12月6日の一般質問は3つの通告をしました。
(一つ目はこちら→子ども若者総合相談センターの設置を提案しました- 一般質問の内容その① -)
その二つ目は、学校司書の配置についてです。
□学校図書館とは
子ども達にとりもっとも身近な図書館に学校図書館があります。
すぐ行けて、誰かに連れて行ってもらう必要もなく、自分の意志で本に触れることができる場所。
それが学校図書館です。
他方で、教育という側面からも、折に触れてその重要性が指摘されてきました。
主体的に学ぶ姿勢の熟成。コミュニケーション能力の向上。論理的思考力の構築などなど。指導要領においてもその記述が増えるなど、学校図書館は教育的な側面からも重要な機能とされています。
□学校司書とは…
そのような場所に、学校司書という専門的な存在を配置することが必要ではないか、そう以前から提言してきました。
学校司書は定義が難しい存在です。
本の配架や貸出の事務等を担うのはもちろん、それに加えてわたしが大切だと思うのは、図書館にいることで、子どもたちと仲良くなり、そこ子にあったオススメの本を提供することです。本との一期一会な出会いを助けてあげること。それが学校司書がもつもっとも大きな意義ではないかと思います。
ただ、資格要件等が整備されておらず、具体的な話しとなると定義が難しくなります。
□司書教諭と教員補助者
そんな学校司書の配置について過去に二度、質問をしてきました。
一般質問に登壇しました!!(2016/12/06)
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/10090029.html
学校図書の体制について-H29年9月議会の一般質問概要③-(2017/09/03)
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/20268191.html
いままでの答弁を聞くと、教育委員会はだいたい以下のように考えていることがわかります。
となります。
学校司書の定義が定まっていない現時点において、司書教諭と教員補助者か、司書教諭と学校司書なのかという議論は消耗戦です。
学校図書館に常駐する専任の司書も、いくつかの学校を巡回する兼任の司書も、教員補助者も現時点では「学校司書」と呼ぶことが可能だからです。
だとすれば、大切なことは学校図書館をよくしていくための実効的な仕組みを構築することです。
□「第三次岡崎市子ども読書活動推進計画」のパブリックコメントを!
本市では、学校図書館を含めた、子どもの読書活動を推進する計画があります。
本年度が計画年度の最終年であるこの計画は現在、次期にむけた計画を策定しています。
そして、ちょうどこの20日からパブリックコメントの受付が始まります。
パブリックコメントにご意見をお寄せください。 - 岡崎市立中央図書館
https://www.library.okazaki.aichi.jp/index.php?key=jopvct664-3672
学校司書についてもあらたに記載がある当計画案は他にもさまざまな事業がありますので、ぜひ、みなさんの声をお寄せください。
多くの声こそが、行政を動かす大きな原動力です。
ということで、本日はここまで。
それでは、また。
(一つ目はこちら→子ども若者総合相談センターの設置を提案しました- 一般質問の内容その① -)
その二つ目は、学校司書の配置についてです。
□学校図書館とは
子ども達にとりもっとも身近な図書館に学校図書館があります。
すぐ行けて、誰かに連れて行ってもらう必要もなく、自分の意志で本に触れることができる場所。
それが学校図書館です。
他方で、教育という側面からも、折に触れてその重要性が指摘されてきました。
主体的に学ぶ姿勢の熟成。コミュニケーション能力の向上。論理的思考力の構築などなど。指導要領においてもその記述が増えるなど、学校図書館は教育的な側面からも重要な機能とされています。
□学校司書とは…
そのような場所に、学校司書という専門的な存在を配置することが必要ではないか、そう以前から提言してきました。
学校司書は定義が難しい存在です。
本の配架や貸出の事務等を担うのはもちろん、それに加えてわたしが大切だと思うのは、図書館にいることで、子どもたちと仲良くなり、そこ子にあったオススメの本を提供することです。本との一期一会な出会いを助けてあげること。それが学校司書がもつもっとも大きな意義ではないかと思います。
ただ、資格要件等が整備されておらず、具体的な話しとなると定義が難しくなります。
□司書教諭と教員補助者
そんな学校司書の配置について過去に二度、質問をしてきました。
一般質問に登壇しました!!(2016/12/06)
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/10090029.html
学校図書の体制について-H29年9月議会の一般質問概要③-(2017/09/03)
http://odatakayuki2016.blog.jp/archives/20268191.html
いままでの答弁を聞くと、教育委員会はだいたい以下のように考えていることがわかります。
岡崎市では、司書教諭と教員補助者が学校の状況に応じて学校図書館の管理、運営、学習支援等を行う体制の整備がされています。巡回方式による学校司書の配置ではなく、学校の子供たちや教員の状況をよく知っている教員補助者が学校図書館の運営に当たるために、学校が必要とする時間に必要な方法で学習の支援をしたり、蔵書の管理等を行ったりすることができ、子供たちや教員から好評を得ています。掻い摘んで言えば、学校図書館の充実は必要である。そこで、岡崎市では、それを担う人材としては、「司書教諭」と「教員補助者」がそれに従事しており現場からは好評である。
(当局答弁案より筆者抜粋、強調筆者)H29.12月議会より
となります。
学校司書の定義が定まっていない現時点において、司書教諭と教員補助者か、司書教諭と学校司書なのかという議論は消耗戦です。
学校図書館に常駐する専任の司書も、いくつかの学校を巡回する兼任の司書も、教員補助者も現時点では「学校司書」と呼ぶことが可能だからです。
だとすれば、大切なことは学校図書館をよくしていくための実効的な仕組みを構築することです。
□「第三次岡崎市子ども読書活動推進計画」のパブリックコメントを!
本市では、学校図書館を含めた、子どもの読書活動を推進する計画があります。
本年度が計画年度の最終年であるこの計画は現在、次期にむけた計画を策定しています。
そして、ちょうどこの20日からパブリックコメントの受付が始まります。
パブリックコメントにご意見をお寄せください。 - 岡崎市立中央図書館
https://www.library.okazaki.aichi.jp/index.php?key=jopvct664-3672
学校司書についてもあらたに記載がある当計画案は他にもさまざまな事業がありますので、ぜひ、みなさんの声をお寄せください。
多くの声こそが、行政を動かす大きな原動力です。
ということで、本日はここまで。
それでは、また。
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