12月議会に向け議案のヒアリングをしています。

経済建設委員会の委員としてはじめて迎える定例会となり、向かいあう担当課の方々の顔ぶれががらっと一新して新鮮な驚きとともにヒアリングを進めさせていただいております。ヒアリングは会議室に引きこもり、めくるめく変わる担当課の方々と丁々発止、平場で意見のやりとりをする場で、なんというか、いつも終わる頃には頭が痺れるくらいの疲労感を持つものです。

とはいえ、こちらも4年目ということもあるのか、当初よりは多少の余裕が出てきており、ヒアリングのさい議案の内容はもちろんのこと(もちろんこれが本題ですが)、それを説明する担当課の方々の表情や、その議案に対する理解度を測りつつ、それを聴いていることに気づきました。

担当課から見れば、議員は議決権を持つ対象です。此奴らが首を立てに降らない限り、予算も条例も執行することができないことになっています。そこで彼らの当面の戦術は、どう「納得してもらうか」「丸め込むか」「籠絡するか(これは言い過ぎ笑)」、ということになり、首を立てに振ってもらうために、あの手この手を尽くし、相手に腹落ちさせることを目標としてきます。

この攻め込み方はさすがのものが多く、よく理解し、噛み砕いて説明して頂けます。こっちが放つ質問は的確に跳ね返され、こちらが舌を巻くことが多いものです。これは想定問答を作成しているということもあるのでしょうが、たぶん、多くはここに至る過程で幾度も他者への説明を繰り返すなかで練られてきたものであるからなんでしょう。

多くの場合において、こちらはとっとと退散することがほとんどです。

とはいえ、ときにそれは、というのもあります。

そういうものはしっかりとヒアリングしつつ、疑問を質していくことが求められるもの。

明日も引き続きヒアリングとなるので、しっかりと準備してのぞみたいと思います。

それでは。

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