平成30年度の岡崎市の当初予算案の概要を眺める企画、第5弾です。
もう、いいかげん長いとのお叱りをいただきそうですが、全部で主要事業として99があげられていますので、あと少しお付き合いください。
前回までは、こちら。
予算が発表されたので見ていこー① -平成30年度の岡崎市当初予算案-
予算が発表されたので見ていこー② -平成30年度の岡崎市当初予算案-
今回は、6の未来を拓く人を育むまちづくりです。こちらは、主に教育関係ですね。
学校教育の大きな指針である学習指導要領が改訂され、平成32年度から本格的な実施になるのですが、その移行期間である現在は、小学校での英語学習にむけた準備にあわせて、プログラミング学習なども進められています。こちらは、昨年の9月議会での一般質問でも取り上げ、前向きな答弁があったもののひとつです。
今回は、各小学校に40台、タブレット型のパソコンを導入するための予算が3,300万円ほど計上されています。
次に、やはりそろそろ小中学校の教室に空調設備を導入しなければという機運が高まってきました。こちらも昨年の9月の一般質問で取り上げたのですが、そのさいは教室の暑さについて質問をしました。
それによると、以下のような調査が普通教室で行われたことがわかりました。
5月16日より市内5校で教室の温度と暑さ指数を測定しています。
抽出校は、東西南北からそれぞれ1校ずつと中央部の1校、合計5校で測定をしております。市街地と山間地の違いも考慮し、5校のうち1校は額田地区の学校としております。6月は22日間測定し、市街地の3校で室温が30度を超えた日が1日ありました。7月は14日間測定し、30度を超えた日が、市街地4校の平均で12日、山間地では4日でした。
調査した5校の最高室温は、市街地の学校では35.9度、山間地の学校では32.4度、1階と最上階の室温の差は最大で2.8度、最小でゼロ度でした。暑さ指数については、外出時は炎天下を避け、室温の上昇に注意が必要であるとされる暑さ指数28度を超えた学校が、7月に市街地4校のうち2校ありました。そのうち1校では2日間、もう1校では11日間、28度を超えておりました。市街地の学校においても差が見られるということでした。(H29年度9月議会より一部抜粋 強調筆者)
夏の教室が熱いことは事実であり、やはり昔と比べても厳しい環境になってきていると思います。
本年度は小中学校の普通教室へエアコンをいれるための基礎調査費用として、1300万円ほど計上されています。どのような調達方法がいいのか、熱源はなにが適しているのかをしっかり調査してもらいたいところですね。
最後に、こちらは着々とすすんでいる(仮)龍北総合運動場の整備です。平成30年度は、1500万円ほどが計上されており、いよいよ設計などに移っていきます。こちらは平成32年度7月にオープン予定です。
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