こんばんは。
岡崎市議会議員の小田たかゆきです。
ここ最近はどうにも喉の調子が悪く、なかなか報告できませんでしたが、所属する文教生活委員会にて「小中学校のエアコン設置」に向けた補正予算の審議が行われました。
今回の補正予算はエアコン設置をPFI事業で行うために必要な契約等を実施するため約750万円ほどが増額補正されるものです。これは必要経費であり賛成としたました。
ただ、この件においてなにより驚くのはそのスピード感です。
総事業費60億ともいわれるエアコン設置があれよあれよという間に決まり、加えて、事業計画のスピードがさらに増していくという状況です。
もちろん、当事業が市長肝いりであるのは間違いなく、9月定例会の市長提案説明においても、全9ページ中1ページを割くほど熱が入っています。これが燃料となりさらに加速していくんでしょうが、その一つとして8月20日に発表された設置に向けたスケジュール案が、9月12日に変更され、よりタイトなスケジュールになりました。
平成30年9月定例会市長提案説明
まず、8月20日に発表された実施にむけたスケジュール案はこうでした。
それが、9月12日に公表された実施スケジュール案ではこう変更になりました。
文字の羅列でわかりずらいと思うのですが、変更されたスケジュール案は、変更前に比べ事業契約議案の提出が3ヶ月の前倒しにすることが記されています。
具体的には、事業者と本契約の議案を上程するのを来年の3月議会ではなく、今年の12月議会で上程すること。また、12月議会において本契約を締結するために必要となる予算的な裏付けとして11月臨時会で債務負担行為の議案を上程することも併せて公表されたのです。
これにより、少なくとも優先交渉権者つまりエアコン設置を実施する特別目的会社は12月から動くことが可能となり、他自治体が設置に向け動き出すなかで、先んじて機器や人出の確保を行うことが期待されます。
となれば、可能性として(あくまで可能性として…)来年の12月までに設置予定とされている中学校の全教室へのエアコン設置を前倒しして実施することも期待できるのです(ちなみに小学校の普通教室への配備は来年6月までの計画です)。
とはいっても、まだスケジュール案であり、このように進むかどうかはわかりませんが、少しでも早く設置を目指す当局の努力、その姿勢は評価するところであり、これまで英断をされたきた市長にも敬意を表するところです。
また、早期の設置を望むものの一人として、微力ながら引き続き努力して参りたいと思います。
さて、明日は決算特別委員会の最終日であり、会派としての平成29年度決算の認定4議案について意見を述べることとなっております。
まだまだ、9月議会が続きますので、どうぞご注目いただければ幸いです。
では、また。
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