岡崎市議会議員 小田たかゆき blog

岡崎市議会議員(2期目)/1984年生/愛知県岡崎市→岡崎小→南中→北高→イギリス留学後→関西学院大学・大学院(都市計画)→NPO職員→議員秘書/無所属/チャレンジ岡崎・無所属の会/2児の父/どんなことでも連絡はこちらまで → oda.takayuki.office@gmail.com

2017/02

岡崎市3月定例会が始まりました。

会期は3月24日までの25日間です。本会は新年度予算の審議もあり重要な定例会と位置付けられているのが本定例会です(毎回大事ですが…)。初日の議事は市長の提案説明から始まりました。

曰く、「平成29年度は、本市のこれからの100年の礎を築くための初年度であり、今後も都市としての魅力を高め、持続的に発展し続けることが重要であると考えるところであります」とのことです。

執行部の長がどのような思いで予算編成をしたのかをきっちりと理解していくことが、議会側としては重要なことであるので、まずはこれに沿って議題をチェックしていければと思います。 

さて、先日も記しましたが、今年度の予算規模は一般会計で1,233億円、特別会計、企業会計合わせると約2,473億円です。これは過去最大規模の予算編成でもあります。また現時点では58件の議案が提出されています。

明日、明後日は各派代表質問が行われ、我が会派は明日の午後の予定ですのでご注目頂ければ幸いです。ということで、2度目の定例会ですが自分たちの思いを持ちしっかりと臨んでいく所存です。ではまた逐次ご報告していきますので、よろしくお願い致します。

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 写真1 本会議室で議会が行われました(これは12月の写真ですが…)

物事を伝える。

これに伴う困難を日々痛感しています。振り返れば、選挙前から市民がみんなで考えていく、これこそがこれからの政治、地方自治体において必要になると確信していましたし、それはいまでも変わらぬ思いです。

だからこそ些細な仕草、言いづらいくてなかなか表には現れてこない「声」を聴き、その繰り返しの中で、送り手は思いが届いたと確信を持ち、それが信頼関係を生み「顔と顔」の見える身近な関係を築くことができるはずです。そして、そんな間柄だからこそ街や人が直面する一筋縄ではいかぬ課題に「膝と膝を突き合わせ」議論ができる関係が築けると思うのです。

ただ、これは理念だけの話ではありません。
いまや町内会や子ども会など地縁組織が疲弊していく一方で、国、県、市が始める事業には「地域と共に行う」とされる事業が数多くあります。特に福祉や街づくりという分野において行政は、分断され多様化される個人を巻き込みながら課題の解決を図っていかなければなりません。

このような状況の中で、議員は多様な声を行政に届け、また反対にその声を束ねて練り込まれた政策を市民に伝えるという、まさに両者を架橋する役割を果たしていかなければならないと思うのです。

だからこそ、議員に求められてくるのは「聞く」ことはもちろん、これまで以上に「語る」ということが必要となります。いま、議会とはなんなのか、執行部で何が起きているのか、どのような方向に進もうとしているのか、何が問題なのか、それらをもっとも近くで知り得る存在だからこそ市民に、みなさんに説明していくことが求められていると思うのです。


情報の非対称性。
硬い表現を使えばこういわれる事態です。この片方だけに傾いたシーソーを、議員が説明や情報を提供していくことでシーソーが均衡点に戻るようしていくことが、ひいては市民が参加し主体的に関わることができる市政運営が可能になると考えています。

そしてこのブログも含め、私の情報発信は橋を少しでも架けることを祈り、また少しでも有益な情報をみなさんに提供することができるように書き続けていくことが当面の目標です。でも、たまには雑談になることもご容赦くださいね。

何度も言及していすが、28日からいよいよ3月議会。

新年度予算、新法案、代表質問と重要な事案が続きますので、わかりやすく、シンプルに伝えていくことを心がけていきたいと思います。

それでは、また。 

珈琲なしの生活は考えられません。

外回りも政治にとり大きな仕事なのはみなさんもご存知の通りだと思います。どの祭り、イベントに言っても「あの先生来てたよ~」とか、時には、「なんであんたはたの時きてなかったの!」と、お叱りを受けるときもあり、そんなときは「影武者」切望説を心のなかで妄想したりするのですが…

そういえば、政治家のイベント回りについて不要ではないかという議論一部のも若手論客の方々が訴えられそれがネット上では論争にもなっていましたが、私は人と人は顔を合わせてこそ信頼がうまれそこから腹を割った議論ができる関係になれると考えていますので必要だという立場です。

ただ、そういう批判を頭に入れつつ、どうすればイベント周りで有意義にみなさんの声を聴くことができるのかは、これからの課題としながら日々実行していきたいと思います。

さて、岡崎市を回っているとさまざまな喫茶店によることが多いのですが、そのなかでゴーイングカフェさんへたまに寄ることがあります。

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何がいいかといえば、外に店があり寒風のなか、暖を取りながら珈琲を嗜むことができるところで今日も寒くてすぐに珈琲が冷めたり。笑

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いつもは、ビレッジバンガード洞町で店を構えていますので、またお近くの際はのぞいてみて下さい。

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みなさん。こんばんは。
岡崎市議会議員の小田たかゆきです。



さて、最近は3月定例会に向けての準備を進める日々を過ごしています。そもそも、いろいろな方に会うと、「議会というのはいつ開催されているんだ」と、お尋ねを頂く機会が多いのですが、岡崎市では3月、6月、9月、12月と3カ月毎に、年4回開催されています。(「岡崎市では」というのは他の自治体では通年議会という形で開催されているところや年4回でも月が異なる自治体もあるようです)

ついでに付け加えますと、12月議会を通してわかったことですが、だいたい会期というのは20日間前後で行われることになっているようです。

で、そのなかで最も重要性が高いと言われるのが3月議会だと言われています。こう言われるのは、新年度予算が今議会で審議されることに加え、会派代表者質問といわれる、書いて字のごとくなんですが、会派の代表による質問が許されるのがこの3月議会だけだからです。


代表質問は各会派が自らの目指すものを市政に問い質し、質問の観点をうまく使いながら暗に陽に自分たちの主張を織り交ぜていくという非常に慎み深くまた巧妙な手段が垣間見えたりします。

また市政全体の方針を問いただすことも多く、いわゆる大風呂敷を広げた俯瞰的な視点のやり取りが行われるのもこの代表者質問だといわれています。ビックピクチャーを話しあうのは聞いているだけでもワクワクするものです。

そして代表者質問もさることながら、3月議会が重要だと言われる以遠は、私たちの生活に直結する新年度予算が表明され、審議されるからです。


先日、各種報道機関でも発表があったように本年の新年度予算は一般会計で1,233億円でそれに特別会計・企業会計合わせると約2,473億円という予算が計上されているわけです。
平成29年度の予算の概要
未来を見据えたまちづくりを進める予算
岡崎市
http://www.city.okazaki.lg.jp/class/p021006_d/fil/01.pdf
ワクワクするのが予算書であるのですが、登場の仕方がなんとも唐突で、ある日会派の控室にいくと机の上にドカッと堆く積まれていました。さあっと、会派のなかで手分けをして一つ一つ見ていくのですが、これだけの膨大な量になるとなかなか目配せをすることが難しく、ましてや初めてのことで戸惑うことも多いわけで…

ただ、そうも言ってられないのでない頭をフル回転して担当から施策についての話を聞き、それを質問にして書き記し、また担当に投げる、というような自転車操業を繰り広げている最中であるわけです。


新年度予算書の審議。

今議会ではチャレンジ岡崎・無所属の会として初めて会長である杉山議員が代表質問に立つ機会もあります。選挙前から皆さんから集めた声を集めた政策、そして選挙後に出合った方々の声を集めた思いをしっかりと行政側に問いただしこれからの市政、そしてみなさんの思いが少しでも形になるようきっちりとした質問をしていくことがなによりの責務だと考えています。

明日は平成28年度補正予算のヒアリングで1日が暮れていきそうですが、ない頭をフル回転させて頑張っていきたいと思います。


それでは、また。 

予算要望の回答がありました。

昨年11月に会派として提出をしたのが予算要望でした。要望した内容については以下のリンクに掲載してありますので、再掲は控えますが要望書は選挙前から訴えてきた政策を主に盛り込んだものを執行部に提出したものです。(こちらをご覧ください)

平成28年11/21
平成29年度予算要望書を提出してきました。
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/9523576.html

今回の要望については、要望書を提出した時点で執行部側の予算編成がほぼ決定していた中での提出でしたので、当初から難しいものになると言われていました。新年度予算というのは9月~10月の間に大まかに組まれ、その後は微調整や外部要因(国や県などの施策が市政に降りてきた場合など)による変更が行われてるだけであり大まかには秋口に決定するのが執行部側の年間のスケジュールだそうです。

新人が11月提出からでは厳しい。
以前からこう諸先輩方には口を酸っぱくして言われていたことです。それでも来年、再来年と諦めずに声を伝えていくことができますので引き続き執行部側のスケジュール間をしっかりと把握をしながらどのように要望書を作成していけばいいかを考えていきたいと思います。

さて、まもなく3月定例会が始まります。新年度予算や法案、そして代表者質問と
ばたばたした日々が続きますが、しっかりと頑張っていきたいと思います。


では、また。


 

街の宝を発見する。

そう銘打ってまちのトレジャーハンティング@岡崎が先週の土曜、日曜の二日間にわたって開催されていました。

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写真1 乙川リバーフロントエリアの模型

2日間、乙川エリアを5つのエリアに分けそこを歩きながら様々な「お宝」を発見し最終日にそれを発表するというのがこのイベント。

ただ、読者の方もお分かりのとおり乙川、康生周辺って…というのが率直な感想ではないでしょうか。


参加者の中にもこういう声があったりするわけです。ただ、この話が展開し私たち生活者が感じる「車内から見る岡崎」が現実的な世界であり、歩いたり自転車からみる岡崎はリアルではないということ。
その現状認識からまちづくりをスタートさせなければならないという意見には考えさせられるものがありました。


当日の発表は四方を参加者、観客が見守るなかでのプレゼンテーション。それぞれの案をユーモアをまじえながら楽しくアピールしていたのは、これからのわくわく感を演出していました。

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写真2 登壇者がリングで発表している風景

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写真3 乙川でSUPができるとプレゼンが

そして、2つ日間で練られた「都市戦略」が一つの解として素敵なものであるとともに、

とあるように、市民の当事者意識をいかに熟成していくのかが、今後、このプロジェクトが軌道にのっていく必要条件なんではないかと改めて実感させていただきました。

みなさん、本当にご苦労様でした。


追記
実況中継は以下のリンクで!!

 

なんかとんでもなく久しぶりにブログを書くことになってしまい、申し訳ありません。
ここ最近はなかなか…


さて、標題は経済の話ではありません。というのも、今日、生後9ヶ月の息子が初めて歩きました!!よたよたと!(久しぶりに書いて雑談ですがw)

お子さんをお持ちの方にはあたりまえの話しですし、あまりにも凡庸な意見で申し訳ないのですが、やはり子どもの成長する速度は凄まじいですね。ついこないだまで出来なかったことがいとも簡単に出来るようになるわけです。

本当に。

かつて自分にもそんな時代があったのかと思うとともに、自らに引き比べてなんだか嫉妬みたいなものを感じてしまうのはわたしだけでしょうか…あの成長力がほしいです。

観察していておもしろいのは、ひとつひとつ出来るたびに満面の笑顔をすることで、達成感というのはこういうことを言うのだろうなーっと思ったりします。こちらも負けないようにと思うのですが、ゴールデンエイジははるか昔。

一徹よ、おめでとう!
 

政務活動のレポートを作成しました。

政務活動で視察させて頂いた盛岡市さん、横手市さんのレポートを作成しました。市のHPでも掲載されていますので、ご興味ある方はそちらもご高覧ください。

行政視察に行くと感じることですが、視察内容をいかに岡崎市に活かすことができるのか。これは、本当に難しい問題ですね。人口規模、人口構造、産業構造、地域の歴史性、風土、さまざまな条件が異なるものを比較考量しながら、そこから仕組みを抽出し、岡崎市に落とし込む。このような作業が必要になることは理論としては理解しているつもりですが、現実的にそれに落とし込むのは一石二鳥にはいかないものだと感じます。

これからの課題ですね。

拙文ではございますが、ご高覧頂ければ幸いです。
平成28年2月政務活動報告
小田高之
平成28年度2月視察内容.pdf

岡崎市HP 政務活動報告
http://www.city.okazaki.lg.jp/shigikai/736/p020828.html 


横手市で行政視察をしてきました。

高齢化が進む地方自治体にとり社会保障費、医療費の抑制は喫緊の課題であり、解決のための一助として健康寿命の延伸が重要であることは論をまたないところです。

そこで、重要になるのは継続的な運動、啓発ということになるのですが、横手市さんでは「健康の駅」という事業でそれらを進めています。

これを一言で説明するのは難しいのですが、「健康の駅」は運動を行う場を連結して市内全域をカヴァーする考え方の総称でありなにか特別な施設を当局が保有するのではなく、体育館や公民館などを「間借り」して運動の場を立ち上げることです。

そこで、「大規模駅」「中規模駅」「小規模駅」なる規模と機能の異なる基準を3層構造でつくり、市内を3ブロックに分割し各々の地域に設置をしていました。

こうすることで、市内全域の住民がどの規模の駅にもだいたい等距離でアクセスができるようになっているのだと思います。

大規模駅にいくつかの中規模駅がぶら下がり、さらにその下に小規模駅がぶら下がるという仕組みなので比喩的な意味で「駅」という名称が使われているのだと思います。

具体的には大規模駅では利用者に専用のカルテを作成し機器などを使うことにより健康維持に励み、その下の中規模駅ではウォーキング指導などを行っています。

町民会館などを使う小規模駅では座ってできる簡単な体操を行っているそうです。

健康寿命を延ばす取り組みは地域包括センターをはじめ福祉委員など岡崎市でも取り組まれているところですが、一層の推進のためにはこのような手法も考えていく必要があるのだろうと感じました。

とりあえず、雪国は寒かったです。


それでは、また。

 

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