こんばんは。

岡崎市議会議員の小田たかゆきです。



年の瀬も迫る土日は飲み会も多く、
たいしてお酒が強くない者としては
なかなかな季節であったりするのですが、
それでも、「呼ばれるうちが花」と思い、
ひょいひょいと行くわけです。笑


さて、今日はたいした話ではないのですが、
最近読んだ「地方創生大全」について書きます。


地方創生大全
木下 斉
東洋経済新報社
2016-10-07



「地域活性化」や「街づくり」という名のもとに
多額の予算を付けてきたにもかかわらず
地方の衰退を留めることができないのは、
補助金という仕組みがもつ構造上の
欠陥が原因だと筆者は睨んでいます。

補助金による事業は「商い」とは異なり、
儲けることを追及するのではなく
「公共性」や「市民の福利」を
目的としたものとなり、「お金」とは
異なる物差しによる数値目標により
事業が進められていきます。

さらに、
活性化事業は「地域特産品」や
「ゆるキャラ」に象徴される全国で
画一的な事業が行われ金太郎飴の
ようになるか、
はたまた、「コンサル」が地域特殊的な
「町おこし」の成功事例を安易に一般化した
ものを行政に売り込み、その結果、
無責任な事業が展開されるのが
関の山だと踏んでいるわけで、
なかなか耳が痛い話しばかりです。

そこで、著者は補助金による
オーバースペックで一過性の事業を
興すのではなく、小さな資本でも
持続的に利益が上がる事業が
成り立つ環境、人材、商品を
育てる仕組みの整備が、地域創生に
おいて求められる
ことだと提案しています。

端的にいかに「稼ぐ」か。

それが唯一とはいわないまでも
「地域活性化」における最良の
処方箋であると指摘しています。

街に、地方に、中山間地に
目をぎらつかせた「アニマルスピリット」を
持つ若者、企業家を呼び込み、
彼、彼女らが少額でも持続的に
商いをしていくことで雇用を生み出し、
それが町に人を呼び込み、
その循環により空き家が埋まり、
地価が上がり、交流人口が増える。
他方で、それは行政にとり市民税、所得税、
固定資産税などの増収となり、
持続的な市政のかじ取りが可能に
なることを指すことになります。

説得力ありますね。

殊、活性化事業においてと
断っておけばですが。

ぜひ、ご興味ある方は手に取って
頂ければと思います。

今週はいよいよ12月定例会が
閉会となります。

張り切っていきます。

では。