こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆき(@odatakayuki1984)です。

昨日に引き続き愛知産業大学へお邪魔してきました。
2019-06-19 10.04.50
といっても、昨日は議会広報委員会の打ち合わせとして、今日は所属する岡崎青年会議所の事業としてでした。

この事業の目的は「憲法」について大学生と学ぶというもので、大きくは2部制でした。1部は憲法の成立過程を寓話を用い学び直し、つづく2部では、かりに国がSNSの言論統制を敷く法律を制定するとしたら、どうか、その賛否についてディスカッションをするという流れで行われました。
2019-06-19 12.25.17
1部では講義形式だったこともありどこか上の空で話しを聞いていた学生たちも、2部のディスカッションでは、話題が身近であったこともり議論としては盛り上がりをみせていました。

わたしが参加したグループではどちらかと言えばSNSを制限することに賛成という学生が多く、おおくはSNS上で行われる謂れなき誹謗中傷や、いじめを抑制するには規制が必要ではないかというものでした。

いうまでもなく、現行憲法との関係性や、だれがそれを規制するのか、どこまでが表現の自由であり、どこまでが社会通念上認められないかなど、ポルノマンガ規制、ヘイトスピーチ規制の是非などの例を出すまでもなく、これまで幾度となく論じられてきた表現の自由をめぐる問題がここにはあるのでしょうが、それはそれとして、議論を聞きつつ、10代(学生は2年生でしたので)のSNS環境はわたしたちが想像するより遥かに厳しいものなのかもしれないということが気になりました。

もちろん、かれらはinstagramやtwitter、lineを日常的に使いこなし、ときにベタに、ときにネタとして言葉、画像を共有しており、その意味では日常の一部であるのでしょうが、他方で、だからこそ、規制が必要だと思うほどにSNS上で、だれかがターゲットになりネタかマジかも曖昧なままにイジられている風景を幾度も見聞きしてきたかもしれないということです。

残念ながら、わたしが10代のころはSNSといえばぎりぎりMixiがあった程度であり、それもパソコン環境下でしたので、リアルな世界の関係性が直接SNS上に持ち込まれるという経験は、ずっとあとになってからしか経験していないものです。

10代、学校という閉じられた世界のなかでリアルとネットが直に繋がるというのは、そうではなかった時代とまったくことなる世界で学生生活を送っているはずです。

もうすこしここらへんのことは考えていかないといけないとあらためて思う次第です。

それでは、また。


追記
青年会議所について書かれた適当な記事がありましたのでご紹介です。エリートかどうかはよくわかりませんが、会員数の減少にともない持続可能性が問われているのは事実ですね。

地元の若手エリートが集う「青年会議所」の正体 | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 http://bit.ly/2L06cqS



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