明日からいよいよ市内の小中学校が再開となります。

この間、少なくない方から休校の延長を求める声をいただきました。不安なお気持ちはお察しするところです。日々の報道や、県内において延期を決定した自治体があると聞けば、より慎重な対策を求める声については十分考慮すべきことであり、担当課にはその旨伝えてきたところです。

他方で、小中学校の再開においては感染症の専門家から「現時点」においては妥当であるとの声もあがっているとも聞いています。

再開の是非については医学的、疫学的な意見をまずは十分検討したうえで、その他の要因、仕事や家庭の負担、シングル世帯等への負担、子どもたちの生活習慣や学習環境など多角的な視点からの配慮が必要になるのが今回の判断です。

悩ましいところですが、再開にかんしてはあくまで「現時点」でのエビデンス、状況に鑑みて妥当でしか「ない」ということ、つまりどこまでもこの判断は「仮決定」であるという姿勢、心構えを持ち、状況に僅かな変化を認めれば即座に方針を変更する、そのような柔軟な態度で今後しばらく進んでいっていただきたいものです。

また、現場の先生方には多大な負担とプレッシャーがかかります。それでも、家庭外でこども達を守ることができるの重要なプレイヤーが現場の先生方であり、「何がないかはわからないが、何かがないことはわかる」そんなプロとしての「危機察知能力」を発揮していただき、多少の異変にでもいち早く対処して頂くことを願うばかりです。

そのような環境を整えられるよう、微力ながらわたしの立場からもやれることはしていきたいと思います。

最後になりますが、残念ながら今年は来賓として入学式に参列することは叶いませんが、新入生のみなさん。ご入学まことにおめでとうございます。そして、進級したみなさんの今年一年が素晴らしいものになるよう心よりお祈り申し上げます。

みんな、おめでとう!!

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