参議院比例区に出馬している川田龍平候補が岡崎へきました。
候補者は1995年に当時19歳にもかかわらず、原告団の一員として薬害エイズ訴訟にのぞみ、そのさい実名をさらしたことで薬害エイズ訴訟における象徴的な存在となった方です。その後は参議院として2期12年の経験を経て、今回3期目の挑戦とのことでした。
議員としては一貫して「命を守る」をテーマに選び、薬害の問題から、農薬、食の安全、原発など、身近な生活のなかに潜む危険を法的に抑止する活動を取り組んでこられたそうです。
また、妻である堤未果さんはいくつかのベストセラーを持つジャーナリストであり、最近では著書「日本が売られる」が話題となりました。そこには、水道法の改正や、種子法の改正など、いきすぎた規制緩和にたいする疑義や不信が描かれています。
選挙戦も残り少ない時間にもかかわらず、夫婦揃っての来岡でしたので、川田さんの支援者だけではなく堤ファンも会場に散見されたのが印象的でした。
川田さん、がんばって欲しいとおもいます。
ただ、すこしだけ誤解があるな〜と感じたのは、演説後に会場から堤さんに向けられた質問に、岡崎は改正水道民営化法の適用を目指すトップランナーであるという発言があったことです。
そこまではっきりとは仰っていませんでしたが、主旨としては、岡崎の水道事業が民間委託、またはコンセッション方式に名乗りをあげる可能性を十分に孕んでいる、そういうことだと拝察しましたが、これはいささか勇み足な主張ではないかと感じるものです。
というのは、経緯はながくなるので割愛しますが、今年の3月議会においてすくなくとも2つの会派から同様の質問があり当局側は明確に「現状では検討していない」と答弁しています。
額面通りに受け止めれば、岡崎市は「水をつくる部分」の民営化は考えていない、そういえます。
当局の答弁なんて信用できない。裏では事が進んでいるんだろう。
と、訝しむ声を他方から聞いたこともありますが、これはもうとりあえず、公の場で述べたことを信じるしかない、というか、それなしでは議論はできないので、その土台は信じてくださいというしかありません。
大事なことは岡崎市は少なくとも水をつくる事業の民営化は考えていないということです。
水は命にかかわるものであり、それを公共が担うのは当然の責務です。かりに、民営化の話がすすんでいるとすれば、それには慎重な判断をしなければならないことは言うまでもありません。
ただ、現状そうではありません。
ここには誤解がまだまだあるんだな〜ということを痛切に感じるとともに、わたしの情報発信が足りていないことを反省しました。
3月議会の議事録が出てきたさいあらためて詳しくそのさいのやりとりを追いかけてみたいと思います。
では。
大事なことは岡崎市は少なくとも水をつくる事業の民営化は考えていないということです。
水は命にかかわるものであり、それを公共が担うのは当然の責務です。かりに、民営化の話がすすんでいるとすれば、それには慎重な判断をしなければならないことは言うまでもありません。
ただ、現状そうではありません。
ここには誤解がまだまだあるんだな〜ということを痛切に感じるとともに、わたしの情報発信が足りていないことを反省しました。
3月議会の議事録が出てきたさいあらためて詳しくそのさいのやりとりを追いかけてみたいと思います。
では。
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