こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。

さて、今日も昨日につづき視察にいってきました。

2日目は、そう、柏レイソルの地元柏市。
2019-05-09 11.28.51
人口42万人ほどを抱える中核市、ここの条件は岡崎市とさほど変わらないのですが、駅前はほんとうに賑わいのある街でした。

高級ブランドのロゴもちらほらとあり消費地としての柏の存在感を感じさせるものでした。


さて、視察させていただいたのはオンデマンド交通およびそのシステムについてです。

これについては、とてもわかりやすい記事があるのでまずはそちらをご紹介。
「オンデマンド交通」とはどのようなシステムなのでしょうか?
本多:簡単に言うと、「予約制の乗り合いタクシー」です。今、多くの地域で路線バスやコミュニティバスの廃止、高齢者の運転免許返納などによる「交通困難者」が増えています。その問題を解決するための手段として、オンデマンド交通があります。

買い物難民を救う? 乗り合い型交通システム「コンビニクル」 | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO
https://gazoo.com/article/daily/170213.html
岡崎市でも公共交通網をどう再構築していくのかは毎回といっていいほど議会で話題になっています。

「バスの本数がすくない」
「免許を返上してもいいが、そのあとどうしていいか」

そういった声はおおく聞くものの、いまだ公共交通網が脆弱な地域にたいしどのような対策をとっていくのかの具体策は提示されていません。

が、昨年の3月議会で公共交通網の見直しははかっていきたい旨の答弁があったことも事実です。

今回柏市さんの事例を聞きつつあらためて感じたのは、公共交通網の再構築は市内を走る交通網との関連をみつつ、他方で、地域特性を考慮にいれたものを描く必要があるものだということです。

鉄道、既存バス路線の現状に加え、それらの経営状況、また財政負担などトータルなバランスを見据えつつ、地域の要望、需要に応えるものを作成することが成功への鍵になるのだと思います。

今後は、岡崎市の既存の公共交通網を俯瞰しつつ、地域特性にあった公共交通網の整備が進むよう動いていきたいと思います。

最後になりましたが、快く視察を受け入れていただいた柏市役所の当局の方々にあらためて感謝を申し上げます。ありがとうございました。

それでは、また。