雨が続きますね。

里帰りしている妻は兵庫県の香住町にいますが、警報によりあらゆる機器が夜中鳴り響くと言っていました。幸運にもこのあたりはそこまでの豪雨はありませんでしたが、みなさんも全国にいる友人、知人の心配をなされたことだと推察するところです。

さて、今日は午前中、福祉会館で講演をきいてきました。
清水さんは自殺対策に取り組まれた第一人者であり、自殺対策基本法の制定や東京都足立区と連携しながら具体的な支援モデルの作成をされている方です。

講演は、年間自殺者数や市町村別のモデル的な自殺者のケースなど、とても大切ですが無味乾燥な数字をあげつつも、そのうらに込められたひとりひとりの有りようを、残された遺族の語りを織り交ぜ説明することでとても具体的に想像することができる構成で、迫るものがあるものでした。

自殺対策の要点はいくつかあげられていましたが、だいたい以下のような流れでした。
自殺者には属性や性別、住む地域により一定のパターンを抽出することができる。

通過した要因は解決するわけではなく対象者に多重に積み重なる(具体的には無職者は失業→多重債務→家族不和+鬱→自殺なる典型的なパターンがあるが、自殺の手前ではすべてが重なっている)。

となると、支援は1対1ではなく、1対Nで構築していかなければならない。

しかし、支援の中心を担う行政は縦割りで対処できない。

だから、領域横断的な部署、会議体を構築し対応していく。

そのような体制は、自殺対策だけではなく、現在日本が抱える課題(福祉や医療)にも有効な手立てとなる。
まさしくその通り、と膝を打ちたくなるような的を得た指摘ですので、今後は岡崎市でも取り組んでいけるよう後押しできればち思います。

それでは、また。