いろいろと報告しなければと思いつつ遅れていることの一つに、3月定例会に提出された請願「岡崎市の保育所継続入所に関することについて」があります。

保育所継続入所とは、下の子の育休時に上の子が一時的にであれ退園をする必要がなくなること、上の子が継続的に保育を受けることができることを指します。

請願が出されたということは、ご察しの通り、岡崎市では「保育所継続入所」が整備されていないからなのですが、担当課としては希望する園にさえ通園が難しい現在の状況において、いかに公平性を担保するかを考慮しての判断だと伺ってはいます。

ただ、継続利用を望む悲痛な声があるのも一方の事実です。

わたしもかつて継続利用を望むメッセージをいただいたことがあります。
上の子が一時的に退園することによるさまざまなしわ寄せが、上の子だけではなく、その家族へも及ぶことが「りんりんもんろー」さんからのご意見からわかるのではないでしょうか。

誰もが望み通りに人生の選択を可能とする社会の実現。

大袈裟な話しかもしれませんが、そうなるように少しでも社会を変化していくことが大切なはずです。


さて、3月議会に提出された「保育所継続利用」を望む請願は全会派賛成で採択となりました。

議会の総意として今後必要な制度であることを当局へ要望するかたちとなったわけです。

すべての家庭が希望する園へ入園でき、かつ継続利用を可能にすることは現在のキャパシティでは難しいことも理解するところですが、当局にはぜひ積極的な打開策を示していただけるよう今後期待するところです。

それでは、また。