」を喪失した人々、もうすこし言えば、「この私」だけが経験したなにかを伝えることは、わたしたちが「味」を伝承するように、不確かでもかまわないから頼むと「願う」ことでしか継承できない、いや、むしろ、そうすれば可能であるのではないかと、言いたかったのではと考えています。

ですかね。水野さん?!

12月定例会の最終日が終わりました。

先日このブログでも触れた、社会実験サイクルシェア。

今更ながら岡崎市の社会実験サイクルシェアをまとめてみました!

http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/22310155.html

今更ながら岡崎市の社会実験サイクルシェアをまとめてみました(vol.2)!

http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/22329987.html

岡崎市の社会実験サイクルシェアのまとめ(vol.3)

http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/22354389.html

 

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その実績について加藤学議員が質問をされていたのでまとめると、

①供用開始である10月14日〜現在(12月04日)までの利用状況は平均12回/日であり、②そのうちもっとも使用頻度が高かったのは秋祭りやJazzStreetが開催された11月05日(日)の48回/日とのことでした。

また、課題や改善点として、①サイクルポートを増設することにより利便性をあげること、それと共に②決済の方法を多様化させることで、ターゲットを広げていくこと。加えて③平日の使用頻度が相対的に低いので、通勤、通学者に対する利用者の拡大が必要と考えているとの答弁でした。

サイクルシェアはとりあえず来年3月までの事業であり、その後はまだ未定ですが利用者が増え、事業性が担保されれば民間事業者があらためて参入してくることもおおいに考えられます。

ぜひとも、そうなるよう期待するところです。


本日で一般質問が終わり、来週からは委員会での議案の審議になります。

引き続き、ご注目を。




12月定例会の2日目がおわりました。

本議会で何人かの方が先日行われた、衆議院選挙において設置されたイオンの期日前投票所についての質問がなされています。

そこでの答弁を聞いてると、以下のことがわかりました。

じつは、このことについて以前、このブログでも触れたことがありました。
イオンでの期日前投票は3日間の総数で8,749票。男性が3,234票、女性が5,515票でした。一日の平均では2916.3票で、これは一番投票数が多かった岩津の期日前投票所(総数16,819票、1529票/一日、最終日前の3日間の平均では2,589票/一日)と比較しても利用率が高かったことがわかります。

HP : 岡崎市内で新しく設置されたイオン内の期日前投票所はいい!
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/21541838.html

投票率の向上がさまざまなところで叫ばれている昨今ですが、投票行動のわずらわしさをいかに除去していくのか、利便性をあげていくのかは、比較的容易にできる対策のひとつであるので、ここはしっかりと推進していければと思います。

それでは、また。

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