岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

2017/05

今日は、朝から登庁をして一般質問の準備をしていました。

定例会の前後は文章を「書く」ということが多くなります。

一般質問や委員会での発言のを書いたり、議会が閉会に近づくにつれ討論を書いたりしたりします。加えてブログ、月末にはwebレポートを書いたりするので、なんか「書く」ということを繰り返しているような気がしますね。

しかも、書きながらネタを探しているようなところがあり、書いてはメモを取り、それを膨らませて、読み返す。そんなことを繰り返しています。

ただ、議会の答弁なんかでは一方的に書くわけではなく、まずは質問をこちらから投げ、その返答をもらい、またさらに付け加えを何回か繰り返します。そのあと、質問の前後を入れ替えながら構成を整え最終稿にしていくという流れですので、全部を書くわけではないにしても書くことが多いのは確かです。

たいして文章はうまくもないのですが、あーだこーだと考えて書くことは嫌いではないので面倒ではあるけれど、嫌いではないのですが、こんなにも書くことが多い職業だとは当選前には思いもしませんでした。

そんなことで、まずは一般質問を悔いのないように仕上げていきたいと思います。

では、また。

妹が結婚をしました。

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感慨深いものですね。写真を見てお気づきだとは思いますが、性はオースティンに変わり、名実ともに小田家もグローバル化の波に向かい船を漕ぎ出したと確信をしております(グローバル化の意味が違うきがしますがw)。

エピソードを一つ。妹はかつて大学浪人をしていたことがあります。とあるテストで点数が悪かったのでしょう。母が励ます意味をこめて「兄も高校の時たいした成績じゃなかったけど、大学にいけたんだし、気にしなくていいんじゃない」と優しい言葉を投げかけました。すると、妹は「お兄ちゃんと比較するな!怒」と言い放ち、それから、2晩くらい自室に引きこもりました。

兄の立場からはとても悲しい話ですが、無事に大学に進み立派な仕事をしている妹です。いまとなってはよき思い出です。

なにはともあれ、本当におめでとう。そして、どうぞ末永くお幸せに。

では。

こんばんは。市議の小田です。

先日、市内のバスに関して以下のようなご質問を頂きました。
こんにちは。教えていただきたいことがあります。 私は、いつも名鉄東部交通バスを通勤で利用しています。名鉄東部交通は、赤字が続き、岡崎市や西尾市から赤字を補填していると聞いたことがあるのですが、岡崎市から税金を使って、名鉄東部交通の赤字を補填しているという事実はあるのでしょうか?

ということで、いろいろと聞いてみて下記の返信をしました。
ご質問ありがとうございます。

名鉄が赤字が続き、市の税金を投入しているのか。という質問だと思うのですが①名鉄のバス路線が赤字であるかどうか、②市が税金を投入しているが、その目的はなにか。という二つの質問に分けてお答えさせてください。

①に関しては、こちらの記事にあるように名鉄自体は営業利益は2016年度決算では黒字となっており、さらに、交通事業がその半分を稼ぎ出していると報じられています。交通事業のうち、バス事業だけを取り出してみても、46億の黒字であり、バス事業が赤字ということはなさそうです。

"2016年3月期決算における名鉄の事業別営業利益を見ると、全利益のほぼ半分にあたる220億円余りを交通事業が稼ぎ出している。その交通事業の内訳をみると、鉄軌道事業が153億円と、約7割を占める。
引用:JR東海の攻勢をかわした「名鉄」の復活劇 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 http://bit.ly/2qfm8Iy”

②についてですが、今現在、市内のバス路線には国、県、市からそれぞれ補助金が投入されています。市独自の補助金としては3億円強であり、斬新的に増加しているのは気になるところですね。ただ、他方で交通網にかんする住民の方からの要望が多いのも現実としてはあります。また市が主に補助を出している路線は、主要路線(いわゆる東岡崎-岡崎駅間を南北に伸ばした部分です)以外の路線であり、これは名鉄さん側からみると不採算路線ですが、交通権や福祉など、いわゆる社会的なインフラとして必要な路線、地域です。そこに対し市が補助を出しているのが現状です。

ということで、岡崎市が不採算路線にたいして補助金をだしていますが、名鉄が赤字であるからそれを補てんするために税金を投入しているわけではなく(そもそも名鉄さんは黒字ですが)、社会的インフラという側面から、不採算路線において市税を投入しているのが現状です。ご回答になっているでしょうか。よろしくお願いいたします。


これで一安心。と思っていると、

…名鉄東部交通さんと名鉄さんを間違えているのではとのご指摘を承けました。よく読んでみると確かに名鉄さんと、名鉄東部交通さんが違う…ということに気づきました。

読み間違いはいけませんね。本当に。名鉄東部交通さんは主に、西尾→六ッ美→JR岡崎駅西口を繋ぐ路線を担っている会社であり、名鉄さんが担っている箇所とは明確に違います。補助金の額もかなりの少額でした。

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↑名鉄さんがこちら

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↑名鉄東部交通さんがこちら

これからはしっかりと確認をしていきたいと思います。涙





こんにちは。市議の小田です。

いよいよ6月定例議会に向けて慌ただしくなってきました。昨日には、一般質問の通告〆切となり、今日は昼から一般質問の順番を決める抽選が行われました。

一方で、議案、補正予算書も手元に届き、議会が迫ってくきているなーという感じです。

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さて、一般質問ですが、今回は総勢24名で、6月2日(金)、5日(月)、8日(木)、9日(金)の計4日間にわたり開催されます。質問順位が決まりましたので発表しますね。

6月2日(金)13:00~(4人)
鈴木英樹議員→三浦康宏議員→柵木誠議員→新免悠香議員

6月5日(月)10:00~(7人)
杉浦久直議員→野島さつき議員→鈴木雅子議員→野本篤議員→井出瀬絹子議員→鈴木静男議員→小田高之

6月8日(木)10:00~(7人)
木全昭子議員→荻野秀範議員→大原昌幸議員→柴田敏光議員→畔柳敏彦議員→山崎憲伸議員→畑尻宣長議員

6月9日(金)10:00~(6人)
磯部亮次議員→杉山智騎議員→加藤学議員→野々山雄一郎議員→江村力議員→中根武彦議員

という順番です。

私は6月5日(月)の最下位ですので、15:00~16:00くらいでのスタートとなりそうです。これからのもしっかりと準備をして望んでいきたいと思います。

おはようございます。
市議の小田です。

昨日は新男川浄水場に議員有志で見学にいってきました。

浄水場地図

当施設は、今年の7月31日にはほぼ工事が完了し、試験運用を経て、平成30年の2月1日には供用開始が予定されています。

上水は私たちの生活の根本の部分を担うインフラです。なので、やはり注目度が高い施設です。

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俯瞰図をみなければ、わからないですよね。全体の完成図はこちら。

浄水場完成パース

説明を聞いていると浄水場の仕組みはそれほど難しくはないことがわかりました(たぶん…)。

水を引き入れ、最初に「粉末活性炭接触池」に送られます。そこで、臭いや有機物を取り除き、次に「凝集沈殿池」に送られます。ここで泥や砂を除去します。最後に、「急速ろ過池」に送られ、ここまでで除去できなかった微細な汚れを取り除き、塩素消毒をおこないます。

要は、水を川から引いてきて、3層の装置を通過する過程でろ過され、それを出水するということです。


で、視察では、まず「凝集沈殿池」と呼ばれる施設にいきました。浄化システムとしては2層めの膜ですね。

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このプロペラのようなものを回し、水と薬品をかき混ぜていきます。

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次に下の写真のあるようなコンクリートの箱に送水され、ここを通過する過程で水に混入している泥や砂が薬品に付着し、下に沈んでいきます。

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箱を出ると、「急速濾過地」に送水されここで取り除くことができなかった微細な汚れを除去し、私たちの過程に届きます。

以上が、簡単ですが視察の内容です。



現場の工事の方や、施設整備にはたいへんな知能と技術が必要だと思いますが、水をろ過する仕組み自体はそれほど難しいものではなく、そういうものだったのかと目から鱗が落ちる思いでした。

ぜひ、蛇口を開くさいは浄水場に思いをはせて頂ければ楽しみが増えるのではないでしょうか。

では、また。






市議の小田です。

昨日は、ひょんなお誘いから茄子を生産されている方のハウスにお邪魔してきました。家庭内工業で夫婦2人と息子さんとで営んでいるとのこと。お邪魔した際にはもぎたての茄子の選定作業をしていました。

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茄子といっても種類が豊富にあるらしく、漬物にあうものから、そうでないものまで様々だそうです。知りませんでした…

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お話をしていると、「最近のわかいものは茄子を食べんからなー」っと言われてしまい、いつ食べたのかといわれるとなかなか思い出せないのですが、それでもこれからは茄子の季節なので、みなさん、ぜひ食べましょう!

にしても、農業のことも勉強していかなければ…

そんな課題もあった突撃訪問でした。

では、また

こんばんは。

経済産業省の若手が書いたペーパーが話題になっていました。「市議に関係あるのか」とのツッコミはご容赦頂き、同世代の官僚が何を考えているのかを考察するにはいい機会だと思い読んでみました。
不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~
平成29年5月 次官・若手プロジェクト
http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf
が、…分量が多い。

ということで、これを一読して、完結かつ的確に要約されているブログから引用させて頂きます(ものぐさ…)。筆者は51ページに指摘されていることが肝要だと述べ、

p51

これを前後の文脈を考慮してまとめると、

"高齢者の増加によって国に生活保障される「弱者」が増えすぎており、このままでは財政的にもたない。高齢者への支出を削ってでも若者に投資すべき。高齢者への対応含め、公的課題の全てを国の責任とするのは現実的ではないので、人々が国を介さず自分たちの手で解決できる領域をできるだけ広げていきたい。"

で、こういった考え方を2つにまとめるとこうなる。

①「緊縮(=財政の縮小)」

②「世代間対立(=財政の投資化)」 

引用:経産省「次官・若手ペーパー」に対する元同僚からの応答
  http://hirokimochizuki.hatenablog.com/entry/response.meti

と言えるとしています。わかり易くありがとうございます。

上記、引用させて頂いた方は批判的にこの資料に応答されているのですが、私の興味としては現役の若手官僚が何を考えているのかを知りたいというところでした。

その線で読むと、基本線としてわたしたちが体感していることと乖離しているわけではなさそうです。現状の仕組みでは財政が持続できないことに加え、世代間の分配に偏りがあり、それにより若年層が制度に対して懐疑的な感情を持っていることは(数値で示すことは難しくとも)肌感覚で理解できます。

その処方箋として、「財政の縮小」、「財政の投資化」が一つの解決策としては当然あり得るのでしょうが、これはいわゆる新自由主義的な解決策であり、この方向性の一番の問題は中間共同体の紐帯が断ち切られるとことにあると個人的には思っています(極端に言えば個人と国家しかなくなる…)。

もちろん、ペーパーには「自由な個人」が新たな紐帯を作り出す方向性を示してはいるのですが、いささかこれは現実的ではないと感じてしまいます。

やはり現状では、ありきたりですが、いまある中間共同体をなんとかやり繰りし、お手入れしながら「延命」させることで世代間を繋ぐことが現実的な方法ではないでしょうか。そして、その紐帯をもとに分配のあり方を見直していくこと。いささか遠回りで、どこか理想めいた物言いに聞こえるかもしれませんが、「強者」vs「弱者」なる二項対立で物事をとらえ、それに倣い制度を再構築していくことは、危険だと感じてしまいます。

大所高所から偉そうなことを書きましたが、ぜひ、みなさんもご一読いただければ幸です。

では。

息子(名は一徹)が一歳になりました。

はやいもので昨年、5月17日に生まれた息子がはや一歳です。父として何かしてあげることができたのかはなはだ疑問ですが、「親(父)はなくても子は育つ」ですね。

一年前を振り返れば、選挙まで残り5カ月でした。

あの頃は、当選に向けなにかバタバタもがいていたのですが、まるで雲をも掴むような状態で、いま自分がどこらへんにいて、今後どのように選挙を迎えればいいのか、結構(というか、だいぶ)不安だったのを覚えています。

そんな折に、里帰り出産で帰省していた妻から電話があり、急いで電車に飛び乗り、鳥取の産婦人科に駆けつけました。ただ、鳥取…(電車を乗り継ぎ5時間ほどでした…)。到着したころには息子はすでに他の乳児達とすやすやと眠っていました。

産まれたばかりの一徹を抱きかかえ、妻と一通り話しをした後は、まあ、やることもなく、妻も疲れていたので、その夜はこっそりと病院を抜け出し鳥取の街をぶらぶらと歩きました。その時のことは鮮明に覚えているのですが、久しぶりに都会の喧騒に紛れ、ふらっとくぐったお寿司屋さんで日本海の魚介類に舌鼓を打ち、大衆浴場で汗を流し、なんだか、久しぶりにぐっすり眠ることができた感触があります。

一徹が大人になったらお礼でも言おうかと思っています。

取り留めもない話ですが、備忘録として。

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写真1 息子











 

こんばんわ。

市議の小田です。(と最近言うのを忘れてました。w)

さて、家の近くにラーメン屋さんがあります。その名も「公園前」というのですが、屋号のとおり公園の前にあります。結構な人気店で、なんどか足を運んでいるのですが、行列があるのを見て諦めたりしています。

ただ、この公園。けっこう入り組んだ場所にあり人眼につかないんですね。で、夏になると草が生い茂り、すこしジャングルみたいな感じになっていたりします。

市が管理しているので、草刈りは年に2,3度だということでが、

ほんとうにありがいことですね。

公園の管理は市の管轄ですが、いまは住民が組織した団体により管理されているところもあります。年に12回、団体が清掃をすることを条件(市による清掃も同時に行われます)に、補助金が出る制度なんですが、やはり「わたしたちの公園だよね」と思えるので、この方法はおすすめです!

また、清掃をすることで地域の住民が集まり、顔見知りになるという効果も絶大です!

ということで、明日の朝は近所の馬畷公園の清掃があります。雨が心配なところですが。

GWが終わり、一週間。素敵な週末をお過ごしください。

では。



委員会視察の2日目は立川市へ。

昨日まとめておいた、ICT化における議会の目的として、①議会の内か②外か、それとも両方か、という方向性があると書きました。
相模原市議会の議会ICT化による取り組み
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/17025731.html
これを委員会内では①の方向性を「効率化」。②の方向性を「見える化」と位置付けています。

さて、そこで、立川市さんでは①の効率化を主にした取り組みを実践しています。タブレット端末の導入による資料のPDF化です。

ここで興味深かったのはタブレット端末、クラウドシステム導入によるペーパーの削減状況や費用対効果を計算した資料です。

それによると、平成27年度において削減された紙の枚数は35%。紙が削減された分の費用からタブレット、クラウドの経費を差し引くと、費用対効果としては-2,145,807円の赤字という数字が出ていました。

単純にタブレット端末の導入とクラウド化によるぺパーレス化は費用が掛かるということになりそうです(ちなみにこの資料に基づいて完全ペーパーレス化が行われた場合でも1,981,266円の赤字となります)。

ただ、これはあくまで、単純な差し引きの問題であり、タブレット導入、資料のpdf化におけるメリットは数字では表せない部分があることは考慮にいれなければならないと思います。

なので今後はかりに「効率化」の方向性にいくとしても、どのような効率化なのかをしっかりと話し合っていく必要がありそうですね。


二日間の視察を終え、今後は委員会で岡崎市のICT化の方向性を決めていくことになります。また、随時報告をしていきますので、ぜひご意見を頂ければ幸です。

それでは。

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写真1 質問している様子



キャプチャ
表1 「タブレット端末・クラウドシステム導入による議会資料等の紙の削減状況」(立川市)から抜粋


 

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