こんばんは。
岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。
今日は所属する総務企画委員会の閉会中審査がおこなわれ「緊急通報」について調査してきました。いうまでもなく、緊急通報いわゆる「119番」は急な病気や事故、火災といざというときにはなくてはならないものです。
そんな一刻を争うSOSを瞬時に受け、判断をくだすのが、本日の調査会場でもあった通信指令室です。常備消防の頭脳ともいうべこちらの施設は市役所東庁舎7Fに位置しており、NERV本部かと見間違うほど大型モニターが複数設置され、いくつものパソコンが整然と配置されているところです。
緊急通報は年間で約2万3千件。
単純に365日で割れば、1日あたり65件ほどの通報があることになります。もちろん、調査中とはいえ、業務を停止することはありませんので、わたしたちがお邪魔した一時間ほどでも数件の緊急通報がよせられ、その度に会場内は静まりかえり、指令室内には「どうされましたか」「どこを怪我していますか」など、緊迫した声だけが響く場面がありました。
さて、緊急に通報が必要な場面はいつ、だれの身に降りかかってもおかしいことではありません。だからこそ、かつてより、どのような方でも適切な対応を受けることができるようさまざまなシステムが準備されてきましたが、そのなかで今回調査したのはあたらしく運用がはじまった「Net119緊急通報システム」と「災害現場映像通報システム」の2件でした。
Net119は国が整備を主導しているシステムであり、事前に登録しておくことで、スマートフォン上で緊急通報が可能となるシステムです。これにより、耳が聞こえない、手が動きにくい、言語をうまく操ることができないなど、なんらかの電話によるコミュニケーションに不安をお持ちのかたでも、容易く通報ができる仕組みです。
もうひとつの「災害現場映像通報システム」は全国的にも珍しい取り組みとのことですが、通報をしたスマートフォンに通信指令室から使い捨てのアドレスを送ることで、ビデオ通話を行う仕組みです。これにより、指令室と通報者、双方が大量の情報を瞬時に送ることが可能となり、指令室が通報者に救助支援の方法をビデオにより伝達したり、指令室が動画を通して伝わる現場の状況をいち早く駆けつける職員に伝えることで迅速な救助、対応を可能にすることができるというものです。
双方とも電子デヴァイスと通信環境が劇的に進歩していくなかで、消防の体制も進化していることをあらわすとてもいい事例です。
スマートフォンという縛りはありますが、それでも、1秒を争うやりとりのなかで、少しでも早く対応をすること、またそれを多様な市民に提供できるようにしようとしているものです。
Net119緊急通報システムは事前登録が必要となるものですので、詳しくはこちらのサイトをみていただき登録していただきたいと思います。
また、近くに必要なかたがありましたら、声をかけていただけるといいのかな〜とも思います。
ということで、また。
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岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。
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そんな一刻を争うSOSを瞬時に受け、判断をくだすのが、本日の調査会場でもあった通信指令室です。常備消防の頭脳ともいうべこちらの施設は市役所東庁舎7Fに位置しており、NERV本部かと見間違うほど大型モニターが複数設置され、いくつものパソコンが整然と配置されているところです。
緊急通報は年間で約2万3千件。
単純に365日で割れば、1日あたり65件ほどの通報があることになります。もちろん、調査中とはいえ、業務を停止することはありませんので、わたしたちがお邪魔した一時間ほどでも数件の緊急通報がよせられ、その度に会場内は静まりかえり、指令室内には「どうされましたか」「どこを怪我していますか」など、緊迫した声だけが響く場面がありました。
さて、緊急に通報が必要な場面はいつ、だれの身に降りかかってもおかしいことではありません。だからこそ、かつてより、どのような方でも適切な対応を受けることができるようさまざまなシステムが準備されてきましたが、そのなかで今回調査したのはあたらしく運用がはじまった「Net119緊急通報システム」と「災害現場映像通報システム」の2件でした。
Net119は国が整備を主導しているシステムであり、事前に登録しておくことで、スマートフォン上で緊急通報が可能となるシステムです。これにより、耳が聞こえない、手が動きにくい、言語をうまく操ることができないなど、なんらかの電話によるコミュニケーションに不安をお持ちのかたでも、容易く通報ができる仕組みです。
もうひとつの「災害現場映像通報システム」は全国的にも珍しい取り組みとのことですが、通報をしたスマートフォンに通信指令室から使い捨てのアドレスを送ることで、ビデオ通話を行う仕組みです。これにより、指令室と通報者、双方が大量の情報を瞬時に送ることが可能となり、指令室が通報者に救助支援の方法をビデオにより伝達したり、指令室が動画を通して伝わる現場の状況をいち早く駆けつける職員に伝えることで迅速な救助、対応を可能にすることができるというものです。
双方とも電子デヴァイスと通信環境が劇的に進歩していくなかで、消防の体制も進化していることをあらわすとてもいい事例です。
スマートフォンという縛りはありますが、それでも、1秒を争うやりとりのなかで、少しでも早く対応をすること、またそれを多様な市民に提供できるようにしようとしているものです。
Net119緊急通報システムは事前登録が必要となるものですので、詳しくはこちらのサイトをみていただき登録していただきたいと思います。
また、近くに必要なかたがありましたら、声をかけていただけるといいのかな〜とも思います。
ということで、また。
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