◾️はじめに

JR岡崎駅の東口の駐輪場が有料になり、1年近く経過をしました。

過去、こちらのブログ上で有料駐輪場について、その是非を含めさまざまなご意見をいただきました。

そこで、今回は東口駐輪場の防犯について、そして西口の駐輪場の方向性についての2点について現状を説明します。

まず、3月議会で以下のような質問をしました。

【質問】

JR岡崎駅東口には、有料自転車等駐車場が昨年6月にオープンをいたしました。そこで、駅全体で昨年度と比較して、自転車の盗難状況がどのように推移をしたのか、また、西口に無料の自転車等駐車場が残っておりますが、今後どのようにしていくのかをお尋ねいたします。

これにたいし、以下の答弁でした。

【答弁】

JR岡崎駅の自転車盗難届け出件数でございますが、これも同様に岡崎警察署の統計によりますと、平成28年、29年の前年対比では67台から36台、全体で31台減っております。そのうち、東口が21台、西口は10台の減少となっております。東口におきましては、防犯対策が講じられました有料駐車場が設置されたことで、自転車盗難に対して一定の効果が出ているものと認識しております。

続きまして、西口自転車等駐車場の今後につきましては、来年度当初予算に計上しております自転車等駐車場整備方針策定業務におきまして、関連部局と調整をしながら、駐車場整備についての方向性を定めていきたい、このように考えております。

◾️東口の防犯

JR岡崎駅東口の有料駐輪場がオープンしたのは平成29年の7月でしたので、まだ正確なことは言えませんが、少なくとも平成28年と比較して、平成29年の東口の盗難台数は21台減少したことがわかりました。

以上のことから、(賑わいはあるかどうかは抜きにして)防犯性の向上については評価していいと考えています。

◾️JR西口の駐輪場の方向性

続いて、西口の駐輪場の方針についてですが、こちらは、今年度に策定を進めていく「自転車等駐車場整備方針策定業務」で、JR岡崎駅の西口を含め本市の自転車等駐輪場のあり方を定めていく方針であることがわかりました。

そこで、まず、自転車等駐車場整備方針策定業務ですが、予算の計上のさいはこう説明されています。

スクリーンショット 2018 07 01 18 44 30

これだけではわかりづらい部分がありますので、これに関して質疑されたものを見てみると、こんな感じに言われています。

平成30年3月 文教生活常任委員会 - 03月13日−01号

◆委員(野島さつき)
自転車等駐車場整備方針策定業務の概要についてお聞かせください。

◎安全安心課長(大竹博)
駅前開発等の把握や自転車等駐車場の整備運営に関する課題等を整理し、今後自転車等駐車場を整理する際によりどころとなる基本的な方針を定め、自転車等駐車場の適正な整備を進めるものでございます。

◆委員(野島さつき) 
この策定業務は、どういった視点で策定をしていくのか、またその策定した効果はどのように考えているのか、お聞かせください。

◎安全安心課長(大竹博) 
まず、視点でございますが、関連計画及び自転車等に関する現状、問題点及び駐車利用、運営方針、各駅ごとの整備の方向性などの視点に立ち、策定していく予定であります。  

次に、効果でございますが、総合計画や駅前開発等を踏まえた整備時期や必要な機能、受益者負担の考え方、安定的な運営に向けた整備手法等、これらの課題を整理し、方針を策定することにより、今後のまちづくりに沿った自転車等駐車場整備が可能になると考えております。

◆委員(野島さつき)
それでは、市内にJR岡崎駅、名鉄東岡崎駅以外に自転車等駐車場はどこにあるのか、お聞かせください。

◎安全安心課長(大竹博) 
JR沿線では西岡崎駅1カ所、名鉄沿線では本宿駅、藤川駅、美合駅、男川駅、岡崎公園前駅、矢作橋駅、宇頭駅の7カ所、愛環沿線では六名駅、中岡崎駅、北岡崎駅、大門駅の4カ所、バス停では大樹寺、福岡の2カ所に自転車等駐車場を整備しております。

◆委員(小田高之) 
今の御説明で確認、理解したところでございますが、受益者負担の考え方を考えていくという御答弁もございましたが、今後その線引きを−−いわゆる受益者負担をする場所とそうではない場所の線引きをどのようにしていくのか、お考えがあればお聞かせください。

◎安全安心課長(大竹博) 
受益者負担、いわゆる有料化につきましては、既に岡崎市公共施設等総合管理計画において、自転車等駐車場については、駅前再開発等契機に、既存の公設駐輪場を廃止し、より利便性の高い施設となるよう、民間提案による民設民営の駐輪場を設置していくとの大きな方針が定まっております。  
個々の自転車等駐車場の具体的な方針につきましては、各駅の状況を踏まえ、今回の策定業務の中で検討していく予定でございます。 (強調筆者)

◾️有料化なのか?!

上記のやりとり、そして表を見れば、自転車等駐車場整備方針策定業務は、市内の駐輪場の方向性を決定するものです。が、JR岡崎駅と東岡崎駅の周辺については、別に定められていることがわかります。

重要な部分ですので、再度、引用しておくと、駐輪場を「有料化」するかどうかについては「岡崎市公共施設等総合管理計画において、駅前再開発等契機に、既存の公設駐輪場を廃止し、より利便性の高い施設となるよう、民間提案による民設民営の駐輪場を設置していくとの大きな方針」を定めていることになります。


そこで、岡崎市公共施設等総合管理計画をみると、これは平成29年8月に策定されたものであり、以下のように記載されています。
スクリーンショット 2018 07 01 19 07 56
以上をまとめると、JR岡崎駅西口の駐輪場の方向性はこれから策定していく予定だが、かりに駅前再開発等が行われることになれば、それを契機に有料化していく、とされています。

◾️とりあえずの結論です

ただ、JR岡崎駅西口の再開発計画はいまのところありません。

いま言えることは、今後、それが持ち上がってきたさいは、かなり高い確立で民設民営の有料駐輪場になるということです。

西口の駐輪場を考えるさいは、地元の意向はもちろんのこと、駅が今後発展していく市内南部の中心であることことを考えると、駅前のスペース(とくに市有地)に限りがあるなかで、なにを優先していくのかの議論が必要です。

まずは、そのような視点からしっかりと考えていきたいと思います。

それでは、また。