わが会派の代表質問で「岡崎市のキッズデイズ(秋休み)」について質問をしました。

過去のエントリー↓
岡崎市の小中学校へ秋休み(キッズデイズ)を導入することが発表されました
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/30448531.html?ref=popular_article&id=7264949-1287765

そこで頂いたご意見について考えたこと↓
保護者の負担を考えていない、というご指摘をうけて考えたこと
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/30463113.html

二つ目のエントリーでまとめた岡崎市版キッズデイズについていただいたご意見は、概ね下の5点に集約されると考えています。
①親の意見を聞いたのか。
②夏休み短縮の3日間は半日。親の負担が増えるのではないか
③秋休みは平日。親の負担が増すのではないか
④小学校の球技大会が2ヶ月後ろ倒しになることで教員の負担、親の負担が増加するのではないか
⑤小学校球技大会はそもそも必要なのか
とりあえず前提として言及しておきたいことは、部活動をそもそもどうするかという議論は別にしておくということです。

つまり、小学校の部活の夏の大会、そして中学校の新人戦は継続して実施するという前提条件で考えていくということです(大会や部活のあり方については別途考えていく必要があるとは思います)。

そのうえで、今回代表質問で当局が答弁した内容は概ね以下の通りでした。

キッズデイズは、

①夏の酷暑と教員の負担軽減を考え導入した。
②秋は地元行事、お祭りが多く休日開催が難しいと判断した
③平日開催により保護者の方の観戦が難しくなることは検討、承知している
④2学期を前倒しで始めることについて、なるべく保護者に負担がかからないようには努力しているが、給食は事前にスケジュールが組まれており動かせなかった部分もある
⑤平日開催にすることで、教員のスケジュール調整がしやすくなり働き方の改善につながる
⑥来年度(H31年度)キッズデイズ導入するが、これが完成系だとは思っていない。次年度(H32年)以降、随時見直しをはかっていく

議事録ではありませんし、答弁を聞きつつメモしたもから書き起こしているので、多少の認識不足、齟齬はあるかもしれませんが、キッズデイズについて以上のことを検討してきたことがわかりました。

わたしとしては、保護者にかかる混乱を最小限に抑えつつ、なによりも夏の酷暑から子どもたちを守ることを考え、またさまざまな調整のうえに今回の導入が決定されたと思います。

もちろんすべての人にとり納得のいく結論ではないとは思いますが、優先順位を決め、意思決定をしていくことがわたしたちの責務であるとすれば、まずは子どもたちの安全を守ることが大切になります。

そのために、1学期にずらすか、2学期の途中にずらす、その大きな二択があったと思うのですが、他の行事との兼ね合い、学期そうそうであることを考えると2学期のどこかという選択肢しかなかったと思います。

ならば2学期の休日という選択肢も考えられなくもありませんが、地域行事、祭り等、それはそれで大切な行事とバッティングすることは避けざるを得なかった。それは仕方のないことであると思います。

そういうなかで今回の導入が決定されたと考えてみれば、ベストではなくともベターな選択であると評価してもいいのではないでしょうか。

くどいようですが、部活のあり方、大会開催の是非は別に検討していく問題であるという留保の上にではあります。

今後ともみなさんのご意見を賜りながらしっかりと責務を全うしていきたいと思います。

それでは、また。