6月定例会の一般質問が終わりました。

本日、7人が登壇するなかで最終番として一般質問をしてきました。当選させていただいてから12月議会に次ぐ2回目の登壇です。


席上から登壇する前にみなさんに対し一礼。
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発言は理事者の方と対峙する位置から行います。議会においては原則、議長からの指名がない限り発言は許されません。まず「議長」と挙手します。議長から「12番小田議員」と名指されてから「議長、小田」と応答し発言を許されます。
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発言を許可された後、こちらから理事者に向かい質問をしていきます。
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質問後、理事者の方が答弁をしている様子です。このやり取りを何度も繰り返し議論を展開していきます。
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…いやー緊張しないかと余裕をもっていましたが、案の定、降壇したいま胃が痛いわけです。笑

やはり、人前で言葉を吐くことはいつまでたっても慣れないわけですが、まあ、それは緊張感を持ちやっているということで自分を慰めています。



さて、内容です。

今回は大きな項目を一つだけで質問をしました。

再度、一般質問を説明すると、質問者は持ち時間50分で質問は「議員」から「執行部」に対し行うものです。内容は事前に通告すれば制限はなく、行政全般に関し予算や施策を質したり、議員側から政策を提案することが可能であり、いわゆる地方議会の「花形」とされています。

そのルールの中で今回は「公園の管理・運用・利活用」ということを中心に現行で執行部がどれほど政策を進めているのかを質問させて頂きました。

みなさんがお住いの地区にも公園があると思いますが、その公園。いままで行政はというかほとんどの自治体は維持・運営を主に考えてきたわけですが、今後は利活用を推進することが大きな方向性としてあります。

ただ、そうはいっても、簡単にはいかないもので、その仕組みづくり、または担い手づくりを行政がフォローアップしながら組織していく必要性があります。

岡崎市もそれに向けて昨年度から本格的に動いているのですが、その進捗状況などを中心に質問をしてきました。

さて、そのやり取りを書きに添付しておきますので、ぜひご高覧ください。
(執行部答弁の部分は暫定的なものであり、文責は筆者に存します)

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黒字:筆者発言
赤字:当局発言

【公園について】

 

議長のお許しを頂きましたので、通告に従い一問一答方式で質問をさせていただきます。

(1)公園の管理・運用・利活用

公園の管理・運用・利活用についてです。公園といっても大小・さまざまな大きさがあり、それにともない管理・運用・利活用の方法も変化してきます。そこで、今回は、任意団体・市民団体等による公園の管理・運用・利活用というところに視点を絞って質問をさせて頂きます。現状では任意団体・市民団体等が管理・運用・利活用するさい公園愛護会を設立し、その団体が管理していると思うのですが、あらためて愛護会の仕組み、報奨金についてお伺いをします。


公園愛護会は、1年に12回以上の美化活動を行い、活動状況についての報告書の提出をお願いしており、清掃面積等に応じて、報奨金をお支払しています。


現状、公園愛護会を設立し活動がなされている公園は市内でいくつあるのでしょうか。


平成2941日時点で、143箇所の公園で活動をしています。


143箇所の公園の内訳はどのようになっているのでしょうか。


街区公園が104箇所、近隣公園が16箇所、地区公園や緑道などが23箇所です。


愛護会が活動をしている公園は都市公園であり、なかでも街区公園が多くを占めることがわかりました。

さて、昨年、平成283月に「岡崎市緑の基本計画」が改訂されました。そのなかで重点施策の一つとして「公園運営の新たな仕組みづくり」が挙げられています。昨年6月の一般質問で川上議員から質問があった部分ですが、再度お伺いをいたします。この新たな仕組みとはどのようなものでしょうか。


平成28年3月に改訂をした「岡崎市緑の基本計画2011改訂版」の重点施策において、「緑の質」の向上を図るため、現在の公園愛護会を発展させる形で、市民がより広い範囲で公園の維持管理や運営活動に参加できる新たな仕組みとして「(仮称)公園愛護運営会」の設立を進めているものです。


ただいまの答弁で公園愛護会をヴァージョンアップしたものが、(仮称)公園愛護運営会だと認識をしたのですが、前者と後者の違いがどのようなものなのかをお伺いをいたします。


公園愛護会は、町内会、子供会、老人会など地域の方々による公園の清掃、除草等の美化活動や公園内の点検などを行う団体です。(仮称)公園愛護運営会は、美化活動のほかに地域の方々、公園を活用したい方々による花づくりや地域イベント等を行うなど、公園の維持管理や運営活動に参加できる公園愛護会を発展させた新たな枠組みです。


現状、公園利用にかんしては「ボール遊びは禁止」「花火は禁止」などの禁止事項が多く、これは多様な声を反映していくなかで仕方ない部分もあるとは推察しますが、他方で、子どもたちが自由に遊ぶことができにくいのはいかがなものかという声もあるとは思います。(仮称)公園愛護運営会が管理主体になった場合は、「禁止事項」の決定権も移譲される可能性はあるのでしょうか。


岡崎市都市公園条例にて、行為の制限や禁止事項が定められておりますが、それらの事項を遵守の上で、(仮称)公園愛護運営会が中心となっての地域による柔軟な公園運営は可能と考えています。


(2)(仮称)公園愛護運営会の具体的な取り組み


(2)(仮称)公園愛護運営会の具体的な取り組みについてです。昨年の一般質問のなかで、(仮称)公園愛護運営会について都市整備部長の方から「今年度は積極的な公園愛護活動を行っております地区をモデル地区に選定いたしまして、ヒアリングを行ってまいりたいと考えております」との答弁がありました。そこで、具体的にモデル地区はどこで、どのような取り組みをおこなってきたのでしょうか。


針崎町にあります春咲れんが公園、春咲さくら公園、春咲の丘公園の3箇所の公園をモデル地区としています。この3箇所の公園があります針崎東町町内会にご協力をいただき、町内会役員、地域の有志の方々、市職員等が参加し、昨年度より継続的にヒアリングを踏まえたミーティングを月1回程度、主に平日夜に開催しています。ミーティングでは、それぞれの公園の目指すべき姿を議論し、それに向けての活動を進め、課題の点検や評価等を行いながら、(仮称)公園愛護運営会の設立を目指しています。


モデル地区はどのような条件で選定されたのでしょうか。


公園愛護会から提出を頂く活動報告書において、熱心に活動を頂いている公園のうち、公園の面積等の規模、公園の機能、地元役員のご了解等により選定をしました。


モデル地区における具体的な取り組みは、どのようなものが行われたのでしょうか。


例えば、春咲の丘公園では、花と緑であふれる公園づくりを目標に掲げ、地域住民を中心に花と緑のガーデナー養成講座を企画し、受講生を募り、同公園内で土曜日の午前に4回講座を行いました。講座で作られた寄せ植えプランターは、そのまま公園内に設置し、水やり等の管理を受講生の方々が行っています。


(3)今後の取り組み


今後の取り組みについてです。「緑の基本計画」によると平成28年度までに「公園運営の新たな仕組みに関わる基本方針(理念・枠組み)の策定」とありますが、現在の進捗状況をお伺いいたします。


モデル地区でのミーティングにおいて、枠組み(案)を提示し議論をしていただいており、議論を踏まえて、より実効性の高い枠組みにするための深化を進めているところです。


公園を住民が管理する、または利活用をはかっていくことは住民サービスの向上を図るとともに、経費の削減が目的として挙げられます。加えて、地域コミュニティの熟成にも寄与すると考えれるが、市としての見解をお伺いいたします。


行政サイドの平準化された維持管理方針では公園の利用に制限が多くなっている現状に対して、市民ニーズの多様化、少子高齢化等の社会情勢の変化や限られた予算等を考慮すると、地域の実情に合わせた公園の維持管理や地域主導の活用が求められています。また、地域コミュニティの醸成、公共施設への愛護心の寄与等の観点からも、地域住民が主役となり、「地域の庭」として、積極的に活動をしていただくことが重要と考えています。


(仮称)公園愛護運営会により公園の管理費の削減が生まれるかについてのご見解をお伺いします。


(仮称)公園愛護運営会の活動内容にもよりますが、例えば、低木剪定、遊具塗装を活動内容として決定した場合、市から発注する業者委託分が減少するため、管理費の削減も可能と考えています。


他都市の先行事例などを鑑みると、街区公園が(仮称)公園愛護運営会に適した規模と考えられるますが、市としての見解をお伺いします。


様々な公園において(仮称)公園愛護運営会が結成され、活動が行われる事を目標としていますが、現在の公園愛護会は、街区公園において、町内会を主体としたメンバーによって構成される例が多いため、街区公園において、公園愛護会を発展させた(仮称)公園愛護運営会が結成される例が多くなると考えています。


広島市では街区公園を指定管理者として制定する枠組みがありますが、岡崎市ではNPO等が街区公園など身近な公園を指定管理者が管理するケースも想定されているのでしょうか。


(仮称)公園愛護運営会の担い手として、NPO等も可能だと考えています。


いま現在、公園緑地課さんの方でこの取り組みを推進するために、どれくらいの予算を付け、どれくらいの人員体制で行っているのかをお伺いします。


平成29年度予算では、仕組みの策定を進めるための業務委託費が3,000千円を計上しています。また、(仮称)公園愛護運営会設立に向けての業務専属の職員はおりませんが、地元のミーティングや活動への職員の参加、イベント準備の応援など1~3名程度の職員で対応をしております。


今後の目標についてお伺いをいたします。


市内各所において、(仮称)公園愛護運営会が結成され活動が行われることを最終目標としていますが、「緑の基本計画」に記載のとおり、平成32年度に10か所の公園において活動が行われることを当面の目標としています。


今現在で3か所であり、目標年度の32年度までは残り3年強ですが、予算、人員だけを鑑みると達成に向け厳しいのではないかとも思いますが、それについてのご見解をお伺いします。


限られた予算、限られた人員ですが、目標達成に向けて、鋭意、当該事業を進めて参ります。


ぜひ、よろしくお願いいたします。
身近な公園である街区公園の管理・運営・利活用においては公園の維持管理費の削減という角度から政策の推進が語られることが多いものです。たしかにその観点は重要ではあるとおもいます。

しかしながら、愛護会で活動されている方たちにお話を伺うと、夏場における公園の草刈りの大変さや、トイレの清掃という部分ではたいへんな苦慮をされていることがわかります。公園の規模や活動の回数など、一概には言えないのですが、やはり運営会に移行しても市における清掃や活動に対するフォローアップは当然必要になってくることが推察されます。

となると、やはり維持費の削減、それだけを追求するのは難しい面があるわけです。そこで、この定量的な側面以外にも、定性的な側面、いわゆる身近な公園の管理・運営・利活用を通して、地域の紐帯の再構築という側に力点を置いてぜひ施策を推進していって頂きたいと思います。

「目」が行き届いたコミュニティの形成による防犯効果、大災害が発生したさいにおける共助の強化、その後に続く復興時における迅速な対応、また、子どもたちが親以外のさまざまな価値観を持つ大人に出会うことができる地域における教育上のプラスの効果など、地域の紐帯が生み出す多くの定性的な効果は様々なところで指摘されている事実です。

ぜひ、その側面の効果に重心を置いていただきながら、さらなる推進をお願いしたいと思います。そこで、再度、目標達成にたいする熱意をお伺いし、私からの一般質問を終えたいと思います。


議員ご指摘の通り、当該事業の主目的である公園利活用以外にも、公園を核としたコミュニティの醸成にも寄与でき、地域の安全安心、魅力向上にも繋がると考えております。前述の通り、緑の基本計画の重点施策の1つであり、モデル地区の方々をはじめとした地域の皆様の熱い思いもありますので、これに最大限応えるべく、引き続き、全力を尽くして参ります。