息子(名は一徹)が一歳になりました。

はやいもので昨年、5月17日に生まれた息子がはや一歳です。父として何かしてあげることができたのかはなはだ疑問ですが、「親(父)はなくても子は育つ」ですね。

一年前を振り返れば、選挙まで残り5カ月でした。

あの頃は、当選に向けなにかバタバタもがいていたのですが、まるで雲をも掴むような状態で、いま自分がどこらへんにいて、今後どのように選挙を迎えればいいのか、結構(というか、だいぶ)不安だったのを覚えています。

そんな折に、里帰り出産で帰省していた妻から電話があり、急いで電車に飛び乗り、鳥取の産婦人科に駆けつけました。ただ、鳥取…(電車を乗り継ぎ5時間ほどでした…)。到着したころには息子はすでに他の乳児達とすやすやと眠っていました。

産まれたばかりの一徹を抱きかかえ、妻と一通り話しをした後は、まあ、やることもなく、妻も疲れていたので、その夜はこっそりと病院を抜け出し鳥取の街をぶらぶらと歩きました。その時のことは鮮明に覚えているのですが、久しぶりに都会の喧騒に紛れ、ふらっとくぐったお寿司屋さんで日本海の魚介類に舌鼓を打ち、大衆浴場で汗を流し、なんだか、久しぶりにぐっすり眠ることができた感触があります。

一徹が大人になったらお礼でも言おうかと思っています。

取り留めもない話ですが、備忘録として。

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写真1 息子