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視察2日目として北九州市の園庭芝生化事業を伺ってきました。

保育園、幼稚園、そして学校のグランドが土よりも芝生のがいいのはだれもが直感的にわかることだと思うところだとおもいます。裸足でおもいっきり遊べる、土埃の防止、暑さ対策、見た目がよくなる、芝生の生育を見守るコミュニティの形成など、いいことがたくさんあるとされています。

うむ。だったら、すぐにやるだけだ。Just Do It。

という話なわけですが、もちろんコインには裏表があり、デメリットもあります。

管理が大変。日本の気候には不向き。 というわけです。

岡崎市でもいくつか実験的に展開した園があったそうですが、デメリットがおおきくうまくいかなかったと聴いています。

北九州市さんはそこをうまくクリアしつつ展開していらっしゃるのですが、それはなぜか。ここが最大のミステリーだと言えば大袈裟ですが、答えは専門家との協働にありそうでした。

芝生化はざっくり言えば、園の合意形成。丁寧なヒアリングによる設計。簡易な工事。芝生を植える。養生。生える。芝刈り。随時モニタリング。助言指導。というスキームでおこなわれます。

このフローのなかで、担当課は園の合意形成とイニシャルコスト上限120万の負担を担う一方で、それ以降の手順に関しては専門家集団でありまた明確な目標をもち活動をしているNPO法人グリーンワークさんが担っています。 

この協働がうまくいっている、そう感じました。

なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、芝生という対象は言葉はわるいですが庭いじりの延長線上にあるという先入観が邪魔をして、「専門性を有する」ものだと認識ができていなかったように感じた次第です。

岡崎市でもこの枠組みを横滑りさせることが出来ないか、一度検討していきたいと思います。
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さて、視察は当然事業そのものだけではなく街を訪れることでもあります。

道中あらためて感じたのですが、北九州市は人口約100万人の大都市です。大規模な開発からニューマンスケールな路地裏、商店街、市場など多様な相貌を見ることができます。
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また、市役所の側には小倉城が聳え、その前方には紫川が流れ(冒頭の写真が市役所の対岸から写したものです)人道橋をはじめとした幾筋かの橋が架かりひとびとの憩いの場所になっていました。

こういうことを感じることができるのもまた視察の良さなのだと思うものです。

最後は雑感ですが、末筆ながらお忙しい中丁寧な御説明をいただいた担当課の方たちにあらためて感謝をいたします。

ありがとうございました。

それでは、また。