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昨日に引き続き、品川区さんにお邪魔をし議会改革の取り組みについて学んできました。

本題に入る前にですが、今回はじめて知ったのですが、品川駅は品川区ではなく港区に、そして、目黒駅は目黒区にはなく品川区にあるという驚愕(当然?!)の事実でした。

ややこしいぞ、東京。笑

さて、そんな品川区ですが、実は人口だけを取り出すとほぼ岡崎市と同規模の自治体です。岡崎市も品川区も39万弱の方が住んでいます。これだけを取り出して比較することにあまり意味がないですが、それでもイメージがしやすくなるのではないでしょうか。

ただ、だからこそ、なんですが、例えば電車の乗客数みたいな数字を取り出してくるとあらためて都心部の凄まじさを認識しますね。

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品川区の乗客数の合計…もう数えるのもめんどくさいですが、1日あたり30万、40万という数字です!圧巻ですね。

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さて、前置きが長くなりましたが、議会改革を視察させて頂きました。

少し、まとめめいたものになりますが、両議会を視察させて頂き、また昨年のICT化委員会でさまざまな議会改革について視察をさせて頂いた経験を総合すると、改革のメニューとしては、情報発信、議会報告会、議会報のデザインの見直し、議員議会のICT化、など、議会改革といわれる部分の実行的なメニューはかなり出揃っているというのが正直な実感でした。

もちろん、各議会や行政との関係性、地域の実情の違いなどから細かな部分の相違はありますが、大枠は同じ方向性であると言えます。

また、課題も似ています。

情報発信の効果が見えづらい、議会報告会を双方向性にする難しさ、参加人数の確保、ICT化ではペーパーレス化が難しいこと。年齢構成が異なる議員間における情報リテラシーの違い。

つまり、手段は多様にあり、それぞれに裏表があります。

ただ、岡崎市の目的ははっきりしています。

それは議会基本条例の総則に書かれているからです。

近年の地方分権の推進により、地方公共団体の自己決定、自己責任の範囲が拡大 されてきており、議会の役割もますます重要となってきています。 そうした時代の要請にこたえていくため、議会は、市長との関係性を踏まえ、効率的で分かりやすい運営を行い、市民の皆さんの意思を反映した「開かれた議会」 を目指すとともに、積極的な政策立案も行っていかなければなりません。

今後は、皆さんの声を反映した「開かれた議会」を目指し、政策立案を行なっていくこと、この目的に見合った手段をしっかりと選び、実行していくことが大切になります。

そうなるよう、微力ながらしっかりと努めていければと思います。

最後に、視察を受け入れてくださいました、品川区議会議員様をはじめ多くの方々にあらためて感謝を申し上げます。

ありがとうございました。