12月6日の一般質問は大きく3つでした。

一つ目→子ども若者総合相談センターの設置を提案しました- 一般質問の内容その① -
二つ目→学校図書館を巡る話し -一般質問の内容その②-

本日は最後の「実証実験サイクルシェア」についてです。

過去のエントリーはこちら↓
岡崎市の社会実験サイクルシェアのまとめ(vol.3)

サイクルシェアを簡単に言えば「無人貸し自転車屋」です。

市役所、りぶら、岡崎城、西三河合同庁舎など、ポートと呼ばれる駐輪場で自転車を借り、他のポートへ返却する仕組みです。

その頭に「実証実験」とありますが、これは実際の現場にて実用化の問題点を洗い出し、市場性の是非について実験することを指します。

いまは岡崎市が導入運営をしていますが、将来的には民間へ運営を託すこと、事業を譲渡することを予定しているからです。

さて、自転車は自由度が高い手段だといわれています。

他の手段、例えば、バスや飛行機、電車は目的地へ行くことを前提に使用します。東京行きの飛行機に乗り、ふらっと大阪へ寄るということは考えづらいものです。

他方で、自転車は目的地なく、その手段を使用すること、それだけを目的とすることができるくらい自由度が高い手段です。ふらっと寄る。休憩する。あてどなく彷徨う。ということが可能となります。

自転車は街にとり回遊性を生み出しやすく、本市が進めるリバーフロント計画の目的と非常に親和性が高い乗り物であると言えます。

現在、そんな特徴を備えた自転車を街へ実装するために、さまざまな事業者、自治体が「無人貸し自転車業」に取り組んでいます。

そのなかで本市の進めている仕組みは、web上でしか決済が出来ないという初期のハード ルの高さを抱えている一方、そのシステムのため、自転車を置く場所を自由に変更でき、また新たに増設することが容易であるという特徴を持っています。

となれば、ポートを増設することで、いろいろな場所を繋ぎ、回遊性を高めることができそうです。

加えてボートを増設することで利便性もあがります。

そう誰であろうと思う提案の見解について当局へ質すのが今回の一般質問の要旨でした。

で、答弁は概ね以下の主旨となりました。
サイクルシェアは、実証実験終了後に民間事業者へ事業を譲渡する前提で進めている。

ただ、稼働状況は順調に伸びてはいるものの、現状では採算が合う状況ではない。

大都市圏以外の他市に おいても、実証実験から実装化がなされない最大の要因は、この収支不均衡にあり、これを短期的に改善することが、事業譲渡への課題と考えている。

ついては、ポート設置エリア拡大などにより収支改善を図り、事業譲渡にあたって市の継続的な負担なく事業者と交渉できる材料を整えていきたい。

今後、まずはサイクルシェアのシステムを活用した利用者アンケートを予定している。

その中で、利用率及び採算性の向上に資するようであれば、すでに利用者からも要望の声が多いイオンや岡崎駅へのポート設置を検討したい。

加えて、本システムは土地所有者が自発的に ポートを設置できる仕組みとなっており、コンビニや飲食店、このような民間事業者に設置いただくようお願いしたい。
(12月答弁より筆者作成/強調筆者)
換言すれば、現状の収支状況では民間さんが手を上げてもらうのは難しいので、もう少し駐輪場を増やすことで、採算が合うようにしていきたい。そのために、まずは設置場所に対してアンケートをとり、採算性が向上するようであれば、イオンやJR岡崎駅にも設置していくことを検討していきたい。

と。

おー。

前向きな答弁で大変評価するところです。

もはやこれ以上言うこともありませんね。

今後はしっかりと事業の推移を注視してきたいと思います。


今回の一般質問は主に3点について当局を質しました。

最後になりましたが、質問作成にあたり助言を頂いたみなさま、そして、お答えいただいた当局のみなさまにはあらためて感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

ここまでお読みいただいたみなさまからもご意見を賜れば幸いです。

次回の一般質問は来年度の6月議会となりますが、そこへ向けて徐々にでも準備をしていければと思います。

それでは、また。