岡崎市平和記念式に参列してきました。
岡崎空襲から明日で74年となります。

さきの空襲では、280名ちかくの人々がお亡くなりになったとのことです。

ここに戦没者、戦死者の御霊にあらためて哀悼の意を表するとともに、ご遺族の方々のご多幸をこころよりお祈りいたします。

さきの戦争から74年という月日が過ぎ去ろうとしていくなかで、わたしたちは今後どう向き合えばいいのか、そんなことを手を合わせつつ、あらためて考えさせられる機会でした。

正直に告白をすれば、太平洋戦争にかかわる語りや映像をみることが、否応無しに苦手です。

これはまちがいなく幼少期の記憶にあります。

なぜその時間に起きていたのかいまとなっては定かではありませんが、幼きわたしの目に偶然飛び込んできた、特攻隊の映画がありました。

そこには、ブラウン管に白黒で写されたシーンがあり、いく筋もの弾丸のなかを、操縦桿を握りしめた若きパイロットが「おかさ〜ん」と叫びながら一直線に米国の戦艦へ落ちていきました。

たったこれだけのことなのですが、これが、のちのわたしに太平洋戦争へ向き合うことを抑圧することになります。

なぜなのか、暫くはわかりませんでしたが、戦争の話しからは耳を塞ぎ、戦争の映像からは目を逸らすようにしていました。

いま思えば、実存的な不安をはじめて自覚した、そういうことだと考えるのですが、当時の幼き頭では、不安と戦争を切り離してかんがえることができず、わたしのなかで戦争が圧倒的な死への恐怖として迫り来るものだったのです。

残念なことに、そう考えられるようになったのは、もう成人した後であり、学校で歴史を学ぶには遅すぎる年齢となっていました。

なんだか個人的なことを話しすぎて恥ずかしいのでこれ以上はやめますが、思うところは、そろそろ太平洋戦とはなんだったのか、どう向き合えばいいのか、しっかりと対峙しなければならいということです。

それをお約束しつつ、戦没者の方へあらためて哀悼の意を表します。


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