こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

本日も一般質問をさせていただいた話題についてです。今回は待望のJR岡崎駅コインロッカー問題の進展についてです。

過去このブログでこの話題については何度か触れてきました。
2017/03/21
JR岡崎駅にコインロッカーを?!
2018/03/31
続コインロッカー@JR岡崎駅
2018/10/15
JR岡崎駅のコインロッカー問題が少し発展 -webサービス(ecbo cloak)で解決を目指す道-

事の発端は、JR改札口前にあるキヨスクに横にあったコインロッカーが撤去されたことでした。民間が運用するコインロッカーが撤去されたことでロッカーがなくなり、それに困ったお客さんがなんどかキヨスクの店員の方に尋ねることがある、とお聞きしたことでした。

一方の事業者が採算のとれない事業から撤退するのはあたりまえのことですが、他方の、行政は対価を得られにくサービスでも必要とあらば賄うことができる主体です。

「儲かる」ことはなくとも、JR岡崎駅周辺は本市が力を入れる観光における玄関口のひとつであり、また、今後発展が見込まれる地域とあらば、観光客やビジネス客への対応のためコインロッカーくらいあってもいいのではないか、そうわたしは思いました。

「こりゃ〜簡単に、ちょちょいのちょい」

と、ならないのが世の常なのか、担当者レベルではさまざまな検討をしていただいたのですが、管理の問題がネックとなりなかなか前に進む気配がありませんでした。

「行政では遅すぎる」

そう思った当時、ふと目にしたネットを介したロッカーサービスを提供する「ecbo cloack」に着目しました。

これは荷物を預けたい個人、団体とロッカーとなる場所を提供するオーナーを仲介するネット上のサービスで、荷物の受け渡しにより生まれる消費者との接触を他のサービスへ展開することはかる飲食店や隙間空間を有効に利用したい事業者を中心に、預け先が爆発的に増えているサービスでした。

事業者の登録料は無料、維持管理費もないサービスで「これだ」と思い、知り合いの飲食店さんへお願いして運用してもらうことにしました。

残念ながら実績は1回。涙

と、まったく振るいませんでしたが、担当課へそのサービスのお手軽さ、リスクの低さ、登録の容易さなどを説明し、ロッカー不在の状況を打破するために、なんとかこのサービスを普及できないかとお話しさせていただいたこともありました。

(結局こちらも成就せず)

思いれが強くなりすぎてながながと経緯を説明してしましましたが、今回、そのロッカーの設置について質問をしました(引用符は筆者のメモより作成。公式な答弁ではありませんので悪しからず)。

答えはこうでした。
キヨスクが設置していたJR岡崎駅のコインロッカーは、平成28年度いっぱいで撤去されており、JR岡崎駅観光案内所にも観光客からその要望があります。 このため、観光客の要望に応えるために、岡崎市観光協会及びJR岡崎駅と協議を重ね、観光協会がコインロッカーを設置する方向で検討しております。
「設置する方向で検討しております」

お〜

ネックであった維持管理は観光協会さんが担う方向で設置する方向で検討しているとの、すげー前向きな答弁です。

本当に。

キヨスクの店員の方もこれで胸を張って「あそこです」といえる環境になりそうです。

今後は設置に向け粛々と進めていただけることをお願いしたいと思います。

最後になりますが、粘り強く検討を重ねていただいた担当課の職員の方々や、無理なお願いを快く引き受けてくださった飲食店のYさんには、この場をかりて心より感謝申し上げます。

それでは。

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