こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

コロナ対策においてさまざまな取り組みがおこなわれていますが、そのなかでおもしろくも、議論が別れるもののひとつにビッグデータでの解析や対策があります。

すっかり知れ渡ることとなったのは、厚労省とLineの取り組みです。登録者数、アクティブユーザー数で日本での圧倒的なシェアを誇るSNSであるLineを媒介にすることで、定期的に体調や行動変化について情報を集め、対策へ利用しています。

他にも、先日はgoogleとアップルが共同でスマートフォンを利用した「濃厚接触追跡アプリ」を開発することが発表されました。こちらは、スマートフォンに搭載されているGPS機能を追跡することで、感染者と濃厚接触したひとへの通知や、Bluetoothを介し、人と人との接触をコントロールする機能を実装するというものです。

これらの対策はかなりいいはずです。

というのも、各人の主体的な意志、意識による予防、対策に頼る必要がなくなるからです。外部環境である機器が、ほぼ自動的に危機を察知、通報してくれるわけで、そこになにかしらの注意を払う必要を拭い去ってくれます。

だいぶ楽になります。

他方で、個人情報を国や権力者へ譲渡することや、なにをどこまでそれらの監視下に置くのか、置かないのかについては原理的な議論があることもまた注意しなければならないことです。これは長くなるので割愛します。笑



と、前置きが長くなりましたが、そのような行動履歴の解析ということでひとつ興味深い取り組みが最近、googleによっておこなわれています。

COVID-19 Community Mobility Reports - Google
https://www.google.com/covid19/mobility/

こちらは、世界各国の個人の行動履歴をグーグルが解析したもので、コロナ対策が実施される前と直近の状況を比較してくれています。

現状、最新のものは4/5ですが、愛知県はこんな感じです。

スクリーンショット 2020-04-13 18.36.32

英語で書かれているのが玉に瑕ですが、ここでも頼りになるのもgoogeの翻訳。ささっと訳してもらうと、まず左上の「Retail&recreation」はレストランやカフェ、博物館、テーマパークなどの行動の増減を表しているとのこと。こちらは-19%。逆に増加しているのは「Parks」いわゆる公園等で+19%。大きく人の動きが減少しているのが、公共交通機関で-43%です。「workplace」働く場所は-10%、家などは+7%となっています。

同様のものでもうひとつだけ東京をみてみると、

スクリーンショット 2020-04-14 16.56.34

レストランやカフェが-50%。公園なども-30%。公共交通機関は-58%。職場も-27%。家は+12%。となっており、4/5時点での外出制限についての意識は愛知よりも遥かに東京の方が進んでいることがわかります。


ただ、どちらもデータを眺めてあらため感じるのは、飲食店の厳しい現状です。岡崎市内においても大変厳しいという声が漏れ伝わってくるなかで、それが数字にもしっかりと現れていることが伺われます。家賃補償など各国政府は対策を講じています。政府にはぜひさらなる対策を求めるものです。


さて、現在のわたしたちのミッションは80%の接触を減らすというものですが、このような数字がどのように動いていくのか。早期の事態収束にはこれを一段と下げることが求められています。

ただ、それは返す刀で大きく経済活動をとめることになります。

ここが今回の災害の最も苦しいところです。人もの金を動かすのが経済ですが、人もの金を止めるのがコロナ対策なわけで、この同時に相反するメッセージを受け止め、消化するのは大変なストレスを社会に強いることとなるからです。

もちろん、政府のメッセージはそうではありません。それは、とりあえず止める。そうすれば収束する。そうなれば戻る。という話しです。頭ではわかるのですが、それでも、個人としては焦る。動きたい。でも動けない。疲れる。そういう状況なわけです。

ここを打破するには、やはり少しでも先の見通しを立てる環境を整備していくことになるんだと思います。国の補助金であったり、県の方向性であったり、市の対応がまずはそれになるはずです。

そのために情報をしっかりと掴みつつ、または市への提案、要望をしながら、ここで発信をしていくことで少しでもみなさんの一助になれるよう頑張っていきたいと思います。

それでは。

-------
Line公式アカウントなどさまざまなSNSで、岡崎市内の情報や議会での活動を発信しています。
ぜひ、ご登録お願い致します。

友だち追加